来島海峡SAでリニューアルオープンイベントが開催されました
2019年3月16日(土)から3月18日(月)の3日間、来島海峡サービスエリアのリニューアルオープンイベントが開催されました。
【オープニングセレモニー】
3月16日(土)の9時から来賓に越智今治市副市長をお迎えし、記念のセレモニーを行いました。テープカットとくす玉割りには瀬戸内しまなみ大使や地元の園児にもお手伝いいただき、和やかな雰囲気の中リニューアルオープンがスタートしました。
オープニングセレモニーの後は、2階に新たに設置した「しまなみ・かいゆうトピア」のオープニングイベントを実施しましたが、若干手狭なスペースに多くの人が押し寄せる結果となりました。
【ステージイベント】
サービス棟で実施されたオープニングセレモニーなどのあとは、屋外のステージで様々なイベントを開催し、お客様にお楽しみいただきました。
最初に、くす玉を割ってくれた園児達による組み体操や歌の披露がありました。
そして、ステージイベントの目玉となる餅まきを行いました。当日のイベントについては、ホームページを始めとして、ポスターやチラシで事前に周知させていただきましたが、問い合わせが多かったのは餅まきの開始時間でした。
当日の開催順とは不同になりますが、イベントの種類毎に状況を紹介します。
[郷土芸能]
○一人角力
稲の精霊(神様)と一力山(いちりきざん)(力士)が相撲をとる神事です。人間の目には「一力山」の姿が見えるだけで、相手の精霊が目に映らないところから呼ばれるようになりました。
また、稲の精霊(霊(ひ))と取り組むところから起こった「ひとり」相撲に本源があるとも言われています。土俵上でのユーモラスな動きの中にも古い伝統が息づいていて、祭事として連綿として今日まで伝えられ、全国にその類例を見ない極めて珍しい神事であり、貴重な民族行事でもあり、昭和39年(1964)3月26日、愛媛県無形民俗文化財に指定されています。
過去のブログでも紹介しています。(https://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=6212)
○水軍太鼓
大島を拠点に市内外で活動されている「能島水軍太鼓保存会」は、結成30年を超えて活動されており、今回、来島海峡サービスエリアのリニューアルオープンにあたり、「祝奉太鼓(しゅくほうだいこ)」としまなみ海道をテーマにした「海の豊饒(ほうじょう)」を披露していただきました。
また、愛媛県立伯方高等学校郷土芸能部の皆さんからも水軍太鼓を披露していただきました。当日披露されたのは「天狗(てんぐ)太鼓」と呼ばれ、地元の喜多浦八幡神社に伝わるものを同校が独自にアレンジした伝統の演目となっていました。
[ブラスバンド演奏]
今回のリニューアルイベントには、愛媛県立今治北高等学校、愛媛県立今治西高等学校、愛媛県立今治南高等学校、愛媛県立弓削高等学校(五十音順)の4校に参加いただきました。

今治西高校

弓削高校

今治北・今治南合同演奏
特に圧巻だったのは、2日目の今治北高校と今治南高校の合同演奏でした。総勢は50名を越えており、短い練習時間だったと思われますが、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
[ダンスステージ]
ダンスステージには、伝統的なフラダンスと地元で活躍するダンスチームが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。

フラダンス

あけびJPEスタジオ
[音楽ステージ]
音楽ステージとしては、ヴァイオリン演奏、ジャズバンド、ゴスペルグループがパフォーマンスを披露してくれました。

ヴァイオリン演奏

ジャズバンド

ゴスペルグループ
[大道芸]
地元で活躍する大道芸人の「むっしゅみの吉」さんによるパフォーマンスに、会場は笑いで溢れていました。
[交通安全キャンペーン]
リニューアルオープンイベントで沢山のお客様がサービスエリアを訪れてくれるため、愛媛県警と合同で交通安全キャンペーンを実施しました。いつもの交通安全キャンペーンでは白バイが人気ですが、今回は子供用のヘルメットと制服を準備した道路パトロールカーが大人気となっていました。
[その他]
ステージイベントの他に、サービス棟では次の様な取り組みを3日間にわたり行いました。
・売店ご利用のお客様、各日先着100名様にレジにて粗品をプレゼント
・売店の指定商品を2割引販売
・フードコートにて特別メニュー(小鉢1品プレゼント)
・望遠鏡を無料開放
・インフォメーションで、各日、午前(11:30~)・午後(3:30~)に先着50名様へ粗品をプレゼント
屋外イベントを実施した土日の2日間は雨こそ降らなかったものの、少し風が強く肌寒い天候だったため、出演者の皆さんはパフォーマンスの実施には大変苦労されたと思います。イベントに参加していただいた方々にこの場をお借りして感謝いたします。