大三島大山祇神社の抜穂祭で一人角力
以前のブログでも「大山祇神社抜穂祭」
( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=897 )
を紹介していますが、今年も大三島大山祇神社の抜穂祭に行き、一人角力を見てきました。
大山祇神社では春の御田植祭、秋の抜穂祭で一人角力の奉納がされています。
10月28日は台風22号の影響であいにくの雨模様、大三島に着き道の駅に立ち寄って景色を眺めましたが多々羅大橋も雨にけぶり、生口島にも雲がかかっています。
せっかく道の駅に寄ったので、今の季節の柑橘、大三島産の極早生みかんを買いました。
大山祇神社には祭典の開始時刻前に着くことができました。
開始までの時間にひとまず参拝をすませることとしました。
しばらくすると、本日の祭典の主役である抜穂乙女、田男、一力山が拝殿へと入っていき祝詞があげられました。
その後、三基の御神輿も拝殿から現れ、齋田祭場である御桟敷殿へと向かいます。
祭場では、祭司が穂を刈る鎌にお祈りをし、抜穂乙女に鎌が手渡されました。
雨が降っているため抜穂乙女は雨合羽を着ていますが、雨が降っていなければ美しい衣装が見られたので残念です。
抜穂乙女が齋田に入り稲を収穫し奉納します。
祭主が祝詞をあげたのち、一力山と行事が土俵に入り、一人角力が行われました。
一人角力は、稲の精霊と一力山が3本勝負を行うもので、御田植祭で稲の精霊が勝つとその年は豊作になるとされ、秋の抜穂祭では収穫を感謝するために取組をするといわれています。皆が見守る中で、稲の精霊と一力山が力くらべを行い、白熱の取組の結果、稲の精霊の大技が決まり2勝1敗で稲の精霊が勝利を収めました。
お祭りの後に参道の方に行ってみたところ、
大三島参道マーケット( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=3286) 、
しまカラFACTORY 2017( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5328)でも紹介してきた猪骨ラーメンのお店が出店間近の様子でした。
自治体が行うガバメントクラウドファンディングで『イノシシを使った「猪骨ラーメン専門店」を開業して、しまなみの獣害対策&新名物誕生を!』 ( https://www.furusato-tax.jp/gcf/188 ) として開店資金の一部を募り、取組に共感する多くの方々から応援を受け無事目標金額に達したようです。大三島に行く楽しみが増えるので開店が待ち遠しいです。