2020年03月30日
本州四国連絡高速道路株式会社
2020年03月30日
本州四国連絡高速道路株式会社
JB本四高速は、瀬戸内のアートの魅力を発信するため、せとうち美術館ネットワーク事業を実施しています。
4月より、香雪美術館、ベネッセアートサイト直島の4施設、山口県立美術館及び大分市美術館の計7施設が加わり、全79施設に拡大します。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休館中の施設などもあります。美術館の開館状況を各施設のホームページでご確認の上、お出かけください。
香雪美術館は、朝日新聞社の創業者 村山龍平が収集した日本、東洋の古美術コレクションなどを収蔵する美術館として、昭和48年(1973)に開館。重要文化財19点、重要美術品23点を筆頭とする所蔵品は、仏教美術、書跡、近世絵画から茶道具、漆工芸、武具に至るまで、幅広く各ジャンルを網羅しています。
(所在地:兵庫県神戸市)
写真:阿野太一
犬島精錬所美術館は、「在るものを活かし、無いものを創る」という考えの下、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。日本の近代化に警鐘を鳴らした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典の作品が設置されています。循環型社会をテーマに、既存の煙突やカラミ煉瓦、自然エネルギーを活用し、また植物を利用した水質浄化システムを導入した建築は、三分一博志の設計です。
(所在地:岡山県岡山市)
写真:藤塚光政
地中美術館は、「自然と人間との関係を考える場所」として、2004年に開館しました。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう美術館の大半が地下に埋設され、館内にクロー ド・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を恒久設置しています。設計は安藤忠雄が手掛け、地下でありながら自然光が降り注ぎ、一日を通して、また四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わります。
(所在地:香川県香川郡)
写真:山本糾
ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、1992年に開館した美術館とホテルが一体となった施設です。大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、安藤忠雄の設計です。収蔵作品の展示に加え、アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワークが恒久設置されています。
(所在地:香川県香川郡)
内藤礼「母型」2010年
写真:鈴木研一
豊島美術館は、瀬戸内海を望む豊島の小高い丘に佇む、アーティスト 内藤礼と建築家 西沢立衛による美術館です。水滴のような形をした建物は、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と呼応する有機的な空間を創出しています。一日を通して「泉」が誕生し、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。
(所在地:香川県小豆郡)
山口県立美術館は、県ゆかりの作家の作品を中心に収蔵している美術館です。畳敷きの展示室では、雪舟や雲谷派の作品をはじめとする日本美術を紹介しています。香月泰男の「シベリア・シリーズ」、戦後日本を代表する写真家のオリジナルプリン トなど、テーマごとに企画するコレクション展でお楽しみいただけます。このほか、幅広いジャンルの特別展を開催しています。
(所在地:山口県山口市)
大分市美術館は、緑豊かな上野丘子どものもり公園内にあり、「たのしんで・みて・まなぶ」美術館として誰もが気軽に美術を楽しめる場と機会を提供しています。コレクション展では、田能村竹田をはじめとする豊後南画、日本画家の福田平八郎や髙山辰雄、洋画家の佐藤敬といった、大分出身・ゆかりの作家の作品を見ることができます。
(所在地:大分県大分市)
「せとうち美術館ネットワーク」の詳細はこちら
〒651-0088
神戸市中央区小野柄通4-1-22 アーバンエース三宮ビル
本州四国連絡高速道路㈱ 利用促進・お客様サービス部
せとうち美術館ネットワーク事務局
電話番号 078-291-1077(平日 9:00~17:30)