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来島海峡急流観潮船に乗ってきました。

夏休みにおすすめ!迫力満点の来島海峡急流体験に行ってきました。
来島海峡は、鳴門海峡・関門海峡と並ぶ日本三大急潮流の一つです。今回はクルーズで来島海峡を満喫してみました。

観潮船の受付

観潮船の受付

来島海峡大橋のたもとにある大島の道の駅「よしうみいきいき館」で受付を済ませ、隣接する下田水港(しただみこう)から出発です。出航時間の20分前までに受付を済ませておく必要があります。

来島海峡大橋

来島海峡大橋

こちらを運営されている会社のホームページによると「潮流等により毎日運航時間が変わりますので、事前にお問い合せ下さい。」とのことだったので、前日に電話で確認してから伺いました。一日に5便ほど運行されていているようです。船内に備え付けられているライフジャケットを着用していざ出航です。

来島海峡大橋のアンカレイジのすぐ近くを通過し、来島海峡大橋や周辺の島の特徴などをガイドさんが詳しく説明してくれました。

来島海峡大橋を通過する大型船に遭遇しました。来島海峡は、九州と関西を結ぶ瀬戸内海の真ん中に位置する交通の要衝です。さまざまな船が行き交う来島海峡。観潮船ではこのような船を間近でみるチャンスもあります。

続いて、造船所の集まっている波止浜港(はしはまこう)付近へ・・・

波止浜港

波止浜港

進水式を終えたばかりのタンカーを間近で見ることができました。

進水式を終えたばかりの大型タンカー

進水式を終えたばかりの大型タンカー

潮風が心地良い約50分のクルーズでした。
大潮の時には、直径10m以上の「八幡渦」と呼ばれるうず潮がいくつも発生することもあるそうです。
今回は大きなうず潮を見ることはできませんでしたが、急潮体験は迫力もあり見どころ満載でした。本四高速で発行している情報誌「瀬戸マーレ」の裏表紙にはお得な割引クーポン券がついています。来島海峡急流体験も割引対象になっていますので、「瀬戸マーレ」を持ってお出かけされてはいかがでしょうか?

観潮船乗り場

観潮船乗り場

 

大島を後にして伯方島にある開山公園(ひらきやまこうえん)へ向かいました。
こちらの公園は、頂上の展望台から伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋などが一望できます。
桜の名所で春には1000本の桜で山頂がおおわれるそうです。この日は快晴で、橋はもちろん遠くの島まできれいに見ることができました。

多々羅大橋

多々羅大橋

大三島橋

大三島橋

伯方・大島大橋

伯方・大島大橋

しまなみ海道沿いには、開山公園のように瀬戸内海を一望できる展望スポットがたくさんあります。
その中でも大島の亀老山展望公園は、世界最大旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の【行ってよかった!日本の展望スポット2016】に初ランクインしたそうです。こちらの展望台の設計は、建築家・隈 研吾氏によるもので、景色はもちろん展望台も魅力のひとつとなっています。お気に入りの展望スポットを見つけるドライブに出かけたくなりました。

観潮船から見た来島海峡大橋

観潮船から見た来島海峡大橋

 

30年ぶりに岩子島を訪れました

入社したころ因島大橋の建設工事の真っ最中でした。尾道の独身寮に住んでいたので、休日には、釣りや夏には海水浴にもよく行きました。当時(今もそうなのかもしれませんが)、尾道から海水浴に行くには、向島町(当時)にある海水浴場が、近場で便利でした。その中でも、最もお気に入りが岩子島(いわしじま)の海水浴場でした。

先週、向島へ行く機会があったので、久しぶりに岩子島を訪ねてみました。

向島ICから国道317号を津部田地区に向かって走ると、海岸線に出ます。ここから因島大橋ができる前に、向島と因島を結ぶフェリー乗降場がありました。そこから少し北側に向島と岩子島を隔てる御幸(みゆき)瀬戸という細い水道を渡る向島大橋が架かっていて、岩子島には気軽に渡れます。30年前にはランガー橋が1本でしたが、いつの間にか南側にもう1本並んでトラス橋がかかっています。こちらは、歩道として使われているようです。

岩子島側から見た向島大橋

岩子島側から見た向島大橋

 

岩子島の名称は、昔はイワシがよく回遊してきたので、鰯島というところからきているようです。また、尾道水道の西端(岩子島の北西側)には、大鯨島、小鯨島という無人島があり、鯨が回遊してきたことから名づけられたそうです。そういえば、建設中の因島大橋の上から、スナメリが泳いでいるのを見たことがあります。

岩子島は、日本有数のわけぎ(ねぎの仲間)の産地です。ねぎよりも栄養価が高く、ヌタや卵とじにして食べると美味です。この日も、青々と育った畑が見られました。

わけぎ畑

わけぎ畑

 

島の南側の海岸線を走っていくと、因島大橋が見えてきます。真横から眺められるスポットです。因島大橋は3径間の吊橋ですが、側径間と中央径間のバランスがよく、本四連絡橋の中でも最も美しい吊橋だと思います。

岩子島から見た因島大橋

岩子島から見た因島大橋

 

さらに海岸沿いを走っていくと、島の西側にある砂浜に辿り着きます。ここが岩子島海水浴場です。訪れたのは7月上旬なので、誰もおらず海の家も開いていなかったのですが、夏休みには、大勢のカッパたちで賑わうのでしょう。なお、海岸線沿いにも小さな砂浜が何か所かあり、そこでは小さな子連れのお母さんが水遊びをしていました。

岩子島海水浴場

岩子島海水浴場

 

海水浴場の隣には、浜辺に鳥居が立っている厳島神社があります。安芸の宮島のミニ版と言っては失礼ですが、似た趣の神社です。海の中にも灯篭が立っています。

厳島神社の鳥居(満潮時には海の中に立つのでしょう)

厳島神社の鳥居(満潮時には海の中に立つのでしょう)

 

海の中に灯篭と手水の水盤があります

海の中に灯篭と手水の水盤があります

拝殿は閉じられていて、さい銭箱もありませんでした。軒下になぜか赤穂浪士の絵がかけられていました。よく見ていくと、大石内蔵助も見つけました。

拝殿の軒下に赤穂浪士の額

拝殿の軒下に赤穂浪士の額

 

大石内蔵助の絵

大石内蔵助の絵

 

更に回りこむと本殿がありました。

厳島神社の本殿

厳島神社の本殿

 

拝殿の横には、岩子島管弦祭のポスターが貼ってありました。夜に管弦船を浮かべる、宮島で有名な祭りですが、ここでもあるんですね。去年のもののようですが、今年もあるのでしょうか?調べてみたら、今年は7月31日の日曜日にあるようです。

http://www.ononavi.jp/sightseeing/calendar/detail.html?detail_id=997&ym=201607

 

30年ぶりに岩子島を訪れました10

 

この神社の付近では、「男たちの大和/YAMATO」の映画ロケが行われ、蒼井優さんが訪れています。またこの映画では、日立造船向島西工場跡地に大和の原寸大ロケセットが制作され、ロケ終了後に一般公開され大人気となりました。その一部は、その後呉市にあるヤマトミュージアムに寄贈され、現在も見られるそうです。

呉市にある大和ミュージアム(過去の写真です)

呉市にある大和ミュージアム(過去の写真です)

 

尾道市は、大林宣彦映画監督の出身地でもあり、映画誘致に力をいれていることから、岩子島でも何本か撮影されているようです。私の記憶では、映画「ふたり」で石田ひかりさんが駅伝競走で向島大橋を走っていたシーンがあったと思います。

 

30年ぶりに岩子島を訪れて、ほとんど何も変わっておらず、とても懐かしい気持ちになりました。

 

 

真田十勇士 猿飛佐助のふるさと今治

猿飛佐助をご存知ですか?

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猿飛佐助は真田幸村を支える真田十勇士の一人で忍術の達人です。小説、映画、ドラマ、漫画にアニメといろんな作者の作品に登場し活躍しているので実際にモデルになる人がいたのかと思っていましたが、彼は創作上の架空の人物なのでした。

 

今治市に電車や高速バスできて今治駅に到着すると駅前に雲に乗った猿飛佐助の像を見かけます。なぜだろうと思うかたも多いと思います。銅像の銘板にいわれが書かれています。

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これが気になっていたので調べてみました。

 

明治から大正にかけて講談師のお話が速記され講談本の形で出版されはじめ大衆娯楽の形が変わりつつある時代、今治市出身の山田一族が速記による講談本のスタイルを超え、雪花散人という共同ペンネームで講談のノベライズへと取り組みを始めました。作品の量産の過程で新たなキャラクターを生み出し、それまで忍術は石川五右衛門のような悪者が使うというイメージだったものを、正義の忍者猿飛佐助という主人公によるエンターテイメント性の高い作品を作り出したのです。猿飛佐助の名前は山田阿鉄(おてつ)が故郷愛媛の石鎚山系にある猿飛橋の名から取ったとされています。

 

猿飛佐助が忍術を使い飛び、幻術を使い突然消え、お城に忍び込んだり、大男を投げ飛ばしたりと荒唐無稽で無邪気な活躍は今読んでも痛快です。猿飛佐助がこの世に最初に登場したお話、立川(たつかわ)文庫第40編「真田三勇士忍術名人 猿飛佐助」を今治市立図書館の電子図書館で読むことが出来ます。( https://www.d-library.jp/bari/g0101/top/ )読んでいるうちにページが突然飛び話が見えなくなったので自分も幻術にあったかと思いましたが、初版本の乱調もそのままに電子書籍化されているとのこと。後ろのページを探して全部通して読むことができました。

 

今治市立中央図書館の郷土資料には関連文献がたくさんあり猿飛佐助を生み出した歴史を知ることができます。この創作集団の最後の一人であった池田蘭子が一家が創作集団となった数奇な運命を「女紋(おんなもん)」という作品として残しています。この本を今治市立中央図書館で借りて読みましたが、作者自身も立川文庫の執筆陣の一人でもあり、この家族の伝記も当時の今治や大阪の様子が目に浮かぶ様な描写で、登場人物が生き生きと活躍し立川文庫が大ヒットに至る展開にと終わりまで読む手を止めさせないものでした。

 

今治市立中央図書館ではこれらの資料を各種所蔵していて、猿飛佐助が登場するいろんな作品も集められ読むことができます。また、特に珍しいものについては2階のフロアで常設展示をしています。IMG_5523

館内撮影許可を頂き撮った写真です

館内撮影許可を頂き撮った写真です

 

展示コーナーでは立川文庫の現物と執筆グループの山田阿鉄、池田蘭子の写真などを見ることができます。

 

駅前の銅像の銘板には今治市内の観音禅寺(観音寺)に山田阿鉄の遺骨が葬られているとの記載があるので、ここにも行ってみました。

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お寺の門をくぐるとここにも猿飛佐助像が見えます。

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佐助像はせんとくんの作者の籔内佐斗司(やぶうちさとし)氏によるものです。

境内には籔内佐斗司氏の作品がほかにも数体飾られています。

塞の力神

塞の力神

 

山田阿鉄の遺骨が葬られているというお墓はお寺の裏にありました。

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当時はキャラクターの権利等おおらかな時代だったのでしょうか、猿飛佐助は架空の人物ですが、作者の手を離れ様々なお話しに登場し活躍をしてきたことで実在の人物以上の存在感を持ち時代を超え多くの人に親しまれたスーパーヒーローとして生き続けています。

 

真田幸村(信繁)を題材にした今年の大河ドラマ「真田丸」でも佐助は登場、今年の9月には「真田十勇士」の新作映画も控えていて猿飛佐助はさらに注目を集めそうです。

 

今治に来た時には銅像を見て猿飛佐助が石鎚山を飛び回る姿を想像してみてください。

 

 

「いんのしマルシェ」(尾道市因島のグルメイベント)

5月7日(土)に開催された「いんのしマルシェ」に行ってきました。

去年も参加して楽しく美味しいイベントだったので今年も楽しみにしていました。

「いんのしマルシェ」は年に一回開かれる、おいしいグルメや手作り雑貨、因島で育てられた柑橘や野菜などのお店などが出る青空市で、今回で3回目を迎えます。今年は、因島フラワーセンターで「おのみち因島除虫菊まつり」と合わせて開催されました。

 

まずは「しまなみ海道」の因島北インターチェンジで降りて朝ご飯です。出発前に「いんのしまグルメマップ」で朝早くからやっているお店を調べて行きました。

生口橋の近くにあるお店で、開店からたくさんのお客さんが入っていて驚きましたが、地元の方に愛されているお店なんだなと思いました。サイクルオアシスの登録もされているお店で、「しまなみ縦走」の完走証としてもらえる今治タオルなど自転車関連品もたくさん飾ってあり、サイクリストが喜ぶお店だと思います。

なお、「いんのしまグルメマップ」とは、因島のグルメ・お土産・宿泊施設などの地域情報をまとめたA5サイズの冊子型マップで、尾道市内外の観光案内所や各掲載店舗、因島観光協会、因島総合支所、因島商工会議所など様々な場所で配布されています

生口橋たもとのお店とトッピングがハートマークのヨーグルト

生口橋たもとのお店とトッピングがハートマークのヨーグルト

 

朝食を終え、「いんのしマルシェ」が開かれている因島フラワーセンターへ向かいました。

会場の「因島フラワーセンター」

会場の「因島フラワーセンター」

開場すぐでもお客さんがたくさんで賑わっていました。去年は因島大橋記念公園で開催され25店舗くらいの出店でしたが、今年は因島フラワーセンターで40店舗を超える店数に増えていました。因島フラワーセンターは駐車場がたくさん有り、芝生も手入れされていて、とても綺麗でした。

お店に並ぶお客さん達とパンの出店

お店に並ぶお客さん達とパンの出店(右端に見える冊子が「いんのしまグルメマップ」)

昼になるとますますお客さんが増えてきました。

くつろぐお客さん達と除虫菊がきれいな会場

くつろぐお客さん達と除虫菊がきれいな会場

お昼はインドカレーを食べたいと思いカレー屋さんに並びました。すぐに売り切れてしまうほど人気でした。

マイルドなインドカレー

マイルドなインドカレー

おやつは可愛いクッキーを食べました。

会場内では子供も喜んで遊んでいたり、昼寝したりでゆったりくつろいでいました。

ねずみの手作りクッキーと絵描きに夢中な子供達

ねずみの手作りクッキーと絵描きに夢中な子供達

自転車で来るお客さん達もいました。フラワーセンターの中まで持ち込めて、スタンドもありました。

会場内の自転車スタンド

会場内の自転車スタンド

 

仕事では良く行く因島ですが、このイベントで面白いお店をたくさん見つけたので、これからも因島観光しに行ってグルメも楽しもうと思います。

「いんのしマルシェ」の後に「いんのしまグルメマップ」でシールラリーに回りました。お菓子をお土産に買い、ラーメンを食べてシールラリー完成しました。

因島を満喫できた1日でした。

「いんのしまグルメマップ」のシールラリー

「いんのしまグルメマップ」のシールラリー

「いんのしまグルメマップ」ではシールラリー実施中です。

「いんのしまグルメマップ」は、こちら→

 

大三島の藤まつり

大山祗神社の近くの藤公園で5月3日に行われた藤まつりに行ってきました。

 

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まつり開会挨拶の後、上浦の「海道夢太鼓」により「族」と「海の豊穣」の演奏がありました。しまなみ海道全通時に瀬戸内海をイメージし作曲家林 英哲氏により作られた「海の豊穣」はいろんな団体で演奏されていますが、それぞれの持ち味があるようでまた違った魅力がありました。

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藤公園の藤棚はちょうど見頃、多くの人が記念写真を撮っていました。

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藤公園には、瀬戸内のジャンヌダルク鶴姫の像があります。最近は村上海賊の娘が注目されていますが、鶴姫の悲恋のお話も忘れられません。あちこちにあるポーズの異なる鶴姫像を見かけるとお話のシーンが思い出されます。

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たくさんの露店が出ていましたが、イベントでしか味わえないのではと思い、魔法のジューサーによる生搾りミックスジュース(せとか・なつみ・甘夏・きよみ・デコポン・はるか)と大三島そだちひらめバーガーをいただきました。
地元産の贅沢な素材を使ったもので、どちらも想像した通りの美味しさで大満足でした。

生搾りミックスジュース

生搾りミックスジュース

 

ひらめバーガー

ひらめバーガー

 

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