『春の足音がすぐそこに♪♪♪』
例年ならあちらこちらで河津桜(カワヅザクラ)が咲いている時期ですが、今年は寒波の影響のせいか?開花がいつもより遅いようです。
が、春を待ちきれず河津桜(早咲き桜)の梯子巡りをしてきました。
河津桜とは、静岡県賀茂郡河津町にある原木が発祥で、ここから全国各地に河津桜が移植されたそうです。
河津桜の特徴は、一般的な「ソメイヨシノ」のような薄いピンクよりも色が濃く、淡紅色のような色で花びらも少し大きめです。
さらに何と言っても早咲きで、一ヶ月以上もの長い間、開花が見られることです。
その年の気候によって多少前後するようですが、1月下旬~3月上旬頃が見頃みたいです。
一気に咲いて一瞬で散ってしまう!ソメイヨシノは一瞬を見逃せない儚さが魅力的ですが、河津桜のように一ヶ月以上も観賞出来る桜は、何度でもお花見が出来て私にとっては嬉しい限りです。
まず初めに「野間馬ハイランド」にLet’s Go!
こちらは昨年野間馬ハイランドに伺ったときに、年々開花が早くなっており1月20日前後が見頃だと聞いていましたが(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5781)、今年は昨年の年末頃から咲き始め寒波の影響で数日間開花が遅れたものの、1月25日頃が見頃だったそうです。
私が訪れた日は天気が良く、まだ河津桜が満開で桜の匂いに誘われてメジロ達が楽しそうに囀り飛び回っていました♫
次に「大角海浜公園」にLet’s Go!
こちらは海岸に近いせいか一分咲き程度でした。
展望台からは遠くに来島海峡大橋も見えて、河津桜からの来島海峡大橋の眺めは絶景でした。
河津桜が満開になるとすばらしい景色だと思います。
河津桜の他、今の時期は可憐な白い水仙が一面に咲き乱れて圧巻でした。
こちらは11月頃には黄色い「ツワブキ」の花も一面に咲いてるそうですよ。
さすが造船の町、大型船のスクリューのモニュメントが飾られていました。
最後に「サンライズ糸山」にLet’s Go!
こちらは昨年同様まだ造成工事の途中でした。
昨年のサンライズ糸山河津桜の3月の状況→
(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=4987)
一昨年のサンライズ糸山河津桜の2月の状況→
(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=2037)
サンライズ糸山の臨時駐車場に降りて河津桜を見ましたが、こちらは蕾は膨らんで今にも咲きそうな感じでしたがまだ咲いてはいませんでした。
河津桜が満開になると間近に見える来島海峡大橋と河津桜とのコントラストが「これぞ日本の春!!」という感じの迫力ある風景になるんでしょうね。
その頃にお弁当を持って、お花見に来たいと思います。
愛媛の方では旧暦の1月7.8.9日の三日間開催される椿まつり(2018年は2月22日木曜日~24日土曜日)は『伊予路に春を呼ぶといわれ、椿まつりが終わると暖かくなってくる』と言われています。
椿まつり→http://www.tubaki.or.jp/003/003_02_06.php
春は案外すぐそこまで来ているかも知れませんね。皆様も一足早い河津桜を見に出掛けませんか???
『ひとあし早い春の訪れ、、、』
今治ICから車で約20分ほど走ると菅原道真公ゆかりの場所でもあり、梅の名所として有名な綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)が鎮座しています。
こちらは学問の神様として知られる菅原道真公を祭神し、約400本の梅が咲く名所としても知られ、受験シーズンになると大勢の合格祈願、学業成就を願う参拝客で賑わっています。
毎年2月下旬(今年は2018年2月25日日曜日)には観梅会が開かれ、例年だと紅梅や白梅の木がたくさんの白やピンクの可憐な花を咲かせているそうですが、私が訪れた日は数日前からの寒波の影響で一分咲きから二分咲きでした。
神社の方曰く蕾が膨らんでいるので暖かくなれば一気に咲きはじめるかも、、、とおっしゃっていました。
「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」
この歌は道真公が政争に敗れ、延喜元年(901年)に北九州の太宰府へ向かって出発するときに、自宅の庭に咲いていた梅の花に向かって読んだ有名な歌です。
春になり東風が吹くようになれば、花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ、主人がいなくても春を忘れないでおくれ、という意味であり梅をこよなく愛した道真公のやさしい心が歌にこめられています。
都の政争に敗れた道真公は失意のうちに都を離れ、太宰府を目指して船旅に出ます。しかし途中で嵐に遭い、船は難破。里の漁師に助けられたのが瀬戸内海の今治・志島ヶ原だったそうです。
なんと1100年以上前に学問の神様で有名な菅原道真公が愛媛県今治にたどり着いてたんですね。
広い境内には道真公にちなんだ名所が数多く残っていました。
避難当時道真公の濡れた鳥帽子・冠・装束などを干したといわれのある衣干し岩が現存します。
太宰府で亡くなった道真公を運ぶ牛車が途中でまったく動かなくなり、その地で埋葬されたのが太宰府天満宮のはじめとされ、いつの頃からか天満宮には必ず牛が鎮座、その牛を触ればご利益があると言い伝えがあるようです。
私もあやかりたいと思い牛さんを撫で回しておきました。
使い古された筆や鉛筆を納めると字が上達するとされているようです。
次回満開に咲いた梅を見に訪れるときに、使い古した鉛筆等を持参しようと思います。
「字は体を表す」っていいますからね、、、
また菅原道真公が漂着したと言い伝えられる桜井海岸は平成8年に「日本の渚・100選」にも選ばれ、国の名勝地にも指定されている景勝地です。
晴れていれば遠くに望む来島海峡大橋がはっきり見えたかもしれませんが、残念ながらあいにくの天気で来島海峡大橋は霞んでいました。
11ヘクタールの広大な敷地には、松原、アカマツ、クロマツの約2,500本もの老樹がからみあい幻想的な群生は絶景です。
年齢のせいか松林や海辺を散策していると日常を忘れて、心身共にすがすがしい穏やかな気持ちになりました。
浜辺を散策できる散歩道もあり、夏には多くの海水浴客で海岸が賑わうなど、四季折々の自然を堪能できる歴史と風情溢れる場所となっています。
皆様もひとあし早い春を探しに、訪れてみてはいかがでしょうか???
タオル美術館の3Dプロジェクションマッピングを見に行ってきました。
今治インターから車で20分ほど走ると山間の中にドーン!とホテルのような建物が眼に飛び込んできます。
タオル美術館に、初の3Dプロジェクションマッピングが登場と聞いたので、早速行ってきました!
タオル美術館はタオルをテーマにした美術館で、館内にはタオルショップのほか、カフェやレストランや大きなお土産屋さんなどがあります。
(詳しくはこちら→http://www.towelmuseum.com/)
私が訪問した時はまだ明るかったのですが、駐車場は既に車でいっぱいでした。
暗くなるまで、館内を散策です。
タオルの原料であるコットンを使用した巨大オブジェもありました。
暗くなってから外に出ると、併設のヨーロピアンガーデンが光で彩られていました!
プロジェクションマッピングは、レストラン王府井の奥側の建物の壁に映し出されます。
タオルを織る機械や糸がモチーフになっているのが、タオルがテーマの美術館ならではですね!
一瞬ですが、しまなみ海道も出てきました。
プロジェクションマッピングは3月下旬くらいまで、毎日午後6時から7時半まで30分ごとに上映されます。
幅約60メートル、高さ約9メートルの広い壁一面に素敵な音楽とともに映し出される映像は圧巻です。
これからの季節バレンタインデー、ホワイトデー諸々とイベントが目白押しなので、皆様も是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
「日本遺産・しまなみ海道スタンプラリー」スタンプ設置施設紹介・後編
12月1日より、「日本遺産・しまなみ海道スタンプラリー」が始まりました。
詳しくはこちら→(http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_press/corp_press_2017/171201press-3-3157/?ref=single7)
前回『日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」の周辺施設』を紹介しましたので、今回は『日本遺産「“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-」の周辺施設』を紹介したいと思います。
因島北ICで下車し、5分ほど走ると村上水軍の幟が見えてきます。
そこから横道に入ってしばらく進むと『因島水軍城』があります。
詳しくはこちら→(https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/38/1042.html)
車で進めるのは駐車場までで、山の上にある『因島水軍城』へは少し(?)急な坂道と階段を登ります。
スタンプはこちらの入り口を入ってすぐのところにありました。
『因島水軍城』は、村上海賊に縁のある武具や船の模型などを展示していました。
頑張って坂道を登っただけあり、上からの景色もなかなかでした。
因島水軍城から因島南インターを経由し愛媛県に向かって車を走らせ、大島北インターを下車し、宮窪港方面に向かうと、村上水軍博物館があります。看板が要所にあり迷うことなくすんなり着きました。
詳しくはこちら→(http://museum.city.imabari.ehime.jp/suigun/)
村上水軍博物館は、村上海賊をはじめとした地域の歴史や文化を村上水軍博物館キャラクターの「かげちかくん」が紹介する形で展示されていたり、パンフレットが館内のスタンプラリーになっていて、子どもにもわかりやすそうでした。
着付け体験も出来るそうですよ!
3階にある展望台からは、かつて村上水軍が活躍した瀬戸内海の島々と、大島大橋が望めます。
最後に紹介するのは、今治城です。
詳しくはこちら→(http://museum.city.imabari.ehime.jp/imabarijo/)
今治城は『吹揚城(吹上城)』とも呼ばれ、遠足・初詣・お花見etc…と今治市民には馴染みのあるお城です。
こちらのお堀は全国的にも珍しく海水が引かれていて、海に棲む魚も見られるそうです。
スタンプは入り口を入ってすぐのところにありました。
こちらには、今治藩主の鎧などの武具や、書画などが展示されています。
同じ建物の中には、動植物や鉱石の標本も展示されていました。
今回紹介した『因島水軍城』『村上水軍博物館』『今治城』は、サービスエリアなどで配布している情報誌『瀬戸マーレ』 (http://www.jb-honshi.co.jp/kanko/)についているクーポン券で割引料金になりますので、こちらもぜひご利用ください。
スタンプラリーは、前編で紹介した『日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」の周辺施設』のスタンプ1個と、今回紹介した『日本遺産「“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-」の周辺施設』のスタンプを1個、来島海峡サービスエリア設置のスタンプの合計3個のスタンプで応募が可能ですが、これらの施設をすべて回ってゆっくり見学しても十分日帰りは可能です。
冬休みは、これを機会にしまなみ海道周辺の歴史に触れてみるのはいかがでしょうか。
サイクリングロードの点検をしました
しまなみ海道のサイクリングロードは、「サイクリストの聖地」として国内外の多くのサイクリング愛好者に親しまれています。
サイクリングは、しまなみ海道沿線を自由に楽しんでいただけますが、「瀬戸内しまなみ海道サイクリングマップ」には、推奨コースとして6コースをご案内しています。
今回、自転車を利用する立場の人から見て、欲しいサービス、欠けているサービスは何かを把握することを目的に、社員自ら自転車を利用した点検を行う取り組みを始めました。
第一回目は「No.1ブルーラインコース」(尾道港~サンライズ糸山間約70km)」の愛媛県側(道の駅多々羅しまなみ公園~サンライズ糸山)を走行し「自転車利用者の目線」で点検してきました。
「サイクリストの聖地」モニュメント前で撮影、点検を実施した平成29年度入社の社員です 脚力、体力は問題無さそうです
能島を背景に大島島内を点検中の社員
大島島内で舗装工事を行っていました。サイクリングコースを示すブルーラインが一時的に消えるためこれに代わる案内看板の設置と外国語表記の注意喚起看板が設置されていました。
来島海峡大橋出入口(今治側)の案内看板、歩行者道、自転車道入り口案内は外国語表記がされています。
来島海峡第三大橋 当日は天候に恵まれ概ね予定どおりの15時に糸山サイクリングターミナルに到着しました。約3時間半の行程でした。
以下は、今回の点検で確認された一部です。取り組みを始めたばかりで試行錯誤しながら、地域と連携して「かゆいところに手が届く取組」を行い、しまなみ海道のさらなる魅力アップに繋げて行きたいと考えています。
■島内橋梁の伸縮装置の損傷によって路面の凹凸ができ、走行性が悪くなっていた
■カーブミラーが汚れで曇り対向車を確認しにくかった
■テレビの不法投棄が有り、景観上ふさわしくなかった
■標識類が樹木により遮られ確認しにくかった
しまなみサイクリングの情報は以下をご覧ください。