岩合光昭 写真展 ねこ
6月25日(土)から尾道市立美術館にて「岩合光昭 写真展 ねこ」が開催され、たくさんの方が訪れているという情報を入手しましたので、早速行ってきました。
岩合光昭さんは、猫などの身近な動物から世界各地の野生動物まで様々な題材を取り上げる動物写真家で、NHKBSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、最近の猫ブームのきっかけとなった番組と言われています。
写真展を訪れた私達をまず招き入れてくれたのは、入り口に置かれた巨大な猫のオブジェです。
この2.7mもある猫は、以前日本橋三越のイベントで使用されていたもので、「処分するなら尾道で譲り受けたい」という尾道市長の発案でやって来た猫なのだそうです。
「猫の街」という言葉が馴染んできた尾道の風景にピッタリで、以前からここに笑顔で立っていたように思えます。
館内に入ると順路案内がされており、展示室一つ一つに可愛い猫達の写真が飾られていました。
残念ながら写真撮影は禁止されていますが、今でも蘇って来るような素敵な写真が数多くありました。
普段あまり見ることのない犬、牛、鹿などの動物たちと一緒に写っている猫の写真を見ることができたり、テレビ等で見たことのある海外の美しい風景と共に、それにも負けない可愛い猫達を見れたりと、常にワクワクしながら見て回ることができました。
そして写真の横には一言メッセージが添えられており、岩合さんの猫達への愛が伝わってくるものからクスッと笑えるものまであり、その写真の背景を想像しながら見ることで、より一層楽しむことができたと思います。
最後の展示室には、尾道の風景と共に撮影された猫達も飾られています。
もしかするとどこかで見かけたことのある猫がいるかも?しれませんね。
館内にはカフェスペースも設けられているため、写真展を見た後は猫話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
また、カフェスペースの横には「ねこなミュージアムショップ」があり、名画に描かれたねこの文具や地元尾道の作家さんが造ったアクセサリーなどの工芸品が販売されています。
そして美術館へ向かう道中、尾道ならではのこんな素敵な出会いもありました。
とても人懐っこく、自ら近寄ってきてくれる猫。
こんな姿を見ると猫っていいな。尾道っていいな。と優しい気持ちにさせてくれます。
7月に入り暑さが日に日に増して来ました。
「お出かけしたくても屋外はちょっと。」と思われている方にも、美術館でしたら涼しい中で可愛い猫達の姿を見て頂くことができるのでオススメです。
このブログを読んだ方が「少しでも写真展に行ってみたい。」と思って頂けたら嬉しいです。
「岩合光昭 写真展 ねこ」(尾道市立美術館:尾道市尾道市西土堂町【千光寺公園内】)
(「しまなみ海道」西瀬戸尾道ICから車で約10分)
尾道市立美術館ホームページは、こちら
開館日時 : 6月25日(土)~8月14日(日) 9時から17時 (入館は16時30分まで)
休館日 : 月曜日 (祝日は開館)
観覧料 : 一般800円、高大生550円 ※中学生以下無料
駐車場:「千光寺公園駐車場(有料)」70台、600円(日)