道路の管理にいろいろな車輌を使っています
しまなみ海道で点検に使用した、普段あまりお目にかかれない車輌を紹介します。
【橋梁点検車】
今回紹介する車輌の中では、比較的多く見かけるタイプの車輌で、トラックに足場を架装した、はしご車のようなものです。
この足場に乗り込み、橋梁の下側や横側に近づいて点検します。
【路面性状調査車】
走行しながら、道路の路面部分を表面から観察し、舗装の健康状態を点検する車輌です。
レーザーやテレビカメラを装備しており、路面の凸凹やひび割れを記録していきます。
【トンネル点検車】
走行しながら、トンネル壁面のひび割れ状況をカメラで撮影します。
また、トンネル形状を自動計測できるレーザーも搭載しています。
【空洞調査車】
走行しながら、車輌から電磁波を出して、路面の内部状況を調査します。
通常は土工部の道路下に空洞がないかを調査することが多いですが、今回の点検では橋梁の床面や舗装内部に異常がないかを確認するために使用しました。
これらの点検を行う際には、お客様にご不便をおかけしますが、安全快適な道路を保つために必要なことなので、ご理解をお願いします。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/cm/pr1.html
玉川総合公園の万葉の森に行きました
玉川近代美術館の近くに、玉川総合公園があります。公園内には、立派な体育館の他、テニスコートや球技広場等のスポーツ施設が設けられています。また、ここには玉川の自然の豊かさを生かした種類の豊富な「万葉の森」があります。
そこは、日本最古の和歌集「万葉集」に詠まれた植物を集めた植物園となっていました。園内に植えられた草木のほとりには、その「万葉名」、「和名」とともに和歌が書かれた標札が立てられていました。
体育館とゲートボール場の間に、その入口があります。
入口からすぐに、「万葉の池」の石碑があります。ここには、万葉名「あやめぐさ」和名「ショウブ」が植えられ、「ほととぎす 待てど 来鳴かず 菖蒲草 玉に貫(ぬ)く日を いまだ遠みか」詠み人 大伴家持(おおとものやかもち)の標札が立てられています。
撮影した日はまだ寒波の影響で気温も一桁でしたが、梅の花がほころびはじめていました。
詳しくは、公園事務所に置いてあるガイドブック(無料配布)及び下記URLが参考になります。
これによると、86種の木本植物と、47種の草本植物・シダ類が植えられていることがわかりました。
http://www.tamagawa-net.jp/manyounomori/1.html
また、園内には秋篠宮家のご長男である悠仁親王殿下ご生誕の記念植樹もありました。
記念樹の万葉名は「まき」和名「コウヤマキ」で、「真木の葉のしなふ勢能山しのはずて わが越え行けば木の葉知りけむ」詠み人 小田 事(おだのつかふ)の標札が立てられています。
どこかで聞いたことのある和歌を探し歩くのも、心と体をリフレッシュするのにいい場所だと思いました。
玉川近代美術館へ行ってきました
せとうち美術館ネットワークの62施設の1つ「玉川近代美術館」について紹介します。当美術館は、今治市の旧玉川町に位置し、地元出身の実業家 徳生(とくせい)忠常氏が昭和61年に創立し、今治市へ寄贈されたものです。
美術館の場所が幹線道路(国道317号)から少し奥まっていますので、今治市内からと松山市内方面からの直近の写真を紹介します。スーパーマーケット「Aコープたまがわ」を目標に来ればわかりやすいです。
案内標識に従って、Aコープの駐車場内へ入るとすぐ美術館の建物が見えます。
立て看板の入口を入ると、少年の銅像がお出迎えしてくれます。
館内の展示作品の撮影は禁止されていますので、展示品の詳細は、下記URLをご参照ください。
http://museum.city.imabari.ehime.jp/tamagawa/collection/
この日は無料の公募写真展が催されており、その展示場所は、本館とは別棟の「玉川文化交流館」の一室にありました。途中の中庭で、かわいい銅像のお出迎えがあります。
その写真展は、「玉美公募写真展」と称して、一般の方が応募した玉川町の豊かな自然や、おいしいグルメなど玉川の魅力いっぱいの写真展となっています。
詳しくはこちらから。開催期間は2月5日(日)までとなっています。(観覧無料)
http://museum.city.imabari.ehime.jp/tamagawa/event/event.html?p=546
玉川近代美術館のアクセス情報は以下のとおりです。
情報誌「瀬戸マーレ」の取材に同行しました
JB本四高速が季刊で発行している情報誌「瀬戸マーレ2017春号」の取材に同行しました。春号は「こなもん」企画として、瀬戸内各地の「こなもん」を紹介する予定ですが、当ブログでは一足早くその一部を紹介いたします。
まずは、愛媛県西条市内の多くの店で提供される「西条てっぱんナポリタン」。鉄板にのせて、卵を使ったナポリタンです。
◆百家焙煎珈琲とワッフルのお店「カフェアルル西条店」
愛媛県西条市樋之口398-2(0897-47-5155)
「和風ナポリタン」
きざみネギたっぷり!こがし醤油とだし入り卵がクセになる!!
「キャラメルナッツワッフル」
ワッフルもおいしくいただきました!
アルルさんのお店はとてもオシャレ!
◆「喜左衛門」
愛媛県西条市壬生川88-3 (0898-64-4240)
「ぽんぽこナポリタン」
みかんを練り込んだ自家製の米粉麺を使用。もちもちした食感です。
喜左衛門さんのお店は、レトロ感満載!!
◆「マルブン小松本店」
愛媛県西条市小松町新屋敷甲407-1 (0898-72-2004)
「愛媛西条ナポリタン」
愛媛のみかんジュースが入ったマルブンさんオリジナルのナポリタン。特性ソーセー
ジも絶品です。
「焼きチーズナポリタン」
たっぷりチーズをのせて、こんがり焼きあげたナポリタン。濃厚で香ばしいチーズが
とろ~り。チーズ好きにはたまらない一品です。
マルブンさんは今年で90周年を迎えます!!
次は、クレープのお店です。
◆「Love CREPE」
チーズカレー&ツナサラダ「POGO CUREPE(ポゴカレープ)」
Love CREPEさんのクレープ生地は、米粉と名水百選に選ばれた西条の名水「うちぬき」を使用しているそうです!!
以上、「こなもん」企画取材のごく一部を紹介しました。詳しくは3月末頃にJB本四高速の各SA・PAや中部・近畿・四国・中国地方の道の駅約330カ所等で配布予定の情報誌「瀬戸マーレ2017春号」をご覧下さい。
「瀬戸マーレ」は、バックナンバーも含め、JB本四高速のホームページで見ることが出来ます。
※「瀬戸マーレ」のアドレスは、こちら http://www.jb-honshi.co.jp/kanko/
南予の道の駅めぐりをしました
昨年、3月から11月にかけて愛媛県では、「いやしの南予博2016」が開催されました。このイベントには参加出来ませんでしたが、南予を訪れたことがなかったので、日帰りで南予の道の駅めぐりに行ってきました。
松山以南の自動車専用道路は、NEXCO管理の有料道路部分と国土交通省管理の無料道路部分があり、現在終点の津島岩松ICまで開通しています。
今回訪れたのは、宇和島及び西予市内の4箇所です。
まず、最初に宇和島市街地にある「みなとオアシス うわじまきさいや広場」。宇和島朝日ICを降りるとすぐです。
驚いたのは、平日の午前中なのに、駐車場がいっぱいです。地元の人が、野菜、魚、果物などの買い物をスーパーがわりに使っているようでお客さんがあふれていました。観光客もいるのでしょうが、地元の人が大半です。魚やさんや、天ぷら(練り物)やさん、お総菜やさんなどの店舗もあり、驚くほどの安さです。
次に、自動車専用道路の最終に近い「津島やすらぎの里」を訪れました。津島高田ICからすぐのところにあります。津島高田ICは、流出流入ランプが平面交差になっている比較的めずらしい構造で、交通量の少ない場所では、ICをコンパクトにできます。
この道の駅は、駐車場が普通車154台と大変大きく、施設も温泉、プール、大ホール等を備えた大規模なものです。温泉入り口には、足湯も備え、もちろん産直市場やレストランもあります。特に木にこだわった施設のように感じました。
また、研修棟の入口を入った正面に「淡島千景」さんの舞台衣装などを展示したスペース(淡島千景記念展示室)がありました。係の方になぜ展示しているのですかと尋ねたところ、獅子文六原作の「てんやわんや」(獅子文六さんの疎開先である津島町を舞台とした小説だそうです)が映画化され、主演の淡島さんとその縁で、この地域と交流があったとのこと。この地域では「てんやわんや王国」という地域活動をしているそうです。まるで、舞台俳優さんの楽屋を思わせるような展示でした。
今治への帰途、宇和島あたりの道路は、しまなみ海道と同様に片側1車線の道路で、中央はポストコーンを立てていますが、ここでは、オレンジ色です。他ではあまり見かけない色ですが、「みかん」をイメージしているのでしょうか?
宇和島を過ぎ、立ち寄った3箇所目は、道の駅「みま」。三間ICをおりてすぐのところにあります。無料区間では、道路沿いに駐車場が無く、一度ICを出て道の駅を利用します。少し時間はかかりますが、その分、地元の雰囲気がよく分かります。ここの特徴は、「畦地梅太郎記念美術館」と「井関邦三郎記念館」を併設していることです。調べてみると、畦地さんは、地元出身の版画家で、山岳風景を題材とした作品が多いそうです。井関さんも地元出身で、有名農機具メーカーの創業者とのこと。地元の名士なのですね。残念ながら、当日は休館日で、展示を見ることはできませんでした。この道の駅でも、農産物の販売所が大きく、レストランもありました。お昼時間を過ぎていたので、既に終わっていましたが、ランチビュッフェをやっているようです。
最後に、道の駅「どんぶり館」を訪れました。HPによると、西予市は、平成の大合併で明浜町、宇和町、野村町、城川町、三瓶町の5町が合併してできたため、ひとつの器にそれぞれの地域のいいもの、いい味を合わせ、それぞれが引き立て合い、豊かな味わいを作り出す空間を意図して名付けられたそうです。産直市場、レストランなどの店舗があるのは、他の道の駅と同様です。道の駅の壁には、四国西予ジオパークの紹介看板が出ていました。
ジオパークとは、日本ジオパークネットワークのHPによると、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所ということです。
四国西予ジオパークは、海抜0mから1,400mの標高差の中に、リアス式海岸・盆地・河成段丘・カルスト台地などの多様な地形が存在し、4億年前から現在までの岩石を見ることができる場所だそうです。
今回、道の駅4箇所でGETした地元の産品です。生産者の皆さんに感謝し、おいしくいただきたいと思います。
「しまなみ海道」は、今治ICが終点で、四国側の高速道路とはつながっていませんが、国土交通省四国地方整備局が、直接松山道と乗り継げるよう、現在、今治湯ノ浦ICと今治IC間の事業を進めています。完成すれば、広島県や山陰方面からも南予方面へ、もっと行きやすくなると思います。