洗掘防止工
強潮流下における巨大基礎を転倒から守る洗掘防止対策工の開発
明石海峡大橋では、強潮流により基礎周辺の海底地盤が洗掘され、そのままでは基礎が倒れてしまいます。
長年にわたる実験室や現地における多くの水理実験から洗掘状態を確認し、信頼性と短期間での施工性を考えた対策工が開発されました。
基礎形式
大水深、強潮流下での安全・確実な基礎構築方法の開発
本州四国連絡橋実現の鍵は、大水深、強潮流を克服することでした。
そのため、長年にわたる様々な現地実験、建設作業機械の開発・実験を通じて、従前の陸上施工を基本とする考え方とは発想の異なる設置ケーソン工法、多柱式基礎工法を開発しました。
これらの基礎工法を実現するために、さらに水中発破工法、グラブ船を使った強潮流下での海底掘削工法、などを開発しました。