安全通路設置工事を行っています
しまなみ今治管理センターでは、料金所ETCレーンでの料金所係員等と車両の接触事故を防止するため、安全通路設置工事を実施しています。
しまなみ海道では、長らく不調不落により工事契約相手が得られず設置が遅れていましたが、残っていた4つの料金所(大島南IC、大島北IC、伯方島IC、大三島IC)での工事を昨年7月に契約し、 現在、大島北IC、伯方島IC、大三島ICの3箇所の工事を進めています。
これまで、安全通路を設置する場所を確保するために、既存のETC機器類の移設を行い、通路を支える基礎の工事等を行ってきており、大島北IC料金所では鉄骨の組み立てを完了し、屋根、外壁等の設置のための足場を設置しています。
料金所の狭い場所での工事ですので、常に安全に注意しておりますが、通行する皆様も通過する際には速度を充分に落として気をつけていただきますようお願いします。安全のために一部レーンを閉鎖しての作業を行うことが頻繁にあります。レーン規制やETC車の一般レーンへの迂回など、お客様には何かとご迷惑をおかけしますが何とぞご理解とご協力をお願いいたします。
ETCレーンが閉鎖されていたときには以下のような対応をお願いします。
○入口ETCレーンが閉鎖されていたときには
入口ICでは一般レーンにて一旦停止して、工事関係者から通行券とちらしを受け取ってください。
出口ICではETCレーンには行かず、一般レーンで一旦停止して、通行券とETCカードを係員にお渡しください。
ETCカードに入口情報が書き込まれていないため、出口でETCレーンを通過することはできません。
○出口ETCレーンが閉鎖されていたときには
一般レーンで一旦停止して、ETCカードを係員にお渡しください。
安全通路設置工事は4つの料金所で順に進め、11月頃に完成予定です。
なお、ETCレーンを閉鎖する料金所につきましては、 「ETCレーン閉鎖情報について」http://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/traffic/etc_close/
によりお知らせしていますので、ご確認をお願いします。
工事実施期間中は、お客様にご不便、ご迷惑をおかけしますが何とぞご理解とご協力をお願いいたします。
私たちの仕事を動画で紹介しています。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/cm/pr1.html
テレビ番組「ちかくナルナルなるちか!」の取材を受けました
5月14日(土)17時に愛媛朝日テレビで放送される「ちかくナルナルなるちか!」の取材が来島海峡大橋でありました。
「なるちか!」は、愛媛のグルメや観光情報などを紹介する番組です。
いつもは街中をぶらぶらブラボーのコーナーでグルメレポートをしている陽気なイタリア人フルビオさんが、 糸山展望公園に来た際に来島海峡大橋の点検風景に興味を持ち、JB本四高速を訪問されました。
しまなみ海道ブログライターも同行し、取材風景を取材させていただきました。
番組では、JB本四高速に訪問されたフルビオさんが、本日の点検出発前の打ち合わせに飛び入りします。
なぜか来島海峡大橋の橋梁点検に一緒に行くことになり一日インターン?で点検作業を体験されました。
スタイルがいいので作業着もとってもお似合い、装備もバッチリきまって、初日からベテラン点検員のようです。
準備も整い来島海峡大橋に向かいます。
来島海峡大橋の橋脚に到着
来島海峡大橋と潮流の景観に感動、おもわずフルビオさんが雄たけびをあげます。
先輩社員より今日の作業の段取りと安全の指導をしっかりと聞きます。
安全に配慮し移動をします。
まずは、外面作業車から主桁の裏側の点検です。
塗装のはがれや錆ているところがないか、ボルトに緩みはないか、細部の点検にも余念がありません。
次は、主桁内の点検もしていただきます。
主桁の中には、様々な管路が配置されています。
来島海峡大橋は、車や自転車、歩行者が通る道路だけでなく、大島へ水を送る水道管、電力、通信など多くのライフラインを支えています。
トラスが、どこまでも続くかのような桁内の風景
またも感動のあまりフルビオさんがブラボーの雄たけびをあげます。すでにテンションMAXです。
次は塔頂に上がって、メインケーブルの点検です。
高所作業は常に危険と隣り合わせ
先輩社員から安全に対する心がけと点検のポイントについて聞き、再度確認をします。
移動時には安全帯を2本がけ、繋ぎかえるときもかならず右左のどちらか片方はどこかに繋がっているようにします。
フルビオさんは、最近番組のコーナーで、パラグライダーも体験したとのこと、高いところも大丈夫で橋梁点検員の素質は十分なようです。
ハンドロープの定着金物や、橋梁照明器具を確認しています。
点検の結果、異常はなかったようです。
現場から地上に戻って一段落、本日の点検は終わり、反省会です。
フルビオさんの橋梁点検員としての素質を手放すのは惜しいのですが、ここでお別れです。
JB本四高速の社員から、橋が愛媛県・広島県の島々、本州と四国をつないでいることの意義や大切さ、永きに渡りそれらを安全、安心、快適に大勢の人々が使い続けられるように日々の点検管理により守る取り組みについて話をさせていただきました。
番組では他にも「よしうみいきいき館」でのグルメや「来島海峡大橋のサイクリング」など、しまなみ海道が堪能できるスポットも紹介されるようですので是非ご覧下さい。
放送日時:5月14日(土)17時~
番組名 :愛媛朝日テレビ「ちかくナルナルなるちか!」
*愛媛県内など一部地域のみ放送です。
私たちの仕事を動画で紹介しています。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/cm/pr1.html
道路巡回車
いつも、しまなみ海道をご利用頂きまして、ありがとうございます。
今日は、しまなみ海道を走る「道路巡回車」のお話をします。
この写真を見て、「あっ。!」と思われた方も多いのではないでしょうか。
この車は「道路巡回車」といい、落下物の回収、故障車への対応、事故対応、道路の異常の発見など道路上で起こるさまざまなトラブルに迅速に対応するための車です。
高速道路は、普段から危険と隣り合わせの場所です。小さな落下物でさえも、大きな事故の原因となってしまうことがあります。
「道路巡回車」には、さまざまなトラブルに迅速に対応出来るよう、矢印板、三角コーン、舗装の補修材、スコップや油処理剤などを搭載しています。
また、「道路巡回車」の上部にあるLED標識にて、お客様に対して安全走行に必要な情報を伝える役目もあります。
「道路巡回車」は、事故を未然に防ぎ、安全に走行出来るよう365日、休むことなくパトロールを行っています。
では、しまなみ海道全体で一日どのくらい走行しているのでしょうか。
なんと、1日約1,000km、年間では365,000㎞もの距離をパトロール走行しています。
ちなみに365,000㎞とは、地球を約9周走行したことになります。
お客様に、安心、安全、快適にしまなみ海道を走行していただくため、「道路巡回車」はこれからも日夜パトロールいたします。
しまなみ海道を走る「道路巡回車」以外の「働く車」については、またの機会に紹介いたします。
しまなみ海道で活躍する車、これからもヨロシクお願いいたします!!
トルコ道路総局の総裁が来島海峡大橋等の視察にいらっしゃいました
トルコ共和国公共事業省道路総局から、イスマイル総裁を含む10名の方々が訪問され、来島海峡大橋及び明石海峡大橋の視察をされました。
道路総局では、第一ボスポラス橋、第二ボスポラス橋といったボスポラス海峡にかかる長大吊橋を管理運営しており、さらに現在橋長2,682m、中央径間1,550mで世界第4位の吊橋となるイズミット湾横断橋や橋長2,164m、中央支間長1,408mの世界初の本格的な斜張吊橋となる第三ボスポラス橋の建設も進められています。今回の訪問の目的は、高速道路ネットワークの整備を精力的に進めており、近い将来にはダーダネルス海峡大橋など、世界最大規模の吊橋の事業が予定されていることから、長大橋の建設や維持管理について、豊富な経験や実績を持つ日本を訪れ、日本の関係機関と情報交換を行いたいということでした。
現地では、急潮流の中短い工期で、安全に下部工を架設する設置ケーソン工法、主桁ブロックを直下吊り架設する際に工程を短縮するために使用した自動で位置を補正する自航台船など、建設時に使用された技術について紹介をしました。
(急潮流の航路での工事に用いられた技術についてはしまなみ海道のページでも概要を紹介しています。 http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/about/shimanami/p07.html)
なお、JB本四高速では、公団時代からトルコ共和国にJICA長期派遣専門家や短期専門家として、延べ18名を派遣しており、最近では、イズミット湾横断橋の施工管理業務へも1名が赴いていました。トルコ共和国は、当社との技術交流も盛んな国の一つです。
トルコ道路総局のみなさまには、本州四国連絡橋の技術に関心をお持ちになり、忙しい日程の中で時間を割きご訪問いただき、ありがとうございました。
来島海峡サービスエリアのトイレを改善しました
来島海峡サービスエリアのトイレ設備について、「お客様の声」でご指摘をいただいたことから、男女トイレの個室扉について、改善を行いました。
JB本四高速では、お客様の安心・安全・快適のため、様々な取組をしていますが、日々の点検や社員の気づきだけでは、お客様の不便が見つからないこともあります。そのため、SA・PAに「お客様の声」ポストを設置していますので、お気づきのことがあれば、お知らせいただくようお願いします。
今回、来島海峡サービスエリアのトイレについて、「扉を開け閉めするときに手が挟まりそうだ」、「荷物を掛ける場所がない」といったご意見を頂きました。
ご指摘の件について、現地確認をしたところ、2014年にトイレリニューアルをした際に、洋式化して乳幼児用ベッドを新設するため個室を改修した場所であると思われました。折りたたまれたベッドと扉の開閉位置とが近く、実際に開け閉めする手の位置では、写真のように扉を大きく開けると、手が挟まれやすいことが分かりました。また、扉を大きく開ける必要がないことも確認しました。このため、扉を必要以上に開けられないように、戸当たりをベッドよりも手前に設置し改善を図りました。
また、扉の内側に荷物掛けを新設して、お客様の利便を図りました。
なお、各SA・PAのトイレでは、清掃、点検や補修作業のために作業員等が出入りすることがあります。作業によっては一部閉鎖が必要となったり、異性の者が立入させて頂くこともございます。作業時には事前のお声かけや看板を出すこととしておりますのでご了承ください。
私たちの仕事を動画で紹介しています。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/cm/pr1.html