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トルコ道路総局の総裁が来島海峡大橋等の視察にいらっしゃいました

トルコ共和国公共事業省道路総局から、イスマイル総裁を含む10名の方々が訪問され、来島海峡大橋及び明石海峡大橋の視察をされました。

道路総局では、第一ボスポラス橋、第二ボスポラス橋といったボスポラス海峡にかかる長大吊橋を管理運営しており、さらに現在橋長2,682m、中央径間1,550mで世界第4位の吊橋となるイズミット湾横断橋や橋長2,164m、中央支間長1,408mの世界初の本格的な斜張吊橋となる第三ボスポラス橋の建設も進められています。今回の訪問の目的は、高速道路ネットワークの整備を精力的に進めており、近い将来にはダーダネルス海峡大橋など、世界最大規模の吊橋の事業が予定されていることから、長大橋の建設や維持管理について、豊富な経験や実績を持つ日本を訪れ、日本の関係機関と情報交換を行いたいということでした。

 

全体を見渡せる来島海峡SAで概要を説明

全体を見渡せる来島海峡SAで概要を説明

 

現地では、急潮流の中短い工期で、安全に下部工を架設する設置ケーソン工法、主桁ブロックを直下吊り架設する際に工程を短縮するために使用した自動で位置を補正する自航台船など、建設時に使用された技術について紹介をしました。

(急潮流の航路での工事に用いられた技術についてはしまなみ海道のページでも概要を紹介しています。 http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/about/shimanami/p07.html

 

橋脚付近の潮流の状況を説明

橋脚付近の潮流の状況を説明

 

8P主塔へ

8P主塔へ

 

8P塔頂から来島海峡を望む

8P塔頂から来島海峡を望む

 

なお、JB本四高速では、公団時代からトルコ共和国にJICA長期派遣専門家や短期専門家として、延べ18名を派遣しており、最近では、イズミット湾横断橋の施工管理業務へも1名が赴いていました。トルコ共和国は、当社との技術交流も盛んな国の一つです。

 

トルコ道路総局のみなさまには、本州四国連絡橋の技術に関心をお持ちになり、忙しい日程の中で時間を割きご訪問いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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