日本丸が今治にやってきました
2018年10月13日(土)に豪華客船の日本丸(にっぽんまる)が四年ぶりに今治に寄港しました。
今治に寄港するといえば、以前紹介した
「はーばりー(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5624)」
付近だと思い行ってみましたが、大きな船は見当たりません。早速、ネットで良く調べてみると、少し南側の富田新港に着岸しているという情報を見つけ、急いで移動しました。
富田新港に近づくと、道路からでも確認できる大きな船体が見えてきました。
そのまま進んでいくと「にっぽん丸はこちら」の立て看板があったので、示される方向に進んでみると、にっぽん丸が接岸している岸壁にたどり着きました。全長約167mの船体が一目で見える場所となっており、多くの見学者が来場されていました。
船首まで移動してのショットですが、とても美しく優美な姿を見せてくれました。
訪問したのが夕方だったので、夕日を背景にしたショットも撮影してみました。
実は、この日ににっぽん丸が今治に寄港するということで、来島海峡大橋もライトアップスケジュールを加えて寄港を迎えました。ライトアップスケジュールは事前に環境省と協議して決めていますが、今回の寄港のために環境省に再協議してスケジュールを変更させてもらいました。
海上保安庁の来島海峡海上交通センターのホームページには来島海峡を航行する大型船舶の予定は公表されています。(https://www6.kaiho.mlit.go.jp/kurushima/schedule/schedule.htm)
そこには、19時に来島海峡を通過する情報が記載されていましたので、糸山公園に移動して橋の下を通過する状況を見に行きました。前日に確認したときは西航路(来島海峡第三大橋の下)を通過する予定となっていましたが、現地で待っていても一向にこちらに近づいてくる気配はありません。結果的に、東航路(来島海峡第二大橋の下)を通過するようで、写真には豆粒のようにしか撮影することができませんでした。(右側の塔の近くで少し明るい船がにっぽん丸です)
橋の下を抜けて全景が見えるところまで来ても、距離が相当遠いのではっきりと写すことはできませんでしたが、なんとなく形がわかる写真が撮影できました。
参考のため、にっぽん丸の主要諸元を記載しておきます。
時間的にも経済的にも余裕がなければ、豪華客船による船旅を経験することは難しそうですが、いつかは参加してみたいものです。
やまなみ街道を通って、世羅町に花を見に行ってきました【秋の花まつり編】
『ダリア祭』の世羅高原農場を後にし、『秋の花まつり』(9月8日から11月上旬まで)が開催されている世羅ゆり園に向かいます。
『やまなみ街道を通って、世羅町に花を見に行ってきました!【ダリア編】』
→http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=7925
県道56号線を東に向かい、山道を10分程走ると世羅ゆり園に到着です。
世羅ICからは約30分ほどです。
詳しい場所は世羅ゆり園のホームページ【http://www.serayurien.com/】でご確認ください。
こちらも、いたる所に看板があったので迷わずに行くことができました。
「世羅ゆり園」は、春から秋にかけて季節の花とゆりを楽しめる花の観光農園です。
7ヘクタールの広大な畑に春はビオラ、秋はサルビアなどを使い、毎年テーマを変えて畑一面に花絵が描かれます。また年間を通し、140種70万本のゆりが楽しめる日本最大級のゆり園です。
入口を入って左側の広いハウスがゆり園です。色とりどりの綺麗で香りの良いゆりがたくさん栽培されています。甘い香りに包まれてなんだか優雅な気分です。
好きな花があれば、その場で摘んで買って帰ることもできます。
ハウスの中には、無農薬で育てられたぶどうのコーナーもあり、自由に食べられるようになっています。代金は入園料に含まれていました。
種類も何種類かあり、食べ比べをしましたが、どれも美味しかったです。
ハウスを出て、広大な丘一面を彩るのはサルビアの花です。
燃えるような赤のサルビアと白と紫のサルビアのコントラストが強烈です。
近くで花の色や形を楽しむことができました。
小高い丘に登ると、風が通って気持ちが良く、そして眼下には先ほどのサルビアが大きな花絵になって出現!この秋は、なんと最後!?の「平成」です。
そのスケールの大きさに圧巻!しかも元号って斬新!ちなみに春はビオラで作った広島カープのマスコット『スラィリー』だったそうです。
小さい花びらがかわいい一面ペチュニアの庭
淡いピンク色がなんともかわいらしい。
まるで絨毯のようなケイトウの丘。
ピンクのケイトウ。かわいいな~。
園内には、売店や喫茶コーナーもあり、花を見る途中、お土産を買ったり、お茶を飲んだり、のんびり過ごすことができました。この日はオリジナルのハーバリウムを作る体験教室もあり、楽しそうな様子でした。
この世羅高原には、世羅高原農場、世羅ゆり園以外にも、「花夢の里」、「香山ラベンダーの丘」、「世羅ふじ園」、「ラ・スカイファーム」等、春から秋にかけて、花めぐりができます。
また、花めぐりだけではなく、イチゴ・ぶどう・梨・栗・リンゴ等の観光果樹園もあり、季節のフルーツを楽しめます。
暑い夏も終わり、過ごしやすい季節になりました。色彩豊かな秋を探しに、花めぐりやフルーツ狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。
世羅をもっと観光したい方はこちら → 世羅観光協会 http://seranan.jp/
もう少し足を伸ばして花めぐりをしたい方はこちら → 山陰・山陽 花めぐり街道 http://www.hana-meguri.com/
やまなみ街道を通って、世羅町に花を見に行ってきました!【ダリア祭編】
これまでも何度か紹介したことのある、やまなみ街道を通って世羅町の『世羅高原農場』のダリア祭と『世羅ゆり園』の秋の花まつりに行ってきました。
『やまなみ街道を利用して、山陰にドライブしました。』
→http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5582
『やまなみ街道を利用して、山陰にドライブしました。(幸せを求めて、、、)』
→http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5927
『やまなみ街道を通って島根県に行ってきました!』
→http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=7579
今回は【ダリア祭編】と【秋の花まつり編】の2回に分けてご紹介します。
今治を出発し、1時間ちょっと車を走らせると世羅ICに到着します。
休憩を兼ねて、以前も紹介した道の駅世羅に立ち寄ると、花めぐりの垂れ幕がありました。
私も実際に訪問して初めて知ったのですが、世羅町にはフラワーガーデンがたくさんあり、花の時期に合わせて開園しているんですね。
ちなみに世羅高原農場では、春はチューリップ祭、夏はひまわりまつりが行われるとのことです。
ダリア祭会場の『世良高原農場』へはちょっと道が入り組んでいるので、詳しくはこちらの世羅高原農場のホームページ【http://sera.ne.jp/sk/】をご参照下さい。
県道51号線に入ってからは、いたる所に看板があったので私は特に迷わずにすみました。
道の駅世羅を出発し、約15分走ると世羅高原農場に到着です。
園内MAPにダリアへの期待が高まりますが、まずは園内のレストランにて腹ごしらえすることにしました!
週末限定のテラス席での『国産牛と世羅高原豚のバーベキューセット』です。
お肉は柔らかくてジューシーで、ボリュームもあり大満足でした!!!
写真には写ってませんが、ライスもセットでついてます。
お腹がいっぱいになったところで、園内散策開始です。
私たちが訪問した日はあいにくのお天気で園内全体の7分咲きくらいでしたが、たくさんの家族連れやカップルの方達が、ダリアの花を楽しんでいました。
一口にダリアと言っても、たくさんの色や種類があるんですね!
私も夢中でシャッターを切りました。
園内にはフォトフレームやハンモックなども置いてあり、インスタ映えしそうな写真もたくさん撮れそうでした。
次回は【秋の花まつり】編です。
大三島に新しく出来たお店に行って来ました!
大三島に新しいお店がたくさん出店していると聞き、早速行って来たのでご紹介します。
まずは、今年3月に開店した『アオノヒ食堂』さんです。
県道51号線から川沿いに、細い道を少し入ったところにあります。
写真では見づらいですが、入り口は建物の左側です。
民家を改装されたお店だそうですが、中はとってもお洒落なカフェになっていました。
元は縁側だったところでしょうか。懐かしさを感じます。
こちらでは1日限定8食のランチがあるとのことで、ちょうどお昼時だったこともあり、そちらを注文。
この日のメインメニューは『鶏肉のフリカッセ』でした。
『フリカッセ』とはフランスの家庭料理で、日本風にいうとクリーム煮だそうです。
玉ねぎがとろとろになるほど煮込まれていて、鶏肉も箸でほろほろと崩れます。玉ねぎの甘みが鶏肉によくしみていて、優しい味です。ごはんにもとてもよく合います。
それぞれの小鉢も地元のナスやズッキーニを使用しているそうです。
そして、ケークサクレ。おかずケーキというか、甘くないケーキです。パンとも違い口当たりがとてもなめらかです。ベーコンや野菜が入っていて、とてもおいしくいただきました。
あと一番気になったのが、左手前にあるポタージュです。
とっても美味しいのだけれど何のポタージュか分からなくて、お店の方にうかがったところ、なんと大根のポタージュとのこと!
大根ってポタージュになるんだ!とびっくりしました。
こちらではデザートもいただけます。今日は「にんじんケーキ」でした。後ろ髪を引かれたのですが、デザートは次回にすることにし、次のお店に向かいます。
次にうかがったのが、2016年5月にオープンした『大三島みんなの家』です。
こちらは、大山祇神社の参道の中ほどにあり、元は法務局の建物だったとのことです。
店内を仕切っている柱やカウンターにも、以前の名残が感じられますね。
こちらでは、『ミントシロップソーダ』と『ヨーグルトチーズケーキ』、『島いちごみるく』と『アメリカンワッフル自家製ジャム添え』を注文です。
いちごみるくは、最初飲んでいる時は気がつかなかったのですが、中にイチゴのシロップ漬けが1個丸まま入っていて、とっても得した気分になりました♪
ミントシロップは一口飲むと喉がスーッとします。ジンジャーエールとも違う不思議なかんじ。ミントのよい香りもして、これからの暑い日にぴったりです。
ヨーグルトチーズケーキもいただきます。ヨーグルトが入っているからでしょうか、あっさりとしたお味です。甘さ控えめの自家製ブルーベリージャムがとてもよく合います。砥部焼のお皿ともあいまって、見た目もとても涼やかです。
こちらでは、ワッフルに添えられたマーマレードはもちろん、ミントやいちごみるくに入っている苺のシロップも大三島産のものを使用した自家製だそうです。
おしゃれなレザーのコースターも、大三島のイノシシのものだとか。
チーズケーキのブルーベリーは、交流のある北海道のグループと大三島産食材と交換されたものなのだそうです。
まさに大三島づくしですね!
別の日、「Bubuka-歩歩海」を訪問しました。
こちらは、松山で約10年間居酒屋をしていたご夫婦が今年3月にオープンしたカフェです。
大三島ICを右折し国道317号線を5分ほど走ります。瀬戸崎駐在所手前を右折し、県道51号線を左手に海を臨みながら15分くらい走っていると右側に白い建物が見えてきます。
2階からの眺めはこちら。
来島海峡大橋や大島大橋を望むことができます。
店内にはハンモックがあったり、ソファー席があったり、リラックスできます。
食事が運ばれてきました。
定食は、イサキの煮付けに鶏肉入りのサラダ、カボチャや高野豆腐の煮染めなどの小鉢とお味噌汁、しそとちりめんじゃこのごはんです。
もう1品は、自家製ツナのサラダサンド、サラダ、野菜のポタージュです。
どちらもボリューム満点で、お腹いっぱいになりました。
ツナが手作りできるなんて、びっくりです。
どちらも丁寧に作っているのがわかります。
よい眺めとおいしい食事とくつろげる空間、すてきな時間を過ごすことができました。
なお、大山祇神社では7月22日に『しまなみ海道薪能』(http://www.go-shimanami.jp/event/?a=130)が開催され、人間国宝の舞台を鑑賞できます。また、大山祇神社隣接の宝物館には、武蔵坊弁慶が奉納したと言われる薙刀や、源義経、源頼朝の鎧など多数の国宝・重要文化財に指定された刀剣類が展示されています。
大三島には歴史や伝統を感じる場所が多くありますが、新しい大三島も味わってみてはいかがでしょうか。
以前に大三島のお店を紹介したブログはこちら → 大三島ぶらり散歩 part1
やまなみ街道を通って島根県に行ってきました!
やまなみ街道とは、広島県尾道市から三次市を経由し、島根県松江市へ至る、中国山脈を横断する高速道路です。
当ブログでも何度かご紹介したことがあり、こちらの記事にも詳しく載せています。
→『やまなみ街道を利用して、山陰にドライブしました。(幸せを求めて、、、)』
尾道北ICから三刀屋木次ICまでの100km以上の無料通行区間があり、山陰方面へのアクセスがかなり便利になったので、以前から行ってみたかった島根県へドライブすることにしました。
朝9時頃に四国を出発し、西瀬戸自動車道→国道2号線→福山西IC→尾道自動車道と経由し、まずは今治ICから1時間半ほど走行した、世羅ICすぐの『道の駅 世羅』で休憩です。
世羅ICを下りて右折するとすぐ右手に見え、夜間でも一目でわかるこのモニュメントが目印です。
今回写真は撮れなかったのですが、店内にはお洒落なカフェや農産物の直売所などがあります。
世羅ICから1時間ほど走行すると、雲南吉田ICがあり、ICに隣接して『道の駅 たたらば壱番地』があります。
こちらは広島県から島根県に入って一番最初にある道の駅です。
ちょうど正午前に到着したので、こちらで昼食をとることにしました。
写真では幟が風で反転して見づらいですが、島根と言えばやはり出雲そば!
というわけで、さっそく割子そばを注文です。
一番上のお蕎麦に掛けたそばつゆを、二段目以降のお蕎麦に掛けていただきます。
出雲そば初心者の私にもわかりやすく、メニュー表に食べ方の手順が載っていました。
本場のお蕎麦は、蕎麦の味が濃厚で美味しかったです。
昼食の後は、最初の目的地である出雲大社へ。
出雲大社は縁結びのご利益で有名ですね。
この『ご縁』とは、恋愛だけではなく人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁なのだとか。
私もいろいろとお願いしてきました。
出雲大社境内には、因幡の白兎にちなんでたくさんの兎の像があります。
とても可愛かったので、見かけるたびに写真を撮りました。
ちなみに現在全部で46羽いるそうですよ。
出雲大社から車で数分のところに、『島根県立古代出雲歴史博物館』があります。
詳しくはこちらへ→https://www.izm.ed.jp/
『島根県立古代出雲歴史博物館』は、出雲大社を中心とした古代出雲の歴史について展示している博物館で、2000年に出雲大社から発掘された昔の出雲大社の大きな柱や、近くの遺跡で発掘された銅鐸や銅剣などが公開されています。
平安時代の出雲大社本殿を1/10のサイズで再現した模型や、壁一面に展示された200本以上の銅剣の復元模型は圧巻です。
こちらには、1984年に荒神谷遺跡で発掘された300本以上の銅剣や1996年に加茂岩倉遺跡で発掘された39個の銅鐸の現物を見ることができ、発掘当時のニュースで古代歴史ロマンに心を躍らせた1人としてはとても楽しめ、本当に来て良かったです。
お父さんお母さん、お子さんの夏休みの自由研究に、村上水軍も良いですが今年は古代出雲の歴史はいかがですか?
朝9時に今治ICを出発しても日帰りは十分可能ですし、近くには美肌の湯で有名な玉造温泉もありますよ!
最後は、宍道湖SA(上り)から見た宍道湖と島根半島の山々です。
時間次第で美しい夕焼けも見られるということですが、私が訪れた時間はちょっと早過ぎたようですね。
しかし、高台から宍道湖を一望できる眺めは素晴らしかったです!
お目当ての観光地に行けて十分旅行を満喫し、ここからは四国に向けて車を走らせることになるのですが・・・。
実はこの日のやまなみ街道は夜間通行止めがあり、本線上の道路情報板などで何度も案内があったにもかかわらず、私の勘違いにより、帰途の時刻と通行止め時間があやうく重なりそうになり、ちょっと慌てることになりました。
皆様も、ドライブはウェブサイトや道の駅・SAPAなどで交通情報をよくご確認の上、心にも時間にも余裕を持って、安全運転でお楽しみ下さいね!
本四高速の交通情報はこちらから→http://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/traffic/