しまなみカップ開催
小学生のサッカー大会しまなみカップ(第19回今治招待少年サッカー大会)が3月19日(土)・20日(日)の両日、今治市周辺のサッカー場等で開催されました。
この大会はしまなみ海道の開通で誕生し、長年の夢が実った記念として、日本の将来をになう少年達がサッカーを通じて身体を鍛え、フェアプレーの精神を養い、また、本大会を通じて少年達の友情と親睦を深め正しく強くそして創造力豊かな人間となることを目指し、今治サッカー協会・今治市サッカースポーツ少年団が毎年開催しているものです。
今回はJB本四高速も後援として協力させていただき、参加記念品として「しまなみ海道オリジナルラベル」のスポーツドリンクや表彰チームに当社キャラクター「わたる」のオリジナルグッズ等を提供しました。
開会式は今治市今治西部丘陵公園で行われ、参加チームは四国4県からのほか、広島県や岡山県、遠くは大阪からの参加もありました。
開会式後、各会場に分かれ全64チーム約1,000人の子供達が2日間に亘り熱戦を繰り広げました。
Jリーガーさながらの華麗なプレーや激しいボールの奪い合いなど、子供達のボールを追ってひたすらゴールを目指す姿に感動し、見ている誰もが元気をもらえる素晴らしい大会でした。
大会は、セレッソ大阪U-12の優勝で幕を閉じました。「セレッソ大阪U-12のみなさん」おめでとう!!
今後も、しまなみ海道が本州と四国のスポーツ交流の「架け橋」となり、更なる地域スポーツの発展を願い、微力ながらJB本四高速も協力していきたいと思います。
「第11回 四国今治地方観光写真コンテスト」の選考審査会に参加しました
3月12日(土)に今治地域地場産業振興センターで、公益社団法人今治地方観光協会が主催する「第11回四国今治地方観光写真コンテスト」の公開選考審査会が開催され、しまなみ今治管理センターからも、賞の選定に参加しました。
このコンテストの趣旨は、「今治地方を代表する瀬戸内海国立公園の多島美、歩いても自転車でも渡れる特性をもったしまなみ海道の人工美、継ぎ獅子など様々な観光資源を内外にアピールして観光客誘致を目的として実施しています」とのことで、当社の「瀬戸内企業」理念に見合うため、3点の「しまなみ海道特別賞」を提供し、このコンテストに協賛し、橋を題材にした写真から選定しています。
今回は、前田晃さん(株式会社 丹渓 代表取締役)が審査員を務められ、1,600点を超える応募作品の中から、最優秀賞(賞金30万円)をはじめとする各賞51点を選考しました。
前田晃さんは、著名な風景写真家の前田真三氏を父に持つ、自身も、北海道・美瑛のすばらしさを最初に紹介した、風景写真家です。
応募された作品は、「海、山、橋などの風景や」「自然」「祭り」「イベント」「産業」など様々なテーマがあり、どれもみな素晴らしく、応募者の情熱を感じさせるものです。選考は、プロカメラマンとしての目で、前田さんがふるいにかけ、百数十点程度に絞った中から、各賞を選んでいきます。
これほど、多くの応募作品の中から選定していくのは容易ではなく、何段階もふるい落としをしていくので、その時間は3時間近くに及ぶほどとなりました。
会場には、応募した、多くの腕に覚えのある愛好者らが来場し、審査の行方を楽しみながら、徐々に絞り込まれていく過程に、一喜一憂していました。
当社は、多くの参加者に見られる中、重大な責任を感じつつ、最優秀賞や1席、2席などの上位の賞を除いた中で、しまなみ海道の「橋」を対象とした作品の中から、「しまなみ海道特別賞」に最もふさわしいと思われる、すばらしい作品を3つ選びました。
「しまなみ海道特別賞」の賞金は、2万円ですが、副賞として、「来島海峡大橋の塔頂に上がる権利」が与えられます。これを利用して、また、すばらしい写真の撮影をしてもらいたいと思います。
選考結果の上位入賞作品を紹介します。
(会場で撮影した画像です。実物は、後述の展覧会等でお楽しみください。)
選考結果は、平成28年4月までには、直接入賞者本人に通知され、6月頃の同協会の定時社員総会にて表彰されます。また、同協会公式ホームページ、新聞等へ掲載や公共施設、美術館、ホテル、JR今治駅などでの展覧会も予定されているそうです。
(同協会HPhttp://www.oideya.gr.jp/p-contest/より)
「第9回平山郁夫美術館賞絵画コンクール」入選作品等を展示します。
本四高速は、「平山郁夫美術館賞絵画コンクール」に協賛しており、しまなみ海道を描いた作品から上位3点に「しまなみ特別賞」を授与しています。
昨年11月に開催された「第9回平山郁夫美術館賞絵画コンク-ル」においても、下記写真の3点を「しまなみ特別賞」に選出しました。
つきましては、平山郁夫美術館のご協力を得て、入選作品等をSA・PAにて展示いたします。
期 間:平成28年3月27日(日)~4月3日(日)
展 示:「しまなみ特別賞」3点を含むしまなみ海道の各橋梁に関連した作品の中から10点を大浜PA(下り)及び来島海峡SAにおいて展示
〇3月27日(日)10:00~15:00
大浜PA(下り)しまなみ海道特設ブース
「しまなみ海道五十三次」PRイベントを同時開催いたします。
※「しまなみ海道五十三次」は、しまなみ海道開通記念に平山郁夫画伯が「しまなみ海道五十三次」と題して60点の水彩素描画を描き下ろされたものです。
〇3月28日(月)~ 4月3日(日)10:00~22:00
来島海峡SA フードコート壁面
桜と橋のある風景
今年も桜の季節がやってきました。
しまなみ海道沿線にも桜の名所がいくつもあります。
今回は、お花見に適した場所という選び方ではなく、桜の花と一緒に瀬戸内海の多島美、長大橋梁を一望にできるポイントの風景を紹介します。
糸山(いとやま)公園
駐車場や海岸に沿った道路に植えられた桜があります。花見というほどではないですが
桜の花が咲いている時には空、海、島々と来島海峡大橋をバックにホッとするような風景が楽しめます。
糸山公園には来島海峡大橋建設技術や工事の様子を展示している来島海峡展望館もあります。
海山城(うみやまじょう)展望台
ここは、標高154m、遠見山ともよばれる海山の山頂にある展望台です。
景色は抜群で、広場もありお花見にも最適です。
展望台の場所は、来島村上氏の水軍城郭群の一つとして「来島城」や「波方館」の防衛のため遠見番所が置かれていた場所です。水軍の時代には砦があったのですが戦国時代ののちに取り壊され当時の遺構はわずかに見られるのみとのことです。現在は、面影を偲んでお城風の展望台が作られています。
山頂付近に駐車場があり、車で登れますが道路はあまり広くなく、離合困難箇所もあるので注意が必要です。
大角(おおすみ)海浜公園
髙縄半島最北端の岬である大角鼻にある公園で、砂浜のあるキャンプ場もあり景色は最高です。
一昨年写真を撮ったときには、展望台の前の桜の木が成長し過ぎて花見には良いのですが、橋がよく見えませんでした。景色と合わせて楽しむには少し剪定されるともっと良くなりそうでした。
突端からは300度パノラマで斎灘(いつきなだ)、来島海峡を見渡せます。
開山(ひらきやま)公園
伯方島にある標高149mの山頂にある公園で、多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋の三つの橋が見えます。桜の名所とされ、お花見シーズンには大勢の人々が集まっています。
かなりの規模で桜が植えられていて、桜の植樹の功績を讃えて、昭和61年に財団法人日本さくらの会から表彰されたことを記念する石碑が設置されています。
開山公園は、桜の名所で訪れる方も多く、道の駅伯方S・Cパークでも桜の開花状況を日々知らせています。
多々羅(たたら)展望台
大三島の道の駅多々羅しまなみ公園から多々羅大橋へ向かう自転車歩行者道路の上に展望台があり、斜面にソメイヨシノと八重桜が植えられていて自歩道に向かう際に楽しめます。日中友好の桜として植樹された木々もあり、展望台に石碑があります。
今回紹介した5か所の写真はJB本四高速社員が撮りためたもので数年前の写真です。
桜の季節は限られているので、1シーズンですべてを写真に収めるのは難しいです。今年の花の見頃は間もなく。まだまだ、紹介したいポイントがありますので、今年も撮影にチャレンジしてみたいです。
「しまなみ縦走2016」に徒歩で参加してきました
「しまなみ縦走2016」イベント初日の3月12日(土)に、しまなみ海道を今治から尾道まで徒歩で渡ってきました。
ルートによって若干距離は違いますが、今治市内の宿舎から尾道駅前まで(渡船利用)、約75km、平均時速5kmで歩いて約15時間かかります。
チェックポイントの開設時間は、7:00から17:00の10時間なので、徒歩で全てのチェックポイントを1日で回れません。目標は、17時までに因島フラワーセンターに到着することに決めました。
以下、【○○時○○分】は、事前に設定した目標時刻です。また、距離は地図からおおよそで測ったものと、歩数から推測したもので、実測とは差があります。
3時起床、入念なストレッチと肉刺防止のテーピングをして、まだ夜も明けきらぬ5時予定どおり今治市内の宿舎を出発。9km先のサイクリングターミナル「サンライズ糸山」を目指します。気温3℃少々肌寒い朝でしたが、気合いを入れていざ出発。
途中、いつもの散歩コースにある三嶋神社で、道中の安全を祈願。
今治市内ドンドビ交差点付近の様子。車の往来も少なくまだまだ静寂に包まれています。
6時頃東の空が明るくなって来ました。
糸山サイクリングターミナル6時30分到着【6時48分】すでに受付待ちの列ができていました。チェックポイントの開設は7時からなので約30分間待つことになりました。
7時前には、この行列です。30分が後々響いてこなければと思いつつ、スタッフに見送られ出発。
来島海峡第三大橋手前にある距離案内。まだまだ余裕で通過
次のチェックポイントに向かうサイクリスト
吉海レンタサイクルターミナル8時5分到着【8時12分】
計画とほぼ同時刻に到着。もともと糸山サイクリングターミナルでの待ち時間30分は考慮していなかったので少し無理をしたのかもしれません。
吉海レンタサイクルターミナルを出発してすぐの距離案内。縦走ルートで島内距離が長いのが、大島島内と生口島島内
大島北ICに向かう途中のだらだらと続く長い登り坂。サイクリスト泣かせです。
宮窪レンタサイクルターミナル9時40分到着【9時55分】
伯方・大島大橋に向かう途中、能島が見えます。さくらが見頃になる頃には、また訪れたいと思いつつ先を急ぎます。
今回から橋上のチェックポイントが廃止され、橋の上での混雑は見られませんでした。
伯方島の道の駅「伯方S・Cパーク」内の市の港湾に、イルカと一緒に泳いだり、握手したりできる施設が開設されるそうです。新たな魅力を発信する場になればいいですね。
マリンオアシス伯方10時37分到着【10時49分】
休憩は多々羅しまなみ公園と決めていたので、スタンプを押してもらい次のチェックポイントを目指して出発。
大三島橋11時15分通過【11時25分】 心地よい風が吹いていました。
これから向かう多々羅大橋を遠くから眺めます。
多々羅しまなみ公園12時11分到着【12時25分】
スタートから約7時間、ここで休憩と決めていたので軽食、トイレ、ストレッチで20分ほど時間を使い、気持ちも新たに次のサンセットビーチを目指します。
「多々羅大橋中央」の表示、管理のための県境です。
NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった島とも言われています。島内に県境があり、写真に向かって左半分が愛媛県今治市、右半分が広島県尾道市に属しています。
瀬戸田サンセットビーチ13時23分到着【13時25分】
ここで、事前に設定した目標とほぼ同じ到着時間になる。このままずるずると遅れるのかと不安に襲われる。追い打ちをかけるように、右足の付け根に痛みが走る。チェックポイント終了まで3時間37分、因島フラワーセンターまでの距離約18km
瀬戸田耕三寺14時00分頃通過。
いつもは、ここのアイスを楽しみにしているのですが、横目でみながら通過。
生口橋生口島側自歩道入口15時11分到着【15時24分】何とか遅れを取り戻すが、足の痛みが増す。チェックポイント終了まで1時間49分
この時間になるとサイクリストもまばら、それにしてもいい天気でした。
因島島内の道路は、歩道が整備されていない個所が多く、ドライバーはもちろんのことサイクリスト、歩行者も気を使います。
因島運動公園前
チェックポイント終了まであと50分、因島フラワーセンターまでの距離約2.0km。なんとか17時までに到着できそうです。
因島フラワーセンター16時30分到着【17時06分】
ここまでの距離約60km、11時間30分でたどり着きました。早速スタンプを押してもらい、これから先は、時間を気にせずゆっくり歩けると思うと一気に力が抜けました。
次のチェックポイント立花臨海公園までは約7km、どんなに頑張っても17時までに到着するのは無理です。
ここで、17時00分チェックポイント終了時間です。ゴールまで残り約13km、2箇所のチェックポイント未達成です。
因島大橋記念公園付近からの因島大橋
向島立花臨海公園のチェックポイント
18時07分到着、既にチェックポイントの片付けも終わり、人気はなくひっそりとしていました。代わりにちょうど、夕日が沈む時間で、とても癒やされました。
向島厳島神社19時31分到着【19時54分】
毎年厄払いをお願いしている神社で、無事到着のお礼
駅前渡船に乗り尾道駅前19時57分到着【20時12分】
渡船から見る尾道駅前の夜景、渡船と造船所クレーンのライトアップ
これまで100km(福岡県の行橋市から大分県の別府市)のウォーキングイベントに参加した経験もあり、距離的には問題ないと思いましたが、さすがにぶっつけ本番は不安でしたので、徒歩で通勤したり、大島の亀老山に登ったり、1日で50kmを歩いたりと、準備して臨みました。
しかし、時間を気にしてオーバーペースで歩いたことも影響してか、45km以降は、脚の痛みに耐えながら心が折れそうになる自分自身との葛藤の連続でした。
次回は、2日間かけてゆっくりと、楽しみながら歩く計画を立てたいと思いました。
万歩計の歩数92,366歩、尾道駅前まで約15時間のしまなみ縦走でした。
スタンプをもらえなかったチェックポイント2箇所は、翌日13(日)に行く予定でしたが、所用で行くことができず、来年に持ち越しと思っていたところ、「今年は2日間限りですよ」との指摘。確かに「※今回のスタンプ台紙は2016年3月12日・13日限りといたします。」との文字が書かれていました。記念に残しておきます。