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瀬戸内しまなみ海道開通20周年記念イベントin来島海峡SAのお知らせ

瀬戸内しまなみ海道は、2019年5月1日に開通20周年を迎えました。これを記念して、6月1日(土)と2日(日)の2日間来島海峡サービスエリアにおいて、記念イベントを行いますのでお知らせします。

 

ステージイベントでは、地元の皆様に多数ご参加いただき、お客様と一緒に盛り上がっていきたいと思いますので、是非お越しください。

 

○ステージイベントスケジュール

 

なお、今回は愛媛県内の観光協会による観光PRブースや、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)愛媛支部による子供免許証の発行も予定されています。(6月1日(土)、2日(日)両日)

※観光協会参加団体

6月1日(土) 10時~15時予定

愛媛県観光物産協会、今治地方観光協会、新居浜市観光協会

上島町観光協会、久万高原町観光協会

6月2日(日) 10時~15時予定

今治地方観光協会、西条市観光物産協会、東温市観光協会

また、6月1日(土)10時から15時の間、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)愛媛支部の協力によりシートベルトコンビンサーを使用し、時速5kmの衝突体験ができます。

この体験をしていただくことでシートベルトの重要性や安全運転への理解を深めていただければと思います。

 

 

○シートベルトコンビンサー(時速5kmの衝突体験車)

 

その他両日とも10時から先着100名様に交通安全に関するチラシ、本四架橋開通による経済効果についてのお知らせや粗品を配布する予定です。

 

来島海峡サービスエリアは、瀬戸内の魚が水中を回遊している様子を再現したデジタル映像コーナー「しまなみ・かいゆうトピア」や、無料でご利用いただけるマッサージ機(3機)、畳でくつろいでいただける休憩コーナー、24時間利用可能なベビールームなどを新設し、今年3月にリニューアルオープンしました。リニューアルオープン後は、多くのお客様からご好評いただいておりますが、この機会に是非新しく生まれ変わった来島海峡サービスエリアで楽しいひとときをお過ごしください。

 

 

 

 

しまなみ海道フォトコンテスト入賞作品展示のお知らせ

伊予銀行さまのご協力により、「しまなみ海道フォトコンテスト」の入賞作品並びに本四架橋がもたらす経済効果について、伊予銀行 日吉支店(今治市日吉町)に展示させていただきましたのでお知らせします。

5月20日(月)より6月7日(金)まで展示予定ですので、伊予銀行 日吉支店にお越しの際は是非ご覧ください。

また、次の支店でも展示を予定しております。

 

○ 伊予銀行 中浜支店  6月10日(月)から6月28日(金)まで予定

○ 伊予銀行 今治支店  9月上旬予定

 

 

 

 

 

 

 

 

因島のマリンバイオセンター水族館

随分前から気になっていた因島にあるマリンバイオセンターの水族館( http://web.fukuyama-u.ac.jp/life/marine_bio_center/htmls/suizokukan.html )に行ってきました。

 

 

因島大橋の近くの海が見える場所にある水族館で、福山大学内海生物研究所の施設です。

 

 

平日のみ一般開放しているということなので、なかなか見学する機会がありませんでしたが、最近Webサイトの開館日カレンダーで開館情報を見つけたので、10連休の間に行ってみることにしました。訪れた5月の休日、天気も良く水族館の駐車場からは因島大橋の主塔も見えました。

 

 

開館より少し早めに着いたのですが、家族連れの方達が何組も待っていました。ちょっとした人気スポットのようです。

 

大水槽では瀬戸内の魚が飼育されており、しまなみ海道周辺の美しい海の様子を想像することができます。このあたりの海で釣りをするとこんな大きな真鯛が釣れるのだろうととても気になりました。

 

 

タッチングプールは研究所周辺に生息しているヒトデやウニ、ナマコなどの生きものに触ることができる学習教材として家族連れにも人気でした。

 

 

また、瀬戸内海以外の海の生きものなども展示されていて、時期により入替えされているようです。

 

 

この水族館は福山大学の海洋生物科学科の学生さんの研究・学習の一環として展示されているらしく、水生生物の飼育技術の向上、健康管理や防疫、展示・解説手法の開発などに取り組んでいるとのことです。水族館学芸員の研修の場でもあるとのことなので、各地の水族館にはマリンバイオパークで技術を学んだ学芸員の方もいるかもしれません。

 

 

水族館の裏からは海と因島大橋を見ることができました。

 

 

因島に立ち寄った際には美しい海を眺めるとともに、海に住む魚を見にマリンバイオセンターの水族館もおすすめです。

 

 福山大学マリンバイオセンター水族館

【開館時間】  10:00~16:00
【入館料金】  無料
【休館日】   日曜日、祝日、お盆、年末年始

 

 

 

第76回尾道みなと祭に行ってきました。

2019年4月27日、28日に行われた尾道みなと祭に行ってきました。今年は瀬戸内しまなみ海道開通20周年、尾道港開港850周年ということでいろいろな催しがありました。

駅前ステージ、ふるさとステージ、しまなみ交流館、駅前港湾緑地屋台村、本通り商店街パレード会場、海上自衛隊イベント、海岸通り「ええじゃんSANSA・がり踊り」コンテスト、神輿、クルーズ船と複数会場で2日間にわたる様々な催しで大勢の人が集まる賑やかなお祭りでした。

 

今年もお祭りの前に行われる祭典を見るために少し早めに会場にやって来ました。尾道水道を行き交う渡船には万国旗が飾られ、祭の賑わいを感じさせます。

 

 

駅前ステージには幼稚園児による開会セレモニーの準備がされていました。

 

 

しまなみ交流館では吹奏楽祭のリハーサルが行われています。

 

 

尾道みなと祭を始めるにあたり、尾道港の港湾修築に尽力された尾道寺社奉行 平山角左衛門(平山角左衛門の「角」の字は下が伸びた異体字です。)のお墓のある浄土寺法要と住吉神社境内にある平山霊神社での祭典が行われるので今回も見学をさせていただきました。

 

 

この神社には平山角左衛門の功績をたたえる碑があります。明治29年に建てられたもので漢文で書かれています。

 

 

会場も多く、見どころがたくさんあり、全部を見ることはできないのですが、まずは今回の目当てのふるさとステージへ向かいました。例年の場所が今年は尾道市役所新築工事中で使えないため、千光寺ロープウェイ乗り場に近い場所にステージが設けられていました。

 

 

今回もみなと祭に出演する尾道の渡船を愛するグループ、フェリーズのライブを見るためにみなと祭に来ています。尾道の渡船を歌う「尾道クルージング」「渡船フェリー」や、国産レモン発祥の地の生口島瀬戸田町を歌う「レモンファンタジー」やしまなみ海道をサイクリングするイメージの歌「ブルーラインGOGO」など定番となってきた曲を歌ってくれました。

 

 

歌の合間に通りすがりの観光客に手を振るなど、オープンで良い感じのライブでした。5月にニューアルバムが出るとのことでしたので、またチェックしていくことにします。

 

 

この会場では2日間ずっと演目があり、地元出身アーティストや地元の太鼓等盛り沢山でした。

 

 

他の会場の様子も見ようと海辺を歩いて行くと、みなと祭協賛イベントの尾道水道クルーズに普段尾道水道で見かけない海賊船?が来ているのが見えました。

 

 

駅前ステージでは姉妹都市イベントとして今治市と尾道市の郷土芸能の披露や、瀬戸内出身のSTU48のトークイベントがありました。

 

 

今年は瀬戸内しまなみ海道開通20周年ということで、本州四国連絡高速道路のキャラクター わたるも登場してしまなみ海道の歴史や現在の様子などを説明していました。

 

 

尾道みなと祭では、えいじゃんSANSA・がり踊りコンテストに企業、同好会、小中高校などが参加し一日中踊りの音楽が鳴り響いています。コンテスト会場にも行ってみました。

 

 

同じ曲で踊りを競っているので、各団体が振付けや衣装に工夫をこらしています。また踊りの応援には、ご当地キャラクターが来ていたりと、とても賑やかでした。因島からは「はっさくん」が来ていました。

 

 

お祭り2日目には、商店街でパレードがあり、御神輿が通るなどいっそう賑やかになっています。

 

 

お祭りの人混みを少し離れてみなと祭の主役である平山角左衛門の墓石を浄土寺に見学に行くことにしました。

 

平山角左衛門のお墓は国宝文化財の多宝塔の横にあるとのことでした。

 

お墓の横には平山角左衛門の功績を紹介する碑もありました。

「贈従五位平山角左衛門尚住は、尾道町奉行として着任するや港湾整備の必要を認めて寛保元年住吉浜を築調し港繁栄の基礎をたてた。町民は深くその功績をたたえ平山霊神社を祀り、大紀功碑を建立し毎年盛大な港祭りを催している。また昭和四十三年尾道名誉市民として千光寺山頂に顕彰碑を建てた。」と書かれています。

 

せっかくなので、千光寺山頂の顕彰碑も見に行ってみました。

山を登る途中にも「ええじゃんSANSA・がり」の曲が聞こえてきます。下を眺めるとお祭の会場や、尾道水道を行き交う渡船や造船所が見えます。祭の会場の音が山腹まで聞こえるぐらいに山、街、海、島がコンパクトに凝縮された箱庭的都市と言われているとおりの眺めです。

 

 

山頂の尾道市立美術館の近くに名誉市民の碑がありました。こちらの碑では平山角左衛門について「藝州藩士 元文五年尾道町奉行となり 港湾修築に心を用い 海面を埋立てて住吉浜を開き さらに港内浚渫 荷揚場新設など かずかずの業績をあげ 尾道港発展の基をかためた」と書かれていました。

 

 

850年を迎えた尾道港開港の1169年は平安時代。平山角左衛門が奉行となった元文五年(江戸時代)1740年頃の港の整備による発展はとても大きなものだったのでしょう。次にみなと祭に来る際には尾道の歴史についてもう少し学んでみようと思います。