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四国最西端まで行ってきました!(Part1 ~ドライブ編~)

今まで一回も行ったことがなかった、四国最西端の佐田岬先端まで、今治から松山自動車道を通って行ってきました。松山より南に行く機会はあまりないのですが、松山自動車道が更に南まで延びているので、今治湯ノ浦ICから今治小松自動車道を使うと、大変便利です。西日本高速(株)の料金・経路検索では、大洲ICまで72分、そこから一般道で約30分で八幡浜市、更に佐田岬の先端に近い三崎地区へは約1時間なので、3時間ほどで到着予定です。とは言え、行ったことがないので、余裕をもって朝7時半に出発しました。

 

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今治小松自動車道は、いよ小松JCTで松山自動車道と接続していますが、その手前の東予丹原~いよ小松IC付近では、ほぼ正面に石鎚山系の威容が望めます。そのやや北側からは、朝日が昇り、朝もやと相まって大変きれいな景色です。

 

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約40分ほどで、伊予灘SAに到着。7時から営業しているようですが、人影はまばらです。伊予灘SAは、遠くに伊予灘が望める高台にあるため、今治よりも風がやや強く、また冷たく感じられました。伊予灘SAには、恋人の聖地があります。本四道路でも、淡路SAにあるのと同じです。ここでは、寄り添う二人のモニュメントの前にカメラ台が置かれていました。また後ろは、ハートロックフェンスが設置され、たくさんのロックがかかっていました。

 

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伊予ICを過ぎると、次の内子五十崎ICまでは、どんどん山の中に入っていきます。上りで片側1車線なので、遅い車がいると数珠つなぎになります。長いトンネルを何本もくぐり抜けます。この区間の最高点は、標高600m近くになるようです。どおりで、雪の積もった後が残っていました(ちなみに、通行翌日には寒波来襲により、雪で通行止めとなりました)。

内子五十崎IC付近は、盆地なのか、霧がどんどん濃くなってきました。朝が早いこともありますが、岬の先端での景色が心配になってきました。

9時過ぎに八幡浜市に入りました。内子での霧は、嘘のように無くなり、一安心です。まず、最初の目的地である「八幡浜みなっと」を訪ねました。九州へのフェリー航路の乗船場横にある道の駅です。駐車場が大変広く、鮮魚市場、フードコート、カフェテリア、産直・物販など魅力的な施設です。また、当日は日曜日でしたので日曜市も10時から14時半まで開催されるということで、テントを張って準備をされていました。

 

道の駅「みなっと」駐車場

道の駅「みなっと」駐車場

 

産直・物産「アゴラマルシェ」

産直・物産「アゴラマルシェ」

 

水産市場「どーや市場」

水産市場「どーや市場」

 

施設内のトイレです。施設が新しく、大変充実したもので、小便器は来島海峡SAと同じタイプのものを使っていました。まだ、朝早い開店すぐの時間でしたが、すでに車がたくさん停まっていました。

 

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また、ここへは帰りに寄ることにして、先を急ぎます。 佐田岬は、約40kmの細長い突き出た半島で、大鳴門橋がかかる淡路島南端の門崎を10倍にスケールアップしたような感じに思えます。昔は、国道が悪路だったようですが、現在の佐田岬メロディーラインが開通してからは、快適なドライブコースとなっています。 ここにも、愛媛県の道路に標示されている、サイクリストのためのブルーラインと距離表示がありました。

 

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佐田岬メロディーラインから見た、伊方町二見地区です。亀が池と宇和海が望めます。 手前の建物は、亀が池温泉です。残念ながら、時間が無く、立ち寄れませんでした。 佐田岬メロディーラインは、三崎方面から八幡浜方面に向かう瀬戸農業公園の前の道路に「みかんの花咲く丘」のメロディーがなるように舗装に細工をしています。

 

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瀬戸農業公園の近くにある駐車場には、サイクリングロードを紹介する看板もありました。 愛媛マルゴト自転車道のひとつです。

 

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瀬戸展望休憩所でひと休みしました。宇和海を眺める立派な展望施設があります。

 

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建物の2階に、一昨年ノーベル物理学賞を受賞した中村修二博士のパネルがありました。伊方町(合併前の瀬戸町(旧四ツ浜村))の出身なんですね。

 

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灯台まであと25kmとなっています。

さらに三崎方面に走っていると、道ばたには、1月中旬なのに既に菜の花が咲き誇っています。暖冬の影響もありますが、温暖なんですね。ミカンの出荷作業にもたくさん出会いました。岬先端方向の遠くには、風力発電の風車が並んでいます。

 

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ようやく三崎港に到着しました。今治から約3時間半かかりました。

大分県の佐賀関に向かう国道九四フェリーです。約70分の乗船時間だそうです。

 

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三崎港から、さらに先端の佐田岬灯台に向かいます。ここからは、道幅も狭くなり、カーブの連続となりますが、すれ違えないような道幅ではありません。しかし、灯台への駐車場に近い数キロだけは、すれ違いが困難なところもあります。

三崎港から30分くらいでやっと到着。四国最西端までやってきました。遠望に豊予海峡を挟んで、九州(大分県佐賀関)が望めます。わずか14キロほどの距離なので、天気がよければもっとはっきり見えるのでしょうが、当日はうっすらと見えていました。手前にはっきりしているのは、高島です。外洋に面しているので、海の透明感は、素晴らしいです。

 

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領海法では、ここが瀬戸内海の西の端と定義されています。

 

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駐車場から灯台は、わずかに頭だけが見えました。

ここから灯台までは、徒歩約20分の遊歩道があるのですが、時間がなく、ここで引き返すことにしました。わずか10分の滞在でした。ちなみに駐車場には、トイレしかありません。

今度、訪れる時は、ここに泊まって南九州に行ってみたいと思いました。

 

 

 

 

 

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