来島海峡SAがリニューアルオープンしました
瀬戸内しまなみ海道は、2019年5月1日に開通20周年を迎えます。それに先立ち、3月16日(土)、来島海峡サービスエリアがリニューアルオープンしました。
リニューアルに当たっては、お客様に今まで以上に快適にご利用いただけるよう施設を充実し、新コーナーも設置するなど、魅力あふれる施設に生まれ変わりました。
新しい施設の概要は次のとおりです。
●瀬戸内の海と島と橋が生み出す「非日常空間」をコンセプトに、来島海峡を望む展望テラスを新設
●2階建てとすることにより、ゆったりと過ごせる休憩スペース、リフレッシュルームや展望室等を新設
●売店の面積を拡張するとともに、カフェコーナーも新設し、来島海峡を望みながらゆっくりとお食事をしていただくため開放的で広いフードコートスペースを提供
●新たに24時間利用可能なベビールームを設置
●瀬戸内の海と島と橋が生み出す「しまなみ体験エリア」として瀬戸内の魚が水中を回遊している様子を再現したデジタル映像コーナー「しまなみ・かいゆうトピア」を新設。
新しいサービス棟の様子を紹介します。
【全景】
新しいサービス棟のデザインコンセプトの一つは、「駐車場から双眼鏡のように来島海峡を望む」となっており、駐車場側から海側に建物の高さが高くなっています。

下り線側駐車場より
夜の正面入口はこんな感じで昼間とは違う顔を見せてくれます

【展望テラス】
今回の改築の目玉は、二階展望テラスからの眺望です。二階建てにしたことにより、これまでより高い位置から来島海峡の素晴らしい景色を望むことができます。

そして、駐車場側からみると、この様に双眼鏡で覗いたような景色を見ることができます。

また、夜には間接照明による落ち着いた雰囲気で景色を楽しむことができます。

ちなみに、ライトアップの日に来島海峡大橋を展望テラスからみると、こんな感じになります。これまでの夜景スポットであった亀老山展望台や糸山展望台にも負けない非常に綺麗なライトアップされた来島海峡大橋を見ることができます。

【フードコート】
海側に面したフードコートは、大きな窓から来島海峡の景色を堪能しながらゆっくりと食事ができる雰囲気となっています。

【売店】
売店も広くなりました。売り場の中央には島々をつなぐ橋が配置され、その周囲に多島海をイメージした島状の商品展示棚が配置されています。

レジの位置を示すサインも灯台をイメージ。

【カフェコーナー】
今回新たにカフェコーナーも設置されています。

カフェコーナーの一番目立つ位置には、伝説の「蛇口からみかんジュース」が鎮座しています。

来島海峡サービスエリアを訪れた際は、是非お試し下さい。(残念ながら、有料です)
【休憩室】
二階展望テラスの内側には休憩室が用意されています。椅子に座ってゆっくりと景色を堪能できるようになっています。

そしてその奥には、なんとマッサージチェアと畳のスペースが用意されています。このマッサージチェアは無料で利用できます。(大勢の方にご利用いただくため、お一人15分まででお願いします。)

【ベビールーム】
インフォメーションの横には24時間利用可能なベビールームも用意されています。


調乳器

授乳室とオムツ交換台シート
【しまなみ・かいゆうトピア】
「しまなみ・かいゆうトピア」は、瀬戸内の海と島と橋が生み出す「しまなみ体験エリア」として瀬戸内の魚が水中を回遊している様子をデジタル画像で再現する施設です。
この施設の詳細については、別途紹介させていただきます。

来島海峡SAリニューアルオープン記念 ステージイベントスケジュール
平成31年3月16日(土)にリニューアルオープンを迎える来島海峡サービスエリアのリニューアルオープン記念イベントのスケジュールが決まりましたのでお知らせします。
当日は9時から地元幼稚園児の皆さんにも参加いただきリニューアルオープンの式典を行います。式典終了後には、園児の皆さんにも歌やダンスなど日頃の練習の成果を披露していただく予定になっています。

また、16日(土)10時から11時の間、愛媛県警察本部交通部高速道路交通警察隊・愛媛県高速道路交通安全協議会と合同で交通安全キャンペーンを行います。パトカーや白バイの展示も予定していますので、記念撮影もしていただけます。


ぜひ、来島海峡サービスエリアにお越しください。
※雨天の場合は、イベントの内容を変更または中止することがあります。
来島海峡SAがリニューアルオープンします!
2018年5月よりリニューアル工事を実施しておりました来島海峡サービスエリアですが、このたび2019年3月16日(土)にリニューアルオープンすることになりました。
現在の状況は、下の写真のようになっており、2階建てとなったサービス棟外観を見ることができます。現在、約1ヶ月後のオープンに向けて、内装工事等を行っています。

その他の現状写真は、JBハイウェイサービスのホームページでも紹介されていますので、そちらもご覧下さい。
はしやすめ:http://www.jb-highway.co.jp/topics/shosai.php?id=177
また、新しいサービス棟などの情報については、後日の記事で紹介します。
当日のリニューアルオープンセレモニー及びイベント情報は、以下のとおりとなっています。
◆リニューアルオープン 平成31年3月16日(土) 9時
○オープニングセレモニー(9時~9時15分)
○「しまなみ・かいゆうトピア」オープニングイベント(9時20分~9時40分)
瀬戸内しまなみ大使と地元の園児達が魚の名前あてイベントを行います。
◆リニューアルオープン記念イベント
○ステージイベント(3月16日(土)・17日(日) 10時~15時 随時開催)
•地元郷土芸能(能島水軍太鼓、一人角力)
•ダンスステージ(フラダンス・ダンスパフォーマンス)
•音楽ステージ(地元高校生によるブラスバンド演奏)
•フードフェスタ
•餅まき
•ご当地キャラクター「わたる・みきゃん・バリィさん」によるパフォーマンス
○割引セール等イベント(3月16日(土)~18日(月))
•売店ご利用のお客様、各日先着100名様にレジにて粗品をプレゼントいたします。
•売店の指定商品を2割引販売いたします。
•フードコートにて特別メニューをご提供いたします。
•望遠鏡を無料開放いたします。
•インフォメーションでは各日、午前(10時00分~)・午後(13時00分~)にそれぞれ先着50名様に粗品をプレゼントいたします。
◆交通安全キャンペーン 3月16日(土) 10時~11時
リニューアルオープン記念イベントで多くのお客様にご利用いただく機会に、より安全にしまなみ海道をご利用いただけるよう、愛媛県警察本部交通部高速道路交通警察隊・愛媛県高速道路交通安全協議会と合同で交通安全キャンペーンを実施します。
•交通安全PR(交通安全啓発チラシやグッズの配布)
•パトカー、白バイ、道路管理用車両の展示
3月16日のリニューアルオープンを楽しみに、ぜひご来場いただければと思います。
因島北料金所で防犯訓練を実施しました
12月6日(木)しまなみ海道の因島北料金所において、広島県警察尾道警察署にご協力いただき、防犯訓練を実施しました。この訓練は犯罪が増えるといわれる年末年始を前に、料金所関係者の防犯意識の向上と、事件発生時の適切な対応を確認するためのものです。
訓練では犯人に扮した警察官2名がブースへ道を尋ねるふりをしてやってきます。職員が応対すると、突然、刃物を突きつけ、大声でお金を要求します。本当の犯人さながらの強い口調で、後方から見ていた私も圧倒される迫力でした。
お金を受け取った犯人はクルマで逃走しますが、職員はそれを追いかけてカラーボールを投げるとともに、逃走方向を確認します。

犯人役の警察官が刃物を突きつけ、大声で脅します
その後、料金所からの通報を受けた警察官が料金所へ到着し、事情聴取が始まります。事情聴取では犯人の人相、逃走した車(車種や色、ナンバープレート等)や被害金額などを聞き取ります。

事情聴取の様子
訓練後、警察の方より講評がありました。今回の訓練では、犯人の人相や逃走した車について、しっかり把握できていたとお褒めの言葉をいただきました。また、実際に被害に遭った際はまず、身の安全を守ることが第一で、可能な限り犯人についての情報を記憶して教えてほしいとのことでした。

講評の様子
また、カラーボールの使用訓練も行い、各自が練習用カラーボールを目標のラバーコーンめがけて投げていました。私も投げてみましたが、意外とコントロールが難しく、訓練の必要性を感じました。
併せて、空気が乾燥して火災が発生しやすい季節を迎えていることもあり、消火器の使用訓練も実施しました。

消火器使用訓練の様子
当社では、職員の防犯意識向上と事件や火災等の発生時に正しい対応を行えるよう、このような訓練を毎年、実施しています。
来島海峡大橋「夕日ストライク」現地撮影会
瀬戸内しまなみ海道の来島海峡大橋は、世界初の三連吊橋として建設され、全長は約4kmであり、実は世界最大の吊橋である明石海峡大橋とほぼ同じ長さです。三つの吊橋が一直線につながっているため、それぞれの橋の主塔も遠近感をもって重なる人工的な造形美を提供しています。

その来島海峡大橋では、1年に2回だけ冬至(2018年は12月22日)前後およそ1か月の日に、橋の主塔の真ん中に沈みかける夕日が収まる様子を見ることが出来ます。

一年間の太陽が沈む方向は、日々変化していますので、太陽が沈む方向と橋の方角が一致して写真撮影ができる日を確認できるのが、下のグラフになります。

晴れて雲がなければ、来島海峡第一大橋の大島側2P主塔から今治側までの5本の主塔の真ん中にすっぽりと夕日が収まり、何ともいえない幻想的な景色を見ることができます。
今回は、5月に瀬戸内しまなみ海道が開通20周年を迎えることを記念して、11月と1月にそれぞれ2日間、「夕日ストライク」を狙って撮影会を実施しました。
11月は、報道機関の皆様をご案内して実施しましたが、1日目(11/21)は曇天、2日目(11/22)は晴れていたもののいよいよその瞬間、という時に雲がかかり、「夕日ストライク」を見ることはできませんでした。
1月は、今治地方観光協会のご協力により、カメラ愛好家の方々をご案内して撮影会を実施しました。
1日目(1/20)は天気が悪い予報だったため、撮影会は中止となりましたが、夕方に天気は回復したものの、西の空に雲が多く、「夕日ストライク」を見ることはできませんでした。
ちなみに当日、当社の社員が撮影した画像はこちらです。

直前までは少し期待は持てたのですが・・・

その瞬間は、夕日の下部が僅かに見えるに留まりました。
2日目(1/21)は晴天で、朝から期待が持てる1日となりました。
そしてその期待を裏切ることなく、これまで実施してきた撮影会で1、2を争うほどの素晴らしい「夕日ストライク」を見ることができました。
その時の画像がこちらです。

来島海峡第一大橋大島側主塔(2P)塔頂での撮影準備風景。

その瞬間を狙います。

まもなくその瞬間が訪れようとしています。

そして、主塔の枠をはみ出んばかりの「夕日ストライク」が決まりました。
「夕日ストライク」は、主塔の枠を野球のストライクゾーンに見立てて、丸い夕日(ボール)が収まる景色をとって、当社で名付けました。「ダイヤモンド富士」や「だるま夕日」のようにこの呼称が定着してくれればうれしく思います。
今回の「夕日ストライク」は、平成28年1月に見えて以来、3年ぶりにきれいに見ることができました。気まぐれなお天気に気をもみながら、次回の「夕日ストライク」を期待したいと思います。
なお、本四高速HPのフォトギャラリーのコーナーに、この「夕日ストライク」の写真があります。
→ https://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/gallery/photo.html


