「第14回四国・今治地方観光写真コンテスト」公開審査会に参加しました
3月9日(土)、みなと交流センター(はーばりー)1Fみなとホールで公益社団法人今治地方観光協会が主催する「第14回四国・今治地方観光写真コンテスト」の公開審査会が開催され、今年もしまなみ今治管理センター所長が審査員として参加しました。
「はーばりー」を紹介したブログはこちら:(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5624)

はーばりー内「みなとホール」での審査会開始前。会場奥には来島海峡大橋の大きなタペストリーも飾ってありました。
「今治地方を代表する瀬戸内海国立公園の多島美、歩いても自転車でも渡れる特性をもったしまなみ海道の人工美、継ぎ獅子などの伝統芸能など数々の観光資源を内外にアピールして観光客誘致を目的として実施します」というこのコンテストの趣旨が、当社の「瀬戸内企業ビジョン
(https://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/setouchivision/)」に掲げる「地域との協働」に合致することから、このコンテストに協力し、橋を題材にした写真の中から「しまなみ海道特別賞(3点)」を選定しています。
今回の審査員は、イギリス生まれのロッド・ウォルターズさんが務めます。ウォルターズさんは1991年に来日し、大阪、長野を経て松山に移住され、インバウンド観光の会社を設立して行政や団体に観光コンサルティングを行う一方、写真家として地域のパンフレットやウェブに写真の提供や、ウェブとSNSにより外国人旅行客の四国誘致を行われています。
このコンテストは、前年からインスタグラム部門が設けられ、最初に、ウォルターズさんが選定したインスタグラム部門の優秀作などがプロジェクターを使用して紹介され、その後に一般部門の審査に移りました。

ウォルターズさんによるインスタグラム部門の作品紹介と解説の様子
プリントされた写真で投稿する一般部門は956点で、しまなみ海道特別賞はこの中から選定します。
一般部門の作品は、ウォルターズさんの一次審査で約450点に絞り込まれ、「海」、「自然」、「祭り」、「イベント」、「地場産業」、「橋」などのテーマ別に分類されています。
毎年、「橋」のテーマには、来島海峡大橋をはじめ、大三島橋、多々羅大橋などを対象として様々な季節、時間、角度、手法により撮影した多くの素晴らしい作品の応募があります。それらの橋を被写体にしていただけることに対し、橋を管理するものとして、とてもうれしく思う一方で、審査はとても難しいものとなります。
当社の所長も慎重に選定しています。
ウォルターズさんの視点で見た、日本の風景などの優秀作品が選ばれます。
これほど多くの応募作品の中から選定していくのは容易ではなく、開会から3時間近くを要して最終的に、最優秀賞(賞金5万円)をはじめとする各賞27点と若干数の観光協会奨励賞が選定されました。「しまなみ海道特別賞」には賞金(2万円)の他に、「来島海峡大橋の塔頂に上がる権利」が副賞として付いています。受賞者の方にはこれを利用して、また、すばらしい写真の撮影をしてもらえれば幸いです。
そして最後に、ウォルターズさんが各受賞作品を紹介しました。
これは最優秀賞の紹介。美しい風景の作品が選ばれました。
授賞式は6月頃に予定されている同協会の定時社員総会で行われます。また、同協会公式ホームページ、新聞等への掲載や公共施設、美術館、ホテル、JR今治駅などで展覧会も予定されているそうです。
(同協会HPhttp://www.oideya.gr.jp/p-contest/より)
最後に今回の選考結果の上位入賞作品を紹介します。

最優秀賞 タイトル「朝陽を浴びて」 日和佐 政義 様

一席 タイトル「港に咲く」 菅 玲子 様

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「ツールド玉川」 石山 正昭 様

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「笑顔」 藤原 郁 様

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「煌いて夏夜」 長谷 由美 様

二席 タイトル「亙の町」 武内 勇雄 様

今治市長賞 タイトル「妙技」 小野田 譲 様

今治地方観光協会長賞 タイトル「多々羅大橋を快走」 古見 信之 様

三席 タイトル「遠く千間磯を望む」 川村 智子 様

しまなみ海道特別賞 タイトル「2つの世界」中川 智貴 様

しまなみ海道特別賞 タイトル「光跡」 沖浜 博 様

しまなみ海道特別賞 タイトル「輝く」 村上 翼 様