大三島の藤まつり
大山祗神社の近くの藤公園で5月3日に行われた藤まつりに行ってきました。
まつり開会挨拶の後、上浦の「海道夢太鼓」により「族」と「海の豊穣」の演奏がありました。しまなみ海道全通時に瀬戸内海をイメージし作曲家林 英哲氏により作られた「海の豊穣」はいろんな団体で演奏されていますが、それぞれの持ち味があるようでまた違った魅力がありました。
藤公園の藤棚はちょうど見頃、多くの人が記念写真を撮っていました。
藤公園には、瀬戸内のジャンヌダルク鶴姫の像があります。最近は村上海賊の娘が注目されていますが、鶴姫の悲恋のお話も忘れられません。あちこちにあるポーズの異なる鶴姫像を見かけるとお話のシーンが思い出されます。
たくさんの露店が出ていましたが、イベントでしか味わえないのではと思い、魔法のジューサーによる生搾りミックスジュース(せとか・なつみ・甘夏・きよみ・デコポン・はるか)と大三島そだちひらめバーガーをいただきました。
地元産の贅沢な素材を使ったもので、どちらも想像した通りの美味しさで大満足でした。
テレビ番組「ちかくナルナルなるちか!」の取材を受けました
5月14日(土)17時に愛媛朝日テレビで放送される「ちかくナルナルなるちか!」の取材が来島海峡大橋でありました。
「なるちか!」は、愛媛のグルメや観光情報などを紹介する番組です。
いつもは街中をぶらぶらブラボーのコーナーでグルメレポートをしている陽気なイタリア人フルビオさんが、 糸山展望公園に来た際に来島海峡大橋の点検風景に興味を持ち、JB本四高速を訪問されました。
しまなみ海道ブログライターも同行し、取材風景を取材させていただきました。
番組では、JB本四高速に訪問されたフルビオさんが、本日の点検出発前の打ち合わせに飛び入りします。
なぜか来島海峡大橋の橋梁点検に一緒に行くことになり一日インターン?で点検作業を体験されました。
スタイルがいいので作業着もとってもお似合い、装備もバッチリきまって、初日からベテラン点検員のようです。
準備も整い来島海峡大橋に向かいます。
来島海峡大橋の橋脚に到着
来島海峡大橋と潮流の景観に感動、おもわずフルビオさんが雄たけびをあげます。
先輩社員より今日の作業の段取りと安全の指導をしっかりと聞きます。
安全に配慮し移動をします。
まずは、外面作業車から主桁の裏側の点検です。
塗装のはがれや錆ているところがないか、ボルトに緩みはないか、細部の点検にも余念がありません。
次は、主桁内の点検もしていただきます。
主桁の中には、様々な管路が配置されています。
来島海峡大橋は、車や自転車、歩行者が通る道路だけでなく、大島へ水を送る水道管、電力、通信など多くのライフラインを支えています。
トラスが、どこまでも続くかのような桁内の風景
またも感動のあまりフルビオさんがブラボーの雄たけびをあげます。すでにテンションMAXです。
次は塔頂に上がって、メインケーブルの点検です。
高所作業は常に危険と隣り合わせ
先輩社員から安全に対する心がけと点検のポイントについて聞き、再度確認をします。
移動時には安全帯を2本がけ、繋ぎかえるときもかならず右左のどちらか片方はどこかに繋がっているようにします。
フルビオさんは、最近番組のコーナーで、パラグライダーも体験したとのこと、高いところも大丈夫で橋梁点検員の素質は十分なようです。
ハンドロープの定着金物や、橋梁照明器具を確認しています。
点検の結果、異常はなかったようです。
現場から地上に戻って一段落、本日の点検は終わり、反省会です。
フルビオさんの橋梁点検員としての素質を手放すのは惜しいのですが、ここでお別れです。
JB本四高速の社員から、橋が愛媛県・広島県の島々、本州と四国をつないでいることの意義や大切さ、永きに渡りそれらを安全、安心、快適に大勢の人々が使い続けられるように日々の点検管理により守る取り組みについて話をさせていただきました。
番組では他にも「よしうみいきいき館」でのグルメや「来島海峡大橋のサイクリング」など、しまなみ海道が堪能できるスポットも紹介されるようですので是非ご覧下さい。
放送日時:5月14日(土)17時~
番組名 :愛媛朝日テレビ「ちかくナルナルなるちか!」
*愛媛県内など一部地域のみ放送です。
私たちの仕事を動画で紹介しています。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/cm/pr1.html
「ゆめしま海道」へプチ旅行
以前のブログ『「ゆめしま海道」へ行ってきました。』で紹介した上島町にて、イベントがあったので行ってきました。
愛媛県越智郡上島町は、因島・生口島に近い、岩城島・生名島・佐島・弓削島などからなる町です。
弓削島と佐島を結ぶ「弓削大橋」、生名島と佐島を結ぶ「生名橋」があり、また岩城島と生名島を結ぶ橋が計画中です。
4月24日(日)に弓削島で「かみじまてしごと市」が開催されたので、寄ってみました。「かみしまてしごと市」は、年3回(春夏秋)開催されており、今回で9回目の開催。ものを作る人と使う人・食べる人が直接交流し、対話を楽しむことで手仕事の魅力を分かち合おうと企画されたものです。
尾道から弓削島へ自動車で行くには、しまなみ海道で因島まで行き、家老渡港からフェリーに乗ります。初めて行きましたが尾道から1時間程度で行けるので、意外に早いなと感じました。
弓削港近くの「ひだまり公園」での開催という情報だけで探したので、30分くらい迷いましたがなんとか到着。手作り小物、パン、リサイクル、子供マーケットなど20店位の出店者さんがお店を開いていました。ここは海に近い公園で、地元学生によるブラスバンド演奏を楽しむことができ、子供達が開放的に遊んでいて、とても癒やされました。
出店しているお店で早速お昼ご飯。数量限定の「鯛どんぶり」をいただきました。
「鯛どんぶり」は、白ご飯にほぐして味付けした鯛の身と白ネギ、大葉、ごま、トッピングに練り梅と塩レモンがついた、美味しいどんぶりでした。
これだけにしておけば良かったのですが、開放感に負けて、高菜ご飯、みかん酵母のカリカリスティック、はっさく生搾りジュースまでいただいちゃいました。友人と一緒に食べようとチーズパン、クルミパン、レーズンパンをお土産に買いました。
てしごと市の会場を後にして、ドライブへ。5分ほどで「弓削大橋」に到着しました。
「弓削大橋」は橋長980mの斜張橋です。塔も橋桁も鋼でできています。
塔が、しまなみ海道の「多々羅大橋」や「生口橋」と同じような形をしていたので、塔の下で手をたたいたら、「多々羅大橋」などと同様に「鳴き龍」が聞こえました。
次に、3分足らずで「生名橋」へ到着。
生名橋は橋長515mの斜張橋です。
この橋の塔はコンクリートでできています。また、橋桁は「多々羅大橋」や「生口橋」と同様に、中央部が鋼で、それ以外はコンクリートでできている「鋼・コンクリート混合橋(複合橋)」でした。
帰りは生名島からフェリーで因島へ。
その船の中で知ったのですが、平成29年3月31日まで、上島町への船の自転車料金が無料になっています。サイクリングをする人には嬉しい情報です。
上島町へは尾道から1時間くらいで行けます。お手軽なお出かけができますので、皆様も行ってみてはいかがですか。
「尾道みなと祭」が開催されました。
毎年恒例の「尾道みなと祭」に行ってきました。
みなと祭は、今年で73回目を迎える尾道を代表するお祭りです。開催期間は4月23、24日の2日間でしたが、私は23日(土)に行ってみました。
尾道駅前から尾道市役所までの各所で、踊り・ライブ、地元店舗出店・屋台、スタンプラリー、フリーマケットなど多くのイベントが行われました。
また、今年は東京ディズニーシー開園15周年のアニバーサルイベントとして、ディズニーキャラクターによるパレードも行われました。
まずはディズニーパレード。パレードは大変盛況でしたが、パレードを楽しそうに見ている子供や大人の方々を見ているのが楽しかったです。ミッキーとディズニーの仲間たちが登場し、ミッキーとミニーがキスをするパフォーマンスが見られました。
(残念ながら、写真は意匠権の関係で掲載できませんが。。。)
次に、みなと祭のメイン「ええじゃんSANSA・がり」が始まりました。
「ええじゃんSANSA・がり」とは、与えられた曲で参加者が自由に振り付けを考え披露する創作踊りコンテストです。一日目は一般(高校生・市民)が参加し、二日目は尾道市の幼児・小学生・中学生が参加しました。雨がぽつぽつ降り始めていましたが、みんな元気に格好良く踊りを披露していました。
町には屋台あり、フリーマケットありで大賑わいでした。
発生するゴミを分別して捨てるようになっていて、環境にも配慮していました。
次にライブを楽しみました。尾道のアイドル「フェリーズ」の登場でテンション上がりました。かっこよかったです。
ライブコンサートを楽しんだので帰ろうかと思い歩いていたら、ライブをしていたフェリーズが尾道港クルージングの切符売りのお手伝いしていました。話をしたら、フェリーズもクルージング船に乗るということなので、急遽クルージングに参加しました。(所要時間約30分、料金は500円、定員20人位のクルージング)
いつも見慣れている新尾道大橋、尾道大橋が、船から大迫力で見られ、橋がある尾道水道の風景は良いなとあらためて感じました。
お茶目なフェリーズさんたち、本四高速のシンボルキャラクター「わたる」のぬいぐるみを気に入ってくれました。「わたる」のぬいぐるみは以前のライブでプレゼントしたものですが、お気に入りで今日も持ち歩いてくれていたとのことです。
一日中、みなと祭を楽しめました。新聞記事によると、主催者発表として2日間の来場者数が約31万人とのことでした。
尾道は、楽しいイベントが盛りだくさんです。また、尾道周辺のしまなみ海道沿いにも、楽しいイベントや観光地、グルメが満載です。
これからお出かけ日和になってきますので、尾道情報満載の「尾道ぐるめマップ」等を参考にお出かけされてはいかがでしょうか。(尾道市の観光案内所等で入手できます。)
「ゆめしま海道」へ行ってきました
瀬戸内三海道で、東側に位置する「ゆめしま海道」へ行ってきました。
「ゆめしま海道」は、東から弓削島・佐島・生名島(いきなじま)をそれぞれ弓削大橋・生名橋で結んでいます。歩行者・自転車だけでなく自動車も無料で渡れます。
どの島もフェリーでなければ渡ることができませんが、しまなみ海道の因島(土生港)からは、生名島(立石港)ならほんの3分で渡れます。気軽にワクワク感が味わえてサイクリングにおすすめです。
4月中旬の日曜日である17日は、弓削島の島四国の日で、島内全域に広がる札所88ヶ所と番外札所において、お菓子やヘギ飯等が振舞われるお接待があり賑わったそうです。
弓削島内の名勝地を味わった後は、タラソテラピー(海洋療法)の原理を取り入れた全国でも珍しい海水温浴施設「潮湯(しおのゆ)」(温浴施設は、男女共用ですが、安心してください。履いてますよ(水着着用です)。)で心身ともにリラックスしてはどうでしょうか。
二つの橋を渡って、「いきなスポレク公園」があり、スポーツ&レクレーション施設の充実した生名島へ行くと、映画「悪名」で世に知られることになった男装の女傑麻生イトさんが築園した三秀園があります。麻生イトの石像や祭祀のための巨石が直立しています。側にそびえる立石山には、どういうわけだか巨石がごろごろしているようですが、今回は時間がなく、中腹までしか行けませんでした。
生名島の島四国の日は、旧暦の3月21日だそうです。新暦だと4月27日(水)、もうすぐですね。