~「親と子の橋体験セミナー2016」を開催しました。~
7月24日(日)に多々羅大橋、今治市上浦歴史民俗資料館において、「親と子の橋体験セミナー2016」を開催しました。
このセミナーは、小学4年生から中学3年生までの児童・生徒とその保護者の方を対象に、橋の基礎講座、多々羅大橋の主塔基部や塔頂、外面作業車への乗車を体験し、普段とは違った角度から橋を見ていただくことにより、橋の構造などについて理解を深めていただくことを目的として開催しています。
「しまなみ海道」が概成した1999年から始め、今回が19回目の開催となりました。40名の募集に対して、317名の応募があり、競争倍率は約8倍となりました。
当日は、天候に恵まれすぎて、熱中症が心配されましたが、事故等なく無事開催することができました。
参加者アンケートでは、「貴重な体験ができた」、「橋について興味が湧いた」、「楽しかったので、また参加したい」、「夏休みの自由研究にしたい」などの意見が寄せられました。
えひめ国体PRポロシャツを着用しています
平成29年秋に開催予定の第72回国民体育大会『愛顔(えがお)つなぐえひめ国体』及び第17回全国障害者スポーツ大会『愛顔つなぐえひめ大会』のPR用ポロシャツを、クールビズ期間ということもあり、また今治管理センターも実行委員会委員として参画しているため、管理センター社員全員で着用しています。
なお、しまなみ海道沿線で開催予定の競技は、大島でアーチェリー、大三島で自転車ロードレースの2種目となっています。
このポロシャツは、今治市国体推進課が1年後に迫ったえひめ国体の周知と開催機運の醸成を目的として、愛媛国体のマスコットキャラクターである「みきゃん」と、「IMABARI」をあしらったデザインとなっています。
また、こちらは毎年恒例となっています今治市民のまつり『おんまく』(8月6日・7日開催予定)のPR用Tシャツ着用も合わせて実施しています。
こちらは白、黒、赤の3色展開です。
夏場の執務室は、とてもカラフルでクールです。
当管理センターでは地元のイベント、行事に積極的に参加し、PR活動にも一役買っています。
『愛顔つなぐえひめ国体・愛顔つなぐえひめ大会』『おんまく』の詳細については下記リンク先をご覧下さい。
えひめ国体→http://www.ehimekokutai2017.jp/
30年ぶりに岩子島を訪れました
入社したころ因島大橋の建設工事の真っ最中でした。尾道の独身寮に住んでいたので、休日には、釣りや夏には海水浴にもよく行きました。当時(今もそうなのかもしれませんが)、尾道から海水浴に行くには、向島町(当時)にある海水浴場が、近場で便利でした。その中でも、最もお気に入りが岩子島(いわしじま)の海水浴場でした。
先週、向島へ行く機会があったので、久しぶりに岩子島を訪ねてみました。
向島ICから国道317号を津部田地区に向かって走ると、海岸線に出ます。ここから因島大橋ができる前に、向島と因島を結ぶフェリー乗降場がありました。そこから少し北側に向島と岩子島を隔てる御幸(みゆき)瀬戸という細い水道を渡る向島大橋が架かっていて、岩子島には気軽に渡れます。30年前にはランガー橋が1本でしたが、いつの間にか南側にもう1本並んでトラス橋がかかっています。こちらは、歩道として使われているようです。
岩子島の名称は、昔はイワシがよく回遊してきたので、鰯島というところからきているようです。また、尾道水道の西端(岩子島の北西側)には、大鯨島、小鯨島という無人島があり、鯨が回遊してきたことから名づけられたそうです。そういえば、建設中の因島大橋の上から、スナメリが泳いでいるのを見たことがあります。
岩子島は、日本有数のわけぎ(ねぎの仲間)の産地です。ねぎよりも栄養価が高く、ヌタや卵とじにして食べると美味です。この日も、青々と育った畑が見られました。
島の南側の海岸線を走っていくと、因島大橋が見えてきます。真横から眺められるスポットです。因島大橋は3径間の吊橋ですが、側径間と中央径間のバランスがよく、本四連絡橋の中でも最も美しい吊橋だと思います。
さらに海岸沿いを走っていくと、島の西側にある砂浜に辿り着きます。ここが岩子島海水浴場です。訪れたのは7月上旬なので、誰もおらず海の家も開いていなかったのですが、夏休みには、大勢のカッパたちで賑わうのでしょう。なお、海岸線沿いにも小さな砂浜が何か所かあり、そこでは小さな子連れのお母さんが水遊びをしていました。
海水浴場の隣には、浜辺に鳥居が立っている厳島神社があります。安芸の宮島のミニ版と言っては失礼ですが、似た趣の神社です。海の中にも灯篭が立っています。
拝殿は閉じられていて、さい銭箱もありませんでした。軒下になぜか赤穂浪士の絵がかけられていました。よく見ていくと、大石内蔵助も見つけました。
更に回りこむと本殿がありました。
拝殿の横には、岩子島管弦祭のポスターが貼ってありました。夜に管弦船を浮かべる、宮島で有名な祭りですが、ここでもあるんですね。去年のもののようですが、今年もあるのでしょうか?調べてみたら、今年は7月31日の日曜日にあるようです。
http://www.ononavi.jp/sightseeing/calendar/detail.html?detail_id=997&ym=201607
この神社の付近では、「男たちの大和/YAMATO」の映画ロケが行われ、蒼井優さんが訪れています。またこの映画では、日立造船向島西工場跡地に大和の原寸大ロケセットが制作され、ロケ終了後に一般公開され大人気となりました。その一部は、その後呉市にあるヤマトミュージアムに寄贈され、現在も見られるそうです。
尾道市は、大林宣彦映画監督の出身地でもあり、映画誘致に力をいれていることから、岩子島でも何本か撮影されているようです。私の記憶では、映画「ふたり」で石田ひかりさんが駅伝競走で向島大橋を走っていたシーンがあったと思います。
30年ぶりに岩子島を訪れて、ほとんど何も変わっておらず、とても懐かしい気持ちになりました。
岩合光昭 写真展 ねこ
6月25日(土)から尾道市立美術館にて「岩合光昭 写真展 ねこ」が開催され、たくさんの方が訪れているという情報を入手しましたので、早速行ってきました。
岩合光昭さんは、猫などの身近な動物から世界各地の野生動物まで様々な題材を取り上げる動物写真家で、NHKBSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、最近の猫ブームのきっかけとなった番組と言われています。
写真展を訪れた私達をまず招き入れてくれたのは、入り口に置かれた巨大な猫のオブジェです。
この2.7mもある猫は、以前日本橋三越のイベントで使用されていたもので、「処分するなら尾道で譲り受けたい」という尾道市長の発案でやって来た猫なのだそうです。
「猫の街」という言葉が馴染んできた尾道の風景にピッタリで、以前からここに笑顔で立っていたように思えます。
館内に入ると順路案内がされており、展示室一つ一つに可愛い猫達の写真が飾られていました。
残念ながら写真撮影は禁止されていますが、今でも蘇って来るような素敵な写真が数多くありました。
普段あまり見ることのない犬、牛、鹿などの動物たちと一緒に写っている猫の写真を見ることができたり、テレビ等で見たことのある海外の美しい風景と共に、それにも負けない可愛い猫達を見れたりと、常にワクワクしながら見て回ることができました。
そして写真の横には一言メッセージが添えられており、岩合さんの猫達への愛が伝わってくるものからクスッと笑えるものまであり、その写真の背景を想像しながら見ることで、より一層楽しむことができたと思います。
最後の展示室には、尾道の風景と共に撮影された猫達も飾られています。
もしかするとどこかで見かけたことのある猫がいるかも?しれませんね。
館内にはカフェスペースも設けられているため、写真展を見た後は猫話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
また、カフェスペースの横には「ねこなミュージアムショップ」があり、名画に描かれたねこの文具や地元尾道の作家さんが造ったアクセサリーなどの工芸品が販売されています。
そして美術館へ向かう道中、尾道ならではのこんな素敵な出会いもありました。
とても人懐っこく、自ら近寄ってきてくれる猫。
こんな姿を見ると猫っていいな。尾道っていいな。と優しい気持ちにさせてくれます。
7月に入り暑さが日に日に増して来ました。
「お出かけしたくても屋外はちょっと。」と思われている方にも、美術館でしたら涼しい中で可愛い猫達の姿を見て頂くことができるのでオススメです。
このブログを読んだ方が「少しでも写真展に行ってみたい。」と思って頂けたら嬉しいです。
「岩合光昭 写真展 ねこ」(尾道市立美術館:尾道市尾道市西土堂町【千光寺公園内】)
(「しまなみ海道」西瀬戸尾道ICから車で約10分)
尾道市立美術館ホームページは、こちら
開館日時 : 6月25日(土)~8月14日(日) 9時から17時 (入館は16時30分まで)
休館日 : 月曜日 (祝日は開館)
観覧料 : 一般800円、高大生550円 ※中学生以下無料
駐車場:「千光寺公園駐車場(有料)」70台、600円(日)
四国・今治地方観光写真コンテストしまなみ海道特別賞受賞作品の展示
公益社団法人今治地方観光協会が主催して毎年開催されている「四国・今治地方観光写真コンテスト」において、当社が提供する「しまなみ海道特別賞」の受賞作品を来島海峡サービスエリア施設内のフードコートに展示しました。
このコンテストは本年度で12回目を迎えており、既に作品募集が始まっています。
詳しくは協会のホームページで(http://www.oideya.gr.jp/p-contest/)
このコンテストの趣旨は、「今治地方を代表する瀬戸内海国立公園の多島美、歩いても自転車でも渡れる特性をもったしまなみ海道の人工美、継ぎ獅子など様々な観光資源を内外にアピールして観光客誘致を目的として実施しています」とのことで、当社の「瀬戸内企業」理念に見合うため協賛し、現在は3点の「しまなみ海道特別賞」を橋を題材にした写真から選定しています。
第11回の公開選考会の様子は以前、当ブログでも紹介しましたので、(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=2629)見てください。
当社はこのコンテストに第4回より協賛しており、この度は前年度(第11回)の「しまなみ海道特別賞」の受賞作品3点を公益社団法人今治地方観光協会の了承を得て展示させていただきました。
第11回 四国・今治地方観光写真コンテスト「しまなみ海道特別賞」受賞作品
(公益社団法人今治地方観光協会 提供)
今回の展示は8月31日頃までを予定しており、その後は、年度をさかのぼりながら過去の作品を順次(2ヶ月間程度毎)展示する予定にしています。
是非この機会に来島海峡サービスエリアへ立ち寄り、素晴らしい作品の数々をご鑑賞いただけたらと思います。
今後の展示予定(都合により変更になることもありますので、予めご了承ください)
・ 9月頃~10月頃 第10回しまなみ特別賞受賞作品 3点
・11月頃~12月頃 第9回及び第8回同賞受賞作品 各2点
・ 1月頃~ 2月頃 第7回及び第6回同賞受賞作品 各2点
・ 3月頃~ 4月頃 第5回及び第4回同賞受賞作品 各2点
※「しまなみ海道特別賞」は、第4回から第9回までは年2点、第10回からは
年3点を提供しています。