因島アメニティ公園まつり
しまなみ海道大浜PAで、5月3日、4日開催の因島アメニティ公園まつりと尾道いんのしま除虫菊まつりのチラシをみかけたのでゴールデンウィークに行ってみました。
5月3日、まず始めにアメニティ公園に向かいました。因島アメニティ公園は砂浜もある広場で気持ちの良い場所です。公園内には大きな恐竜もいます。

砂浜にむかうと海水浴シーズンかと思うほどの人だかりです。なにやら青いシートでできたプールの周りに行列ができています。体験イベントの「魚のつかみどり」が開催されていたようですが、受付の看板をみると「9:30~先着150名」の横に「当日券は終了しました」とあり、残念ながら参加できませんでした。

あらためてチラシを見るとタイ・ハギ・ヒラメ等のつかみどり。対象者は幼児・小学生、参加料700円(1人2匹まで)、事前予約1日200名とありました。もともと大人は参加できなかったようです。
海では「体験小早」も行われていました。
因島では夏に行われる水軍まつりなどで、かつて村上水軍が使っていた伝令船「小早(こはや)」を再現した船を使ったレースが行われています。
この小早を体験させてもらえるようです。

砂浜を見ると次に出かけていく船と順番を待つ人々がいました。

沖の方からは小早船の櫓をこぐ合図の太鼓の音が聞こえてきます。船には因島村上海賊の「まるじょう」ののぼりが掲げられており、体験ですが、それらしい雰囲気がでています。

青空市などいろいろ楽しそうでしたが、はっさくんに挨拶をして次の目的地の除虫菊まつりの会場に向かいました。(除虫菊まつりの様子は次回紹介します。)

しまなみ海道フォトコンテスト入賞作品展示のお知らせ
伊予銀行さまのご協力により、「しまなみ海道フォトコンテスト」の入賞作品並びに本四架橋がもたらす経済効果について、伊予銀行 日吉支店(今治市日吉町)に展示させていただきましたのでお知らせします。
5月20日(月)より6月7日(金)まで展示予定ですので、伊予銀行 日吉支店にお越しの際は是非ご覧ください。
また、次の支店でも展示を予定しております。
○ 伊予銀行 中浜支店 6月10日(月)から6月28日(金)まで予定
○ 伊予銀行 今治支店 9月上旬予定




第76回尾道みなと祭に行ってきました。
2019年4月27日、28日に行われた尾道みなと祭に行ってきました。今年は瀬戸内しまなみ海道開通20周年、尾道港開港850周年ということでいろいろな催しがありました。
駅前ステージ、ふるさとステージ、しまなみ交流館、駅前港湾緑地屋台村、本通り商店街パレード会場、海上自衛隊イベント、海岸通り「ええじゃんSANSA・がり踊り」コンテスト、神輿、クルーズ船と複数会場で2日間にわたる様々な催しで大勢の人が集まる賑やかなお祭りでした。
今年もお祭りの前に行われる祭典を見るために少し早めに会場にやって来ました。尾道水道を行き交う渡船には万国旗が飾られ、祭の賑わいを感じさせます。

駅前ステージには幼稚園児による開会セレモニーの準備がされていました。

しまなみ交流館では吹奏楽祭のリハーサルが行われています。

尾道みなと祭を始めるにあたり、尾道港の港湾修築に尽力された尾道寺社奉行 平山角左衛門(平山角左衛門の「角」の字は下が伸びた異体字です。)のお墓のある浄土寺法要と住吉神社境内にある平山霊神社での祭典が行われるので今回も見学をさせていただきました。

この神社には平山角左衛門の功績をたたえる碑があります。明治29年に建てられたもので漢文で書かれています。

会場も多く、見どころがたくさんあり、全部を見ることはできないのですが、まずは今回の目当てのふるさとステージへ向かいました。例年の場所が今年は尾道市役所新築工事中で使えないため、千光寺ロープウェイ乗り場に近い場所にステージが設けられていました。

今回もみなと祭に出演する尾道の渡船を愛するグループ、フェリーズのライブを見るためにみなと祭に来ています。尾道の渡船を歌う「尾道クルージング」「渡船フェリー」や、国産レモン発祥の地の生口島瀬戸田町を歌う「レモンファンタジー」やしまなみ海道をサイクリングするイメージの歌「ブルーラインGOGO」など定番となってきた曲を歌ってくれました。

歌の合間に通りすがりの観光客に手を振るなど、オープンで良い感じのライブでした。5月にニューアルバムが出るとのことでしたので、またチェックしていくことにします。

この会場では2日間ずっと演目があり、地元出身アーティストや地元の太鼓等盛り沢山でした。

他の会場の様子も見ようと海辺を歩いて行くと、みなと祭協賛イベントの尾道水道クルーズに普段尾道水道で見かけない海賊船?が来ているのが見えました。

駅前ステージでは姉妹都市イベントとして今治市と尾道市の郷土芸能の披露や、瀬戸内出身のSTU48のトークイベントがありました。

今年は瀬戸内しまなみ海道開通20周年ということで、本州四国連絡高速道路のキャラクター わたるも登場してしまなみ海道の歴史や現在の様子などを説明していました。

尾道みなと祭では、えいじゃんSANSA・がり踊りコンテストに企業、同好会、小中高校などが参加し一日中踊りの音楽が鳴り響いています。コンテスト会場にも行ってみました。

同じ曲で踊りを競っているので、各団体が振付けや衣装に工夫をこらしています。また踊りの応援には、ご当地キャラクターが来ていたりと、とても賑やかでした。因島からは「はっさくん」が来ていました。

お祭り2日目には、商店街でパレードがあり、御神輿が通るなどいっそう賑やかになっています。

お祭りの人混みを少し離れてみなと祭の主役である平山角左衛門の墓石を浄土寺に見学に行くことにしました。

平山角左衛門のお墓は国宝文化財の多宝塔の横にあるとのことでした。

お墓の横には平山角左衛門の功績を紹介する碑もありました。
「贈従五位平山角左衛門尚住は、尾道町奉行として着任するや港湾整備の必要を認めて寛保元年住吉浜を築調し港繁栄の基礎をたてた。町民は深くその功績をたたえ平山霊神社を祀り、大紀功碑を建立し毎年盛大な港祭りを催している。また昭和四十三年尾道名誉市民として千光寺山頂に顕彰碑を建てた。」と書かれています。

せっかくなので、千光寺山頂の顕彰碑も見に行ってみました。
山を登る途中にも「ええじゃんSANSA・がり」の曲が聞こえてきます。下を眺めるとお祭の会場や、尾道水道を行き交う渡船や造船所が見えます。祭の会場の音が山腹まで聞こえるぐらいに山、街、海、島がコンパクトに凝縮された箱庭的都市と言われているとおりの眺めです。

山頂の尾道市立美術館の近くに名誉市民の碑がありました。こちらの碑では平山角左衛門について「藝州藩士 元文五年尾道町奉行となり 港湾修築に心を用い 海面を埋立てて住吉浜を開き さらに港内浚渫 荷揚場新設など かずかずの業績をあげ 尾道港発展の基をかためた」と書かれていました。

850年を迎えた尾道港開港の1169年は平安時代。平山角左衛門が奉行となった元文五年(江戸時代)1740年頃の港の整備による発展はとても大きなものだったのでしょう。次にみなと祭に来る際には尾道の歴史についてもう少し学んでみようと思います。
「♡するレモンの島」で、せとだレモン祭。
2019年3月24日(日)生口島に第3回せとだレモン祭を見に行きました。
会場入り口には大きなレモンがあり、周りにたくさんの柑橘類が飾ってありました。

今日の祭りの主役は瀬戸田レモン。オープニングでは主催者をはじめ、尾道市長や尾道駅長など来賓の皆様もレモンに扮してご挨拶をされました。

せとだレモン祭実行委員会の川﨑実行委員長は両手にレモンを掲げ、レモン発祥の地からのさらなる発信拡大をしましょうと強く呼びかけられていました。

オープニングの次には新キャラクター募集でチャリチャリレモンを書いた方への表彰式、二代目レモン大使レモンザムライさんの任命式が行われました。レモンザムライさんは国産レモンの魅力に惹かれ、瀬戸田レモンを用いたレモンサワーの普及活動をされているとのことです。

式典に続いては和太鼓集団 島衆、島鼓美の演奏や、初代レモン大使葉月美姫さんとモンモンレモンちゃんによるダンス大会などがありました。

葉月美姫さんはレモンのカチューシャをつけ、イベントの司会などに大活躍されていました。

今回のレモン祭は、当ブログでも度々紹介しているフェリーズ( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?tag=ferrys )の出演することが楽しみの一つで、音楽祭が行われるしおまち商店街に移動しました。

この日のフェリーズは Straight & Palmer with フェリーズとしてバンド編成で登場です。Straight & Palmer と一緒に出演する時はフェリーズも楽器のパートがあり二人だけで歌うときとはちょっと違った感じです。

レモン音楽祭ステージということもあるのか、一曲目に「レモンファンタジー」を歌ってくれました。歌詞にはベルカントホール、耕三寺、向上寺、しおまち商店街、亀の首、高根島、平山郁夫ミュージアム、ドルチェと会場近くの瀬戸田の名所が盛り込まれており生で聴くとたった今見た風景が頭に浮かび、まさにファンタジーな感じです。フェリーズをレモン祭に招待した方に感謝です。
曲目にはしまなみ海道サイクリングをイメージしたブルーラインGOGOもあり、会場の商店街の横をサイクリストが走って行くのを見ながら聞けるという偶然で特別な演出でした。

今回のレモン祭には、とにかくレモンがたくさん。いろいろ楽しむために会場でお得なチケットを買って、はちみつ漬けレモン、レモン餅や、セルフでのレモン絞りジュースなどいろんなものをおいしくいただきました。


レモンザムライさんのコーナーです。

レモンザムライさんについてインターネットで検索すると瀬戸田レモンの美味しさを広めるために東京でショップをはじめたとのこと。国産レモンは輸入品と違ってアフターハーベストを使っていないので完熟させると甘くなると紹介されています。
いままで知らずになんとなく皮まで食べられて嬉しいと思って瀬戸内のレモンを食べていましたが納得しました。
また、会場のお店には、カボチャくらい大きなレモンが飾ってあったり生のレモンを売るガチャガチャがあったりしました。

いろいろ飲食してみたので、この日1日のレモン摂取量はかなりのものになりました。
お腹も落ち着いたところでレモン祭のメイン会場に移動し、各種競技を観覧します。
半分にカットしたレモンを制限時間内に積み上げるレモンタワー競技

レモンまるかじり大会はレモン1個を早食いする競技で、見ているだけで口の中が酸っぱくなってきます。競技後に感想を聞かれても口が動かないのか一言もしゃべれない人が多く過酷な感じでしたが、最速記録20秒28という強者もいました。

ほかにも、巨大なレモンのオブジェを担ぐ、レモン担ぎタイムトライアルなどもありました。

それぞれキッズ部門と一般部門がありましたが、一般部門では岡山や東京など遠方から出場している方々もいて、今後の競技の発展がとても楽しみです。
レモンにちなんだおみやげも買って帰路につく途中、レモンが木に実っているところを見てから帰ることにしました。
多々羅大橋の見えるレモン谷に日本のレモン発祥の地の碑があります。場所は多々羅大橋への自転車歩行者道の入口付近です。

だいぶ収穫が済んでいるようでしたが、まだ収穫前の木々もあり多々羅大橋とレモンが一緒に写った写真も撮ることができました。

せとだレモン祭は、フェリーズのスケジュールで知り初めて見に行きましたが、レモン好きにはたまらない内容で、今後が楽しみなお祭りでした。
今後もしまなみ海道近辺で行われるいろいろな楽しいイベントを見に行き紹介をしたいと思います。
「第14回四国・今治地方観光写真コンテスト」公開審査会に参加しました
3月9日(土)、みなと交流センター(はーばりー)1Fみなとホールで公益社団法人今治地方観光協会が主催する「第14回四国・今治地方観光写真コンテスト」の公開審査会が開催され、今年もしまなみ今治管理センター所長が審査員として参加しました。
「はーばりー」を紹介したブログはこちら:(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=5624)

はーばりー内「みなとホール」での審査会開始前。会場奥には来島海峡大橋の大きなタペストリーも飾ってありました。
「今治地方を代表する瀬戸内海国立公園の多島美、歩いても自転車でも渡れる特性をもったしまなみ海道の人工美、継ぎ獅子などの伝統芸能など数々の観光資源を内外にアピールして観光客誘致を目的として実施します」というこのコンテストの趣旨が、当社の「瀬戸内企業ビジョン
(https://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/setouchivision/)」に掲げる「地域との協働」に合致することから、このコンテストに協力し、橋を題材にした写真の中から「しまなみ海道特別賞(3点)」を選定しています。
今回の審査員は、イギリス生まれのロッド・ウォルターズさんが務めます。ウォルターズさんは1991年に来日し、大阪、長野を経て松山に移住され、インバウンド観光の会社を設立して行政や団体に観光コンサルティングを行う一方、写真家として地域のパンフレットやウェブに写真の提供や、ウェブとSNSにより外国人旅行客の四国誘致を行われています。
このコンテストは、前年からインスタグラム部門が設けられ、最初に、ウォルターズさんが選定したインスタグラム部門の優秀作などがプロジェクターを使用して紹介され、その後に一般部門の審査に移りました。

ウォルターズさんによるインスタグラム部門の作品紹介と解説の様子
プリントされた写真で投稿する一般部門は956点で、しまなみ海道特別賞はこの中から選定します。
一般部門の作品は、ウォルターズさんの一次審査で約450点に絞り込まれ、「海」、「自然」、「祭り」、「イベント」、「地場産業」、「橋」などのテーマ別に分類されています。
毎年、「橋」のテーマには、来島海峡大橋をはじめ、大三島橋、多々羅大橋などを対象として様々な季節、時間、角度、手法により撮影した多くの素晴らしい作品の応募があります。それらの橋を被写体にしていただけることに対し、橋を管理するものとして、とてもうれしく思う一方で、審査はとても難しいものとなります。

当社の所長も慎重に選定しています。

ウォルターズさんの視点で見た、日本の風景などの優秀作品が選ばれます。
これほど多くの応募作品の中から選定していくのは容易ではなく、開会から3時間近くを要して最終的に、最優秀賞(賞金5万円)をはじめとする各賞27点と若干数の観光協会奨励賞が選定されました。「しまなみ海道特別賞」には賞金(2万円)の他に、「来島海峡大橋の塔頂に上がる権利」が副賞として付いています。受賞者の方にはこれを利用して、また、すばらしい写真の撮影をしてもらえれば幸いです。
そして最後に、ウォルターズさんが各受賞作品を紹介しました。

これは最優秀賞の紹介。美しい風景の作品が選ばれました。
授賞式は6月頃に予定されている同協会の定時社員総会で行われます。また、同協会公式ホームページ、新聞等への掲載や公共施設、美術館、ホテル、JR今治駅などで展覧会も予定されているそうです。
(同協会HPhttp://www.oideya.gr.jp/p-contest/より)
最後に今回の選考結果の上位入賞作品を紹介します。

最優秀賞 タイトル「朝陽を浴びて」 日和佐 政義 様

一席 タイトル「港に咲く」 菅 玲子 様

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「ツールド玉川」 石山 正昭 様

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「笑顔」 藤原 郁 様

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「煌いて夏夜」 長谷 由美 様

二席 タイトル「亙の町」 武内 勇雄 様

今治市長賞 タイトル「妙技」 小野田 譲 様

今治地方観光協会長賞 タイトル「多々羅大橋を快走」 古見 信之 様

三席 タイトル「遠く千間磯を望む」 川村 智子 様

しまなみ海道特別賞 タイトル「2つの世界」中川 智貴 様

しまなみ海道特別賞 タイトル「光跡」 沖浜 博 様

しまなみ海道特別賞 タイトル「輝く」 村上 翼 様



