シェイクアウト訓練~地震発生時の安全確保行動~
12月17日、えひめ防災週間(12月17日~23日)に合わせて、愛媛県内で一斉に行われる地震発生時の安全確保訓練「シェイクアウトえひめ」に参加しました。
聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんので、「シェイクアウト」について説明します。
シェイクアウトとは、「Shakeout = 地震の揺れに備えろ」という意味で考えられた造語です。2008年に米国カリフォルニア州で始められたこの訓練は、地震が起きた時に、「①まず低く(DROP!)、②頭を守り(COVER!)、③動かない(HOLD ON!)」といった身を守るための行動をとり、自らの命は自ら守るという「自助」に重きをおいた訓練です。 日本では、2012年1月16日に「日本シェイクアウト提唱会議」が発足し、日本全国にシェイクアウト訓練を広める活動を行っています。ちなみに、日本最初のシェイクアウト訓練は、2011年の東日本大震災から約1年後に行われた東京千代田区主催の訓練だそうです(約25,000人参加)。 【日本シェイクアウト提唱会議HP:http://www.shakeout.jp/】
しまなみ今治管理センターでは、当日午前11:00に館内一斉放送を行い、約1分間、地震発生時の安全確保行動をとりました。写真は地震発生時に机の下に隠れる様子です。地震はいつどこで起きるか分かりません。普段から身の回りの安全な場所を確認しておくことも大切です。
愛媛県内で一斉に行われたこの訓練では、県内全ての公立小中学校や県立高校、企業、行政、医療福祉関係機関など、延べ301,991人が参加したそうです。
【愛媛県HP:https://www.pref.ehime.jp/bosai/shakeout27/kunren.html】
また、訓練当日、しまなみ今治管理センターで保管している災害時の備蓄食料について、保管状況や調理方法等の説明会も行いました。しまなみ今治管理センターでは、最低3日分の食料を確保しています。災害時を想定して水を使わず食料缶を加熱することができるようになっていて、非常時にも使いやすくなっています。
しまなみ今治管理センターでは、災害時の備えとして、防災に関する訓練を定期的に実施し、社員の防災意識の向上に努めています。
今、地震が起きたら、皆さんは大丈夫ですか?
自宅が被災するかもしれません。家族と連絡が取れなくなるかもしれません。非常用持ち出しバッグの準備、家族との安否確認方法や避難場所の確認等、もしもの時に備えて準備しておくことが大切です。
私たちの仕事を動画で紹介しています。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/cm/pr1.html
大浜パーキングエリアで年末の交通事故防止キャンペーンを行いました
大浜パ-キングエリアでは、季節毎、年4回「交通安全キャンペ-ン」を広島県警高速隊と共同して行っています。
12月15日(火)に「年末交通事故防止県民総ぐるみ運動」(広島県)のキャンペーンとして、立ち寄られたお客様に、啓蒙チラシとグッズの配布を行いました。
準備していたグッズは100個でしたが、開始45分程で、配布完了しました。
今年も残すところあとわずか、ドライバーの皆さまも先を急がれることが多い時期ですが、ゆとりをもって安全運転に努めていただけますようお願いいたします。
伯方島料金所で防犯訓練を行いました
12月9日(水)、しまなみ海道伯方島料金所において、愛媛県警察伯方警察署にご指導いただき、防犯訓練を行いました。
この訓練は、年末は強盗事件が増加する傾向にあることから、料金所に関係する従事者の防犯意識の向上と事件発生時に適切な対応がとれるようにするためのものです。
訓練内容は、強盗に扮した伯方警察署の警察官2名が、一般客を装って料金所の窓口に現れ、料金所の収受員に事務室の窓口で道を尋ねるところから始まります。
収受員が、なかなか事務室の外に出ないため、しびれを切らした強盗は、「車をインターの脇に駐車したが大丈夫か見てくれ」と言って、まんまと収受員を事務室外へ連れだし、拳銃を突きつけました。そして、事務室内に残っている他の収受員にドアを開けさせ、料金所の責任者に現金を要求します。
強盗は、現金を奪い取った後に、拳銃で脅して、収受員達全員を壁に手をつかせた後に料金所の裏口から車で逃走しますが、この間、わずかに3分しかかかっておりません。
残された収受員達はすぐさま、緊急通報ボタンを押して警察へ通報する者、強盗の後を追って、カラーボール(色付きの液体が入った容器)を強盗めがけて投げつける者と、それぞれあらかじめ、決められた役割を果たします。
数分後、通報を受けた伯方署の警察官2名が料金所に駆けつけ、犯人の特徴や犯行の状況について、収受員達から事情聴取を行いました。
実地訓練の後、伯方警察署の方から訓練の講評と防犯指導があり、「まずは人命第一。その上で、犯人の身体的特徴を覚えることなどが重要である。」旨の講話がありました。
いつも驚かされるのは、犯人役の警察官の演技が見事で、見ている者も息を飲み、自らも脅されているような錯覚に陥り、身動きができない程の迫力満点の演技でした。
この後、料金所の駐車場にて、犯人に見立てたカラ-コ-ンめがけて、カラーボール(練習用)を投げる投擲訓練を行いました。
本四高速では、防犯意識の向上といざいう時の対応が、迅速にできるよう、このような防犯訓練を、毎年、実施しています。
航路にも標識があることを知っていますか?
みなさんは、道路に道路交通標識があるように、航路にも標識があることをご存じですか?
一般に馴染み深いのは岬や港の入口、小島などに設置されている灯台だと思いますが、実はしまなみ海道に架かる橋梁にも航路標識(航路灯)が設置されています。
航路灯は、航路幅の狭い海域で船舶交通の安全を守るために航路標識法に基づき整備されるものです。
今回、しまなみ海道の向島と因島をつなぐ因島大橋の航路灯について、老朽化に伴う更新工事を行いましたので、ご紹介します。
これが橋の東側面に3基、西側面にも3基ついています。
夕方になって周りが暗くなり始めると緑色、白色、赤色の不動光で点灯し、反対側(裏)も同じ色です。
この三色は、赤色は可航水域の右側の端を、緑色は左側の端を、白色は中央を示すというルールになっています。
今回更新した航路灯は、LED灯を採用し、このような形になりました。
点灯するとこんな感じです。
向島や因島の海岸からも見えるところがありますので、興味のある方は夜のお散歩がてら行ってみて下さい。
冬期の凍結防止剤散布時のお願い
しまなみ海道は、12月から雪氷対策期間に入りました。
雪氷対策期間中は、年末年始・休日を含む終日、社員が交替で雪氷当番を行います。雪氷当番は、リアルタイムの道路気象観測データや気象庁データをもとにした専門機関からの路面凍結や積雪予測を受け、凍結防止剤散布の判断を行います。判断の結果、必要であれば大型散水車等による凍結防止剤散布を維持作業者に指示します。
凍結防止剤の散布は、作業車が低速で走行しながら、液状の薬剤散布を行うものです。凍結防止剤の散布作業時は道路情報板に『低速車作業中』と表示してお知らせしますが、作業車との車間距離によっては、お客様の車に凍結防止剤がかかる恐れがありますので、くれぐれもご注意願います。
この作業は、冬期通行時の安全を確保するためですので、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。