• HOME
  • しまなみ海道とは
  • 観光情報
  • イベント情報
  • ブログ
HOME > ブログ

大三島藤公園の「藤」が、もうすぐ見頃です。

先日、大三島に用事があったので、大山祇神社の向かい側にある藤公園へ立ち寄りました。

ゴールデンウィークがもう間近ということで、そろそろ「藤」も見頃でしょうか?

撮影当日(4月27日)では、まだ花序の上の方しか開花しておらず、満開までは未だ暫くかかりそうです。それでも、花見をしているグループもちらほら見かけました。

今年の藤まつりは、5月3日(水・祝)に行われるので、その頃はちょうど見頃かもしれません。

ちなみに、昨年のまつりの様子は、http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=3271にあります。

また、西側の庭園のボタンもきれいですよ。

お昼は、ちょうど大山祇神社の真ん前にある、行列ができる食堂で海鮮丼をいただきました。これで480円です。行列ができるのもわかるでしょ。それでも、結構客の入れ替わりが早いので、平日でもあり、そんなに待たずに、入店することができました。

お椀が小ぶりに見えますが、酢飯のご飯は、たっぷり入っていてお腹いっぱいになります。

帰りに、甘崎地区を通ると、甘崎城跡である古城島に歩いて渡っている人がたくさんいました。干満差の大きな日には、島がつながるのだそうです。

大三島には、いろいろ魅力的な場所がたくさんあります。

みなさんも、ゴールデンウィークには、是非お訪ねください。ただし、「しまなみ海道」の渋滞予測は、事前にチェックをお願いします。

http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_news/corp_news_2017/170421news-1-2715/?ref=single7

 

大三島で一番高い山 鷲ヶ頭山(わしがとうざん)に登ってきました

鷲ヶ頭山は大三島のほぼ中央部にあり標高436Mで大三島最高峰です。(国土地理院2等三角点の標高は436.25Mです。)

鷲ヶ頭山・安神山で検索すると数多くのブログ記事等を目にします。それだけ親しみをもたれている山であることがよく分かります。

遊歩道は整備されており、気軽に登ることができるようですが、今回は1人で行動するため携帯電話はもちろん水、食料、着替え、救急用具など一通りの準備をしました。

これから登る鷲ヶ頭山が遠くに見えます。右側(安神山)から左側(鷲ヶ頭山)へ縦走します。鷲ヶ頭山には電波塔が見えます。

駐車場に車を止め、先ずは、道中の安全祈願のため大山祇神社に参拝しました。 

 

登山口付近には、大三島自然研究路の案内看板がありました。鷲ヶ頭山まで赤い経路(左側から右側へ)を安神山経由で辿ります。延長2.5km、登りに1時間30分かかるとあります。それにしても「大三島の自然と親しいお友達になっていただくために設けられたものです。」とは、良いですね。

ここから、安神山まで0.8KMとの案内があります

少し行くと分岐があります。右側は安神山(くさりでの登り)とあり興味をそそられましたが、今回は左側の案内に沿って進みます。

 遊歩道は舗装されていますが、写真で見るよりかなり勾配のある登りでした。

  安神山山頂に到着しました。標高266.8Mの標示があります。山頂には祠がありました。

国土地理院の4等三角点も設置されており標高は266.78Mです。

安神山山頂から宮浦港方面の景色です。天気も良く穏やかな瀬戸内海、気分爽快です。

安神山山頂から台(うてな)海水浴場方面の景色です。右前方は大崎上島、中央奥は安芸灘諸島方面でしょうか。

遊歩道にせり出した岩、何かに見えませんか?

 

手前に面白い形をした岩が見えます。

近づくと

右奥の観音山は標高約472m、鷲ヶ頭山より36m程高い山です。機会があれば登ってみたいと思います。左側には井口港が見えます。

振り返ると安神山山頂が見えました。当日は天気も良く、すでに8名の方と挨拶を交わしました。

これから向かう鷲ヶ頭山が左奥に見えます。手前に見える岩はえぼし岩です。

後から下ることになる入日の滝への急勾配の道?が中央に見えます。

鷲ヶ頭山のえぼし岩の説明とえぼし岩

チェーンが新しくなっています。

 写真中央の凹んだところに見えるのが、入日の滝です。遊歩道を歩いている途中に見えました。

中間地点まできました。

 遠くに来島海峡大橋が見えました。黄砂の影響か靄がかかり遠くの視界は悪く、写真ではよく分からないのが残念です。左から第一大橋・第二大橋・第三大橋です。

鷲ヶ頭山の代表的な植物が紹介されていました。

遊歩道沿いのピンク色の花をつけた植物は、コバノミツバツツジ(つつじ科)ですね。

入日の滝方面の案内、この時点では、この状況から今回は断念しようと思い先に進みました。

鷲ヶ頭山へは、安神山(右側)から道路を横断して、左側の石段を登ります。

電波塔が近くに見えてきました。

 

鷲ヶ頭山まで250mの案内、あと一息です。

名前は分かりませんが、可憐な花が咲いていました。

かなりきつい登り、休憩して振り返ると

大パノラマ、見とれてしまいます。

横を向くと観音山と多々羅大橋の主塔が見えました。

2つの電波塔の前を過ぎるともう山頂です。

  鷲ヶ頭山山頂に無事到着。標高436Mの標示があります。木々に覆われて山頂から360度パノラマといかないのが残念です。国土地理院の三角点がそばにありました。

時計を見ると11時45分大山祇神社を10時に出発したので、1時間45分かかったことになります。

写真を撮りながらゆっくり登ってきた割りには早く到着しました。こんなに時間をかけて登りましたが、実は鷲ヶ頭山は頂上付近まで車で上ることができる道路も整備されています。

舗装された道路を利用して帰ろうと途中まで下山しましたが、入日の滝が気になり引き返して行くことに

遊歩道はなく道なき道を下っていきます。足腰の弱い方にはお勧めできないルートです。

えぼし岩ルートと比べて急勾配で下っているのが分かると思います。

道に迷わないよう目印に赤いリボンを結んでくれています。

入日の滝に続く沢

沢伝いに下りていくとお堂がありました。

落差15mの滝、落ちてくる水が夕日を受けて美しく変化することからこの名で呼ばれているとのこと。水量は多くないが控えめに落ちてくる水の音は、疲れた身体にとても心地よかったです。

 太陽が高く入日の滝とはいきませんが、雰囲気だけでも

 瀧山寺の境内、きれいに手入れされています。

こんな歌がありました。

 

入日の滝の入口、車で行くこともできます。左上の電波塔がかすかに見えるところから下りてきました。

  鳥居をくぐり大山祇神社参道入口に。

大山祇神社に続く参道です。

今、大三島では、建築家伊東豊雄氏の「日本一美しい島・大三島をつくろう」プロジェクトが進行中です。詳細はこちらhttp://www.tima-imabari.jp/exhibition/2623/

プロジェクトの中に「大山祇神社参道ににぎわいを取り戻す」取組があります。

大山祇神社参道ににぎわいが復活すれば、本当に素晴らしいことだと思います。

自身何ができるか考えたとき、これまで仕事以外で大三島を訪れたことは数えるほどでしたので、

大三島に足を運び大三島の魅力を感じ、その魅力を発信することから始めようと思いながら帰路につきました。

 

宇和島の鯛飯は、ちょっとセレブな卵かけごはんでした。

伊予の国は、鯛が名物で、養殖鯛の日本一の産地ですが、鯛めしに2種類あると知って、まだ食べたことがない、宇和島の鯛めしを食べに行ってきました。2種類の鯛めしのうち、よく知られているのは、焼いた鯛を、土鍋などで一緒に炊いて身をほぐしてお茶碗で食べる方でしょう。これは、松山などの中予地方や今治などの東予地方で、一般的に食べられます。

しかし、宇和島などの南予地方で食べられる鯛めしは、「宇和島鯛めし」といわれ、生の鯛を使います。

 

今回、訪問したお店は、こちら。宇和島城の入り口にある「一心」さんです。

 

 

 

鯛カツカレーもありますね。10年ほど前から、出されているらしく、天然の鯛のアラから出汁を取ってつくるようです。

さっそく、鯛めし定食を注文。同行者は、天ぷらのついた伊達あじ定食を注文しました。伊達あじ定食は、あじの塩焼き、刺身、あじめしから選択できますが、あじめしを頼みました。

 

お店の内装はこんな感じで、個室風でおちついた雰囲気で食事ができます。

 

ほどなく、料理が登場です。

 

こちら、鯛めし定食。いたってシンプル。

こちら、伊達あじ定食。天ぷらが豪華です。

お椀をあけるとこのとおり、たっぷり2杯分の炊きたてごはんと、身がしっかり付いたおおぶりの鯛のアラ汁です。

鯛めしを食べてみると、普通の卵かけごはんに、鯛の刺身が入った味を想像していましたが、全くべつものでめちゃくちゃうまいです。特別な出汁を使って鯛をつけているのだと思います。

鯛の身が、キラキラしてますね。歯ごたえは、こりこりでした。海藻と海苔がアクセントになっています。

 

アラ汁の鯛の口がかなり大きかったので、相当大きな鯛を使っているのだと思いました。土佐の鰹もそうでしたが、やはり産地で食べるお魚は、別格ですね。わざわざ訪れる価値があると思いました。

帰りにレジで支払いしていると、「鶴瓶の家族に乾杯」のポスターが貼ってあるのに気づきました。帰って調べてみると、去年、笑福亭鶴瓶さんが番組でここに来て、鯛めしを食べたんだそうです。

 

天気がよい日にまた行きたくなる大三島の美術館

以前当ブログで紹介している大三島ぶらり散歩 part1の記事

( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=1493)を参考にし、地図を見ながら大三島の西エリア、宗方港のある側の海辺の道路を散策し風景と芸術を鑑賞しました。

 

以前の記事と同様に大三島ICを右折し、上浦町瀬戸の方から南側の道路へ向かいます。

しまなみ海道フォトコンテスト

http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_press/corp_press_2017/170210press-3-3309/?ref=single7)のチラシに載っている砂浜から見た大三島橋の写真を撮ろうと思い、よいビューポイントを探して細い道を辿っていきました。車がすれ違うのが難しそうな海岸線の道路でそれらしい場所を見つけました。残念ながら潮が満ちていたので、チラシの写真と違った感じの写真になりましたが、自分では満足できる写真となりました。

 

うろうろしているうちに海辺のカフェやレストランがある場所を通過してしまい昼ご飯を食べ忘れることになりましたが、そのまま美術館に向かうことにしました。

 

海岸線沿いの景色は海に空に島が場所毎に表情を変え、どれも絶景ポイントです。しまなみ海道の島々に何度も訪れると島毎での風景の違いがより楽しめるようになってきます。

道中、来島海峡大橋が見える地点ではやはり写真を撮ってみました。

 

大三島の最南端付近に岩田健母と子のミュージアムがありましたので、ここに寄ってみました。

 

前知識なしで入っておおっと思いましたが、円筒形の建物は内側の中庭側には壁がなく芝生の広場に彫像が多数展示されています。

空や山を背景にした展示は開放感ある鑑賞スタイルが楽しめ、時間によって変化する自然光での陰影も面白さがあります。

展示品の写真撮影は禁止されているので写真はありませんが、美術館の様子はせとうち美術館ネットワークのサイト

(http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/iwata.html)等に公開されている写真で雰囲気がわかります。

美術館の敷地は廃校になった旧宗方小学校の跡地で、横には旧校舎を利用した「大三島ふるさと憩の家」( http://www.ikoinoie.co.jp/ )という宿泊施設があります。

 

建物の前には映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地であったことを記す碑がありました。

 

映画の中でもこの校舎は民宿になっていました。

「船を降りたら彼女の島」は、大三島の海や島だけでなく大山祇神社、鶴姫伝説、亀老山展望台、来島海峡大橋、道後温泉、別子銅山などが登場し、しまなみ海道沿線観光ガイドとしても楽しめるものでした。

 

美術館の目の前はすぐ海で、良い風景が楽しめる場所です。夏には海水浴ができそうです。

ビーチにある休憩所からは遠くに来島海峡大橋が見えました。映画のロケ地になるのも頷ける景観です。

 

大三島の最西端には今治港やとびしま海道のある岡村島に行くフェリーがでている宗方港があります。宗方港から先は海岸線沿いの道がなさそうなので引き返し、三叉路を北に向かう道へ曲がりました。

二つめの美術館は伊東豊雄建築ミュージアム

( http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/ito.html)です。

鋭角なシルエットが特徴のスチールハットが道路からも目立ちすぐに分かります。

 

シルバーハットと呼ばれる建物の窓からは海に浮かぶ福島、大崎上島などが見えます。

 

美術館の建物そのものが伊東豊雄氏の作品です。この景色と合わせて建物を見てもらいたいということでここに設置したのかもと思いました。伊東豊雄氏は「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト」を続けておられ、大三島内の建築物のリフォームなど様々な地域おこし活動をされています。

 

三つめの美術館はところミュージアム

( http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/tokoro.html)です。

この美術館は伊東豊雄建築ミュージアムのすぐ近くにあります。

 

斜面を活かした階段状の建物で、外側の階段へ出入りしながら展示室を見ていきます。

 

館内では写真は撮れませんが、外廊下からの景色の写真を撮りました。

 

また、一番下の展示室の外にはテラスがあり、ここでコーヒーを飲みながら景色を楽しめるようです。テラスの壁には棚があり、ジャコモ・マンズーの作品の枢機卿の彫像が座っていました。この彫像は一日中美しい海と島を眺めているのでしょう。うらやましいです。

テラスの下側の海辺にもオブジェがあり、帰ってからリーフレットを見て「花の灯台」という作品であることを知りました。テラスから景色と一体で鑑賞するようになっている展示物なのでしょう。

 

この日は風が強かったためテラスへの大きな扉は閉められていましたが、開いている時には展示室でも気持ちよい外の空気が楽しめるようです。

 

三つの美術館はどれも大三島の景色と合わせて楽しめるように作られているように思えました。これらの場所に美術館があることに必然性があるのでしょう。いろんな季節、天気、時間の時に訪れることで作品と風景をその時々の違った感じで楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

大三島で「伯方の塩」の作り方を見学しました

 

皆さん「伯方の塩」は、ご存知ですね。よく、「は・か・た・のし・お♪」って耳に残るコマーシャルで聞いたことがあると思います。「伯方の塩」を製造している伯方塩業株式会社は、愛媛県の企業で、本社は確かに伯方島にあります。が、製造の主な拠点工場は、お隣の大三島と西予市の明浜町にあります。

今回、しまなみ海道の通っている大三島工場へお邪魔して、製造工程を見学させてもらいました。工場は、大山祇神社に近い海岸沿いにあります。

 

 

A課長さんに工程を案内していただきながら、いろいろお話を伺いました。

伯方塩業ができたきっかけは、昭和46年にそれまで塩を製造していた塩田(流下式塩田)を廃止し、イオン交換膜製塩に切り替える(要は経済性優先で、風味がない塩ができるらしい)国の政策に対して、塩田塩を残すために運動し、当時の専売公社(平成9年まで日本では塩は国の専売制でした)から自主流通塩の製造を受託されたことだそうです。なので、流下式塩田製法でできるおいしい塩を目指した方法で、製品を作っているのだそうです。

「伯方の塩」の製造は、メキシコやオーストラリアの天日塩田塩を輸入し、大三島工場の沖合300mのところにある取水口から採集した瀬戸内海の海水に一度溶かして、瀬戸内海のミネラルを含ませた濃い塩水(鹹水)にし、不純物をろ過したものを蒸発釜で塩の結晶にして更に自然乾燥して作るそうです。見学時には、材料の天日塩がベルトコンベアで溶解槽に入れられていました。なお、製造工程の写真は、撮影禁止なのでありません。

製造工程を見学したあと、流下式枝条架併用塩田を再現し、わずかながら製品を作っているところを見せてもらいました。平成9年に塩専売法が廃止され、イオン交換膜製法以外でも、日本の海水から直接塩を製造することができるようになり、この塩田ができたとのことです。

 

 

この日は、あいにくの曇天でしたので、稼働していませんでした。

できた塩は、純国産(瀬戸内海の海水のみ)の製品で「されど塩」という製品名で売られています。普通の伯方の塩に比べて価格は何倍もしますが、味はかわらないとのことです。やはり、鹹水を作るのに、自然の太陽熱と風だけで作るので、時間と手間がかかるのですね。

 

 

枝条架は、笹の枝でできているそうです。前の写真にある工場建屋の前に積んでいるのが、取り換えた使用済みのもので、1年に3本づつ、5年間で交換するとのこと。やはり手間がかかります。

 

見学が終わった後、ショップに立ち寄りました。これまでは、塩だけ製造していましたが、今後は、塩を材料にした製品に取り組んでいくとのことで、梅干しなども売られていました。私は、愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」をデザインした塩があったので買い求めました。

 

塩ソフトクリームの売店もあるので、子供さんも楽しめると思います。

 

 

外には♪伯方の塩 Chime♪があります。リズムよく叩けば「は・か・た・のし・お♪」の鐘の音が奏でられます。

 

最後に、見学記念品をいただき、工場を後にしました。

 

興味がある方は、毎日9時から15時半まで見学受付しているそうなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

伯方の塩 大三島工場ホームページはこちら→http://www.hakatanoshio.co.jp/factory/

 

 

 

« PREV

NEXT »