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「第12回 四国今治地方観光写真コンテスト」の選考審査会に参加しました

3月11日(土)に今治地域地場産業振興センターで、公益社団法人今治地方観光協会が主催する「第12回四国今治地方観光写真コンテスト」の公開選考審査会が開催され、当社しまなみ今治管理センターからは今年も所長が賞の選定に参加しました。

選考会がはじまりました。右端が選考審査員の前田晃さん。

 

このコンテストの趣旨は、「今治地方を代表する瀬戸内海国立公園の多島美、歩いても自転車でも渡れる特性をもったしまなみ海道の人工美、継ぎ獅子など様々な観光資源を内外にアピールして観光客誘致を目的として実施しています」とのことです。当社の「瀬戸内企業」理念に見合うため、3点の「しまなみ海道特別賞」を提供し、橋を題材にした写真から選定しています。

 

前年度に続き、前田晃さん(株式会社 丹渓 代表取締役)が選考審査員を務められます。前日に第1次審査で1,321点の応募作品が約800に絞られています。

当日はこれを第2次審査で約400点、第3次審査で約200点、と絞り込んで、最終的に、最優秀賞(賞金30万円)をはじめとする各賞51点と若干数の観光協会奨励賞を選考します。

前田晃さんは、著名な風景写真家の前田真三氏を父に持つ、自身も、北海道・美瑛のすばらしさを最初に紹介した、風景写真家です。

当日は第2次審査からスタート。ケーブルTVが取材に来ていました。

 

応募された作品は、「海、山、橋などの風景や」「自然」「祭り」「イベント」「産業」など様々なテーマがあり、どれもみな素晴らしく、応募者の情熱を感じさせるものです。

前田さんによる厳選な選考の様子。

 

 

 

これほど多くの応募作品の中から選定していくのは容易ではなく、開会から4時間近くを要すこととなりました。

選考もいよいよ最終段階を迎え、最も緊張する時間です。

 

会場には、応募されたであろう多くの写真愛好者らが来場し、審査の行方を見守っていましたが、審査関係者以外は作品が並べられたテーブルには近づけず、自分の作品が残っているかどうかもわかりにくい状況にやきもきされている方もいました。

最優秀賞が決まり、前田さんが受賞作品を紹介します。

しまなみ海道特別賞も紹介。作品は3点のうちの1点です。

 

 

 

当社は、しまなみ海道の「橋」を対象とした作品の中から「しまなみ海道特別賞」に最もふさわしいと思われる作品3つ選びますが、同じ橋をモチーフにしていてもテーマは様々です。今回も緊張と重圧を感じながらも、最優秀賞や1席、2席などの上位の賞を除いた中から素晴らしい作品を選ぶことができました。

「しまなみ海道特別賞」には賞金(2万円)の他に副賞として、「来島海峡大橋の塔頂に上がる権利」が付いてきます。受賞者の方にはこれを利用して、また、すばらしい写真の撮影をしてもらえれば幸いです。

 

授賞式は6月頃に予定されている同協会の定時社員総会で行われます。また、同協会公式ホームページ、新聞等へ掲載や公共施設、美術館、ホテル、JR今治駅などでの展覧会も予定されるそうです。

 

同協会HPhttp://www.oideya.gr.jp/p-contest/より)

 

最後に今回の選考結果の上位入賞作品を紹介します。

 

最優秀賞 タイトル「勇姿」

 

一席 タイトル「進水式が始まる」

 

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「雪のとんど祭り」

 

二席 タイトル「海峡の日ノ出」

 

今治市長賞 タイトル「同行二人」

 

今治地方観光協会長賞 タイトル「応援ありがとう」

 

三席 タイトル「神様お願い」

 

三席 タイトル「朝日に映える」

 

しまなみ海道特別賞 タイトル「夏の風物」

 

しまなみ海道特別賞 タイトル「大三島橋を快走中」

 

 

しまなみ海道特別賞 タイトル「来島海峡大橋と海王丸」

天気がよい日にまた行きたくなる大三島の美術館

以前当ブログで紹介している大三島ぶらり散歩 part1の記事

( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=1493)を参考にし、地図を見ながら大三島の西エリア、宗方港のある側の海辺の道路を散策し風景と芸術を鑑賞しました。

 

以前の記事と同様に大三島ICを右折し、上浦町瀬戸の方から南側の道路へ向かいます。

しまなみ海道フォトコンテスト

http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_press/corp_press_2017/170210press-3-3309/?ref=single7)のチラシに載っている砂浜から見た大三島橋の写真を撮ろうと思い、よいビューポイントを探して細い道を辿っていきました。車がすれ違うのが難しそうな海岸線の道路でそれらしい場所を見つけました。残念ながら潮が満ちていたので、チラシの写真と違った感じの写真になりましたが、自分では満足できる写真となりました。

 

うろうろしているうちに海辺のカフェやレストランがある場所を通過してしまい昼ご飯を食べ忘れることになりましたが、そのまま美術館に向かうことにしました。

 

海岸線沿いの景色は海に空に島が場所毎に表情を変え、どれも絶景ポイントです。しまなみ海道の島々に何度も訪れると島毎での風景の違いがより楽しめるようになってきます。

道中、来島海峡大橋が見える地点ではやはり写真を撮ってみました。

 

大三島の最南端付近に岩田健母と子のミュージアムがありましたので、ここに寄ってみました。

 

前知識なしで入っておおっと思いましたが、円筒形の建物は内側の中庭側には壁がなく芝生の広場に彫像が多数展示されています。

空や山を背景にした展示は開放感ある鑑賞スタイルが楽しめ、時間によって変化する自然光での陰影も面白さがあります。

展示品の写真撮影は禁止されているので写真はありませんが、美術館の様子はせとうち美術館ネットワークのサイト

(http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/iwata.html)等に公開されている写真で雰囲気がわかります。

美術館の敷地は廃校になった旧宗方小学校の跡地で、横には旧校舎を利用した「大三島ふるさと憩の家」( http://www.ikoinoie.co.jp/ )という宿泊施設があります。

 

建物の前には映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地であったことを記す碑がありました。

 

映画の中でもこの校舎は民宿になっていました。

「船を降りたら彼女の島」は、大三島の海や島だけでなく大山祇神社、鶴姫伝説、亀老山展望台、来島海峡大橋、道後温泉、別子銅山などが登場し、しまなみ海道沿線観光ガイドとしても楽しめるものでした。

 

美術館の目の前はすぐ海で、良い風景が楽しめる場所です。夏には海水浴ができそうです。

ビーチにある休憩所からは遠くに来島海峡大橋が見えました。映画のロケ地になるのも頷ける景観です。

 

大三島の最西端には今治港やとびしま海道のある岡村島に行くフェリーがでている宗方港があります。宗方港から先は海岸線沿いの道がなさそうなので引き返し、三叉路を北に向かう道へ曲がりました。

二つめの美術館は伊東豊雄建築ミュージアム

( http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/ito.html)です。

鋭角なシルエットが特徴のスチールハットが道路からも目立ちすぐに分かります。

 

シルバーハットと呼ばれる建物の窓からは海に浮かぶ福島、大崎上島などが見えます。

 

美術館の建物そのものが伊東豊雄氏の作品です。この景色と合わせて建物を見てもらいたいということでここに設置したのかもと思いました。伊東豊雄氏は「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト」を続けておられ、大三島内の建築物のリフォームなど様々な地域おこし活動をされています。

 

三つめの美術館はところミュージアム

( http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/tokoro.html)です。

この美術館は伊東豊雄建築ミュージアムのすぐ近くにあります。

 

斜面を活かした階段状の建物で、外側の階段へ出入りしながら展示室を見ていきます。

 

館内では写真は撮れませんが、外廊下からの景色の写真を撮りました。

 

また、一番下の展示室の外にはテラスがあり、ここでコーヒーを飲みながら景色を楽しめるようです。テラスの壁には棚があり、ジャコモ・マンズーの作品の枢機卿の彫像が座っていました。この彫像は一日中美しい海と島を眺めているのでしょう。うらやましいです。

テラスの下側の海辺にもオブジェがあり、帰ってからリーフレットを見て「花の灯台」という作品であることを知りました。テラスから景色と一体で鑑賞するようになっている展示物なのでしょう。

 

この日は風が強かったためテラスへの大きな扉は閉められていましたが、開いている時には展示室でも気持ちよい外の空気が楽しめるようです。

 

三つの美術館はどれも大三島の景色と合わせて楽しめるように作られているように思えました。これらの場所に美術館があることに必然性があるのでしょう。いろんな季節、天気、時間の時に訪れることで作品と風景をその時々の違った感じで楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

大三島で「伯方の塩」の作り方を見学しました

 

皆さん「伯方の塩」は、ご存知ですね。よく、「は・か・た・のし・お♪」って耳に残るコマーシャルで聞いたことがあると思います。「伯方の塩」を製造している伯方塩業株式会社は、愛媛県の企業で、本社は確かに伯方島にあります。が、製造の主な拠点工場は、お隣の大三島と西予市の明浜町にあります。

今回、しまなみ海道の通っている大三島工場へお邪魔して、製造工程を見学させてもらいました。工場は、大山祇神社に近い海岸沿いにあります。

 

 

A課長さんに工程を案内していただきながら、いろいろお話を伺いました。

伯方塩業ができたきっかけは、昭和46年にそれまで塩を製造していた塩田(流下式塩田)を廃止し、イオン交換膜製塩に切り替える(要は経済性優先で、風味がない塩ができるらしい)国の政策に対して、塩田塩を残すために運動し、当時の専売公社(平成9年まで日本では塩は国の専売制でした)から自主流通塩の製造を受託されたことだそうです。なので、流下式塩田製法でできるおいしい塩を目指した方法で、製品を作っているのだそうです。

「伯方の塩」の製造は、メキシコやオーストラリアの天日塩田塩を輸入し、大三島工場の沖合300mのところにある取水口から採集した瀬戸内海の海水に一度溶かして、瀬戸内海のミネラルを含ませた濃い塩水(鹹水)にし、不純物をろ過したものを蒸発釜で塩の結晶にして更に自然乾燥して作るそうです。見学時には、材料の天日塩がベルトコンベアで溶解槽に入れられていました。なお、製造工程の写真は、撮影禁止なのでありません。

製造工程を見学したあと、流下式枝条架併用塩田を再現し、わずかながら製品を作っているところを見せてもらいました。平成9年に塩専売法が廃止され、イオン交換膜製法以外でも、日本の海水から直接塩を製造することができるようになり、この塩田ができたとのことです。

 

 

この日は、あいにくの曇天でしたので、稼働していませんでした。

できた塩は、純国産(瀬戸内海の海水のみ)の製品で「されど塩」という製品名で売られています。普通の伯方の塩に比べて価格は何倍もしますが、味はかわらないとのことです。やはり、鹹水を作るのに、自然の太陽熱と風だけで作るので、時間と手間がかかるのですね。

 

 

枝条架は、笹の枝でできているそうです。前の写真にある工場建屋の前に積んでいるのが、取り換えた使用済みのもので、1年に3本づつ、5年間で交換するとのこと。やはり手間がかかります。

 

見学が終わった後、ショップに立ち寄りました。これまでは、塩だけ製造していましたが、今後は、塩を材料にした製品に取り組んでいくとのことで、梅干しなども売られていました。私は、愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」をデザインした塩があったので買い求めました。

 

塩ソフトクリームの売店もあるので、子供さんも楽しめると思います。

 

 

外には♪伯方の塩 Chime♪があります。リズムよく叩けば「は・か・た・のし・お♪」の鐘の音が奏でられます。

 

最後に、見学記念品をいただき、工場を後にしました。

 

興味がある方は、毎日9時から15時半まで見学受付しているそうなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

伯方の塩 大三島工場ホームページはこちら→http://www.hakatanoshio.co.jp/factory/

 

 

 

開山公園の桜(お花見事前情報)

3月も半ばになり、伯方島の開山公園の桜の様子を見に行きました。

開山公園は、伯方島の北西部の開山(標高149m)に位置し、春先には約1000本の桜が咲き乱れ、頂上の展望台からは伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋が一望できます。お花見の時期には夜桜用の提灯やおでん屋さんがでるそうです。桜の他にもつつじがあり、桜が散ったあとも四季折々の姿が楽しめます。

 

開山公園までの行程は、伯方島ICを出て、最初の交差点を右折し、青色の路側線に沿って道なりにしばらく行くと、写真の交差点が見えて来ますので右折(北浦方面)します。

 

さらに、青色の路側線に沿って行くと、写真の案内看板が見えてきます。

ここから開山公園への山道を約1㎞ほど登って行くことになります。サイクリストの方にとっては、アップダウンのある曲がりくねった山道ですので相当きついのではないでしょうか。しかし、登りきったあとに待っている絶景を見れば、疲れも忘れ去ることまちがいなしです。

 

公園に到着すると、駐車場の案内と展望台の案内看板が見えてきます。

 

駐車場からすでに桜の木に囲まれています。

 

さらに奥にも駐車場が整備されています。

 

展望台へ向かう階段が整備されています。

 

最初の休憩所の東屋です。

 

休憩所からは、桜と多々羅大橋や大三島橋のツーショット写真が撮れそうです。

 

さらに展望台へ登ってみます。

 

展望台のてっぺんは、木製のおしゃれなベンチが置いてあります。

 

展望台からぐるりと見回すと多々羅大橋、大三島橋、伯方大島大橋さらには、上島の生名橋の絶景が望めます。

 

詳細情報は以下のサイトを参照ください。

http://www.go-shimanami.jp/spot/?a=206

 

桜の開化情報は以下のサイトが参考になります。

見頃は4月上旬です。

https://tenki.jp/sakura/8/41/50323.html

 

また当ブログで開山公園を含め5ヶ所のしまなみ海道沿線の桜開花状況を掲載していますので、そちらも参考にしてください。

http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=2659

 

 

FC今治のホーム開幕戦に行ってきました

3月12日(日)に西条市ひうち陸上競技場で行われたFC今治のJFL初のホーム開幕戦に行ってきました。FC今治は今シーズンからJFLに昇格し、次はJ3昇格を目指し、チームスローガンも連続して昇格を意味する「連昇」を掲げ戦っています。

今シーズンは当センターもクラブスポンサーとしてFC今治を応援しています。

試合開始の1時間以上前に会場に到着したのですが、メインスタンドは座るところが無いくらいたくさんのサポーターで埋め尽くされていました。J3昇格には色々な条件がある中で、ホーム戦1試合の平均入場者数が2,000人を超えることも1つの条件であり、この日のたくさんのサポーターの来場は心強いことでしょう。

 

この日の対戦相手は昨シーズンJFLで1位の強豪HondaFCです。

試合は一進一退の好ゲームになりました。

 

この日の来場者数は3,065人と2,000人を大きく上回りました。

メインスタンドに詰めかけた多くのサポーター

 

試合終了!

惜しくも0-0の引き分けでしたが、開幕戦に引き続き、強敵相手に勝ち点1を獲得しました。

90分間走り抜いた両チームに対して、サポーターからは熱い声援と拍手が送られました。

 

試合会場に設置されたスポンサーボード

 

赤丸部分の拡大

 

ピッチゴール裏に設置されたスポンサー広告看板

 

赤丸部分の拡大

 

本四高速のオリジナル幟も作成しました。

 

この幟をしまなみ海道の来島海峡SAなどに設置し、交通安全の呼び掛けとFC今治の応援をしています。

 

今年の夏には、しまなみ海道今治IC近くにFC今治のホームとなる5,000人収容のJ3対応サッカー専用スタジアムが完成し、選手もサポーターも益々盛り上がっていくことと思います。

 

 

 

 

 

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