第74回尾道みなと祭に行ってきました。
去年のブログ記事『「尾道みなと祭」が開催されました。』(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=3138)をみて、気になっていたので4月22日に尾道みなと祭に行ってみました。
天気は快晴、開始前の早めの時間に尾道につきました。
駅前から向島に渡る渡船にも万国旗が飾られておりみなと祭の雰囲気を出しています。
あちこちでステージのリハーサルや出店の準備が進められており、賑やかになりそうな感じです。
祭の開始にあたって、法要と祭典があるということを、スケジュールでチェックしていたので、商工会議所の横の桟橋近くにある平山霊神社に行ってみました。神社では少人数の関係者で厳かな神事が執り行われていました。
会場の展示によると、この神社に奉られているのは、寛保元年(1741年)に住吉浜を築調し、尾道の港を発展させた町奉行の平山角左衛門というかたのようです。
尾道みなと祭は、昭和10年から平山角左衛門の功績をたたえ、港と商売の発展を祈念してはじめられたとのことです。
海岸通りは踊りコンテストの会場となるため交通規制が始まります。あちこちでそれぞれのチームの衣装をつけた踊りのグループが集まっています。
賑やかになってくる雰囲気の中、今回の目当ての市役所横のふるさとステージへと向かいます。今年も昨年同様に、当ブログで幾度か紹介している(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?tag=ferrys&order=ASC)尾道の渡船を愛するユニットのフェリーズのライブがあるということなので、みなと祭に足を運んでいます。尾道市役所のまわりではフリーマーケットや出店、消防によるはしご車体験、熱気球など盛りだくさんの催しが行われています。
ふるさとステージでは、小学生による太鼓や、瀬戸田から来ている島太鼓、御調町の郷土芸能などが披露されていました。
お目当てのフェリーズのライブは、少し風が強かったですが、青空の下でのステージでいつもと違った観客層や、開放感もあり良い雰囲気で聞けてとってもよかったです。
定番の曲「渡船フェリー」でのMAKIBAOUさんのラップもいつも通りキマリ、曲数は少なかったですが充実したもので大満足でした。
続くステージは、こちらも地元出身のアーティスト葉月美姫さんでした。
しっとりとした曲が続いた後、葉月さんがしまなみ海道のある生口島瀬戸田町のせとだレモン大使であるということで、レモンちゃんガール、マスコットキャラクターレモンちゃんが加わり、アップテンポなダンスソングが始まりました。
フルコーラス踊りきったあとに、さらにダンスチームが加わりもう2周ダンスが行われました。ダンスソング「モンモンレモンちゃん」のヘビーローテーションで頭の中が瀬戸田レモンでいっぱいになりました。おすすめのご当地ソングです。
ふるさとステージもまだまだ気になりましたが、ご当地キャラ大集合に本四高速のキャラクターのわたるも登場するということなので、軽く昼食をとり、駅前ステージにも行ってみました。
人混みのなかで、わたるをなんとか発見できました。
階段を上るのが苦手なお友達はステージの下に集合のようですが、各地のご当地キャラクターといっしょにアピール活動もばっちりできたようです。
人混みの中を歩き疲れたので、祭の喧噪からひととき離れ冷たい飲み物を頂くことにしました。路地に入って行くと、チャイサロンドラゴンという古民家を改装したオープンなカフェの中にレモンと甘夏を漬けた大瓶が見えました。
ふるさとステージで聞いた瀬戸田のモンモンレモンちゃんのイメージが頭から離れないので、ここでレモンの入ったドリンクを飲むことにしました。広島県産のレモンを使った手作りレモンジンジャーエールをいただき大満足です。
海岸通りにもどり、祭のメインの「ええじゃんSANSA・がり」の踊りを応援します。見物客の間を各団体が赤絨毯をひいた道路で踊るのが鮮やかに映えます。
踊りのテーマ曲「ええじゃんSANSA・がり」は正調尾道三下がりをアレンジして作られたもののようです。時を経て祭の曲は以前とは違った流行のものになってきているようです。
ちょっと激しめの曲の中で各団体が思い思いの振り付けや衣装で踊りを競います。
祭を通してみているとずっと同じ曲を聴き続けることになりこれも頭に残ってきます。ぶっ通しで見ないで、休み休み見物するのが良さそうです。
夜には、神社から御神輿もでてきてまた違ったお祭りの雰囲気になってきます。
夕飯を終えて駅前ステージの横を通ったら、ええじゃんの表彰式が行われ1日目のフィナーレとなっていました。
尾道の街中に人が多く集まるイベントの一つということで、すごく混雑をしていましたが、はじめてみるお祭りは活気があり面白いものでした。街の方に聞くと、この祭は比較的新しいもののようです。尾道にはベッチャー祭、水祭りなど古くからの伝統のお祭りがいろいろあるようなので、次の機会には伝統の祭も見に来てみたいと思いました。
祭一日目の夜、祭が終わり、昼とはうって変わって静かになった海辺にも行ってみました。尾道水道を行き来する渡船の夜景もやはりいいものでした。
しまカラFACTORY 2017
4月16日(日)10時から今治市上浦町のしまなみ共選で「しまカラFACTORY」が開催されました。パンやスイーツ、雑貨や木工製品などたくさんのテントでいっぱいです。伯方児童館も出張してきており、子どもが遊ぶ場もありました。
たくさんの人で賑わっています。
小松製パンさんの前には、行列が!みかん酵母で作ったパンやサンドイッチ、シュークリームなどがありましたが、早くに完売してしまいました。
猪の骨が!!猪骨ラーメンです。
花澤家族農園さんには、おいしそうなスイーツがたくさん!!
早速プリンを購入しました。とろとろでとてもおいしかったです。
花澤家族農園さんのスイーツとジュースでにっこり。
Jishacさんでは、猪の皮でつくった小物がたくさん。とても柔らかくて、使いやすそうです。
伯方児童館では、浦島太郎をモチーフに牛乳パックを使って魚を作ったり、魚釣りができました。
同じ日には「グランツールせとうち」も行われていて、同じ会場の一部がエイドステーションになっていました。
今回は天候に恵まれ、たくさんの人で賑わいました。
「しまカラFACTORY」のHPはこちら。
http://shimakara.wixsite.com/home
大三島藤公園の「藤」が、もうすぐ見頃です。
先日、大三島に用事があったので、大山祇神社の向かい側にある藤公園へ立ち寄りました。
ゴールデンウィークがもう間近ということで、そろそろ「藤」も見頃でしょうか?
撮影当日(4月27日)では、まだ花序の上の方しか開花しておらず、満開までは未だ暫くかかりそうです。それでも、花見をしているグループもちらほら見かけました。
今年の藤まつりは、5月3日(水・祝)に行われるので、その頃はちょうど見頃かもしれません。
ちなみに、昨年のまつりの様子は、http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=3271にあります。
また、西側の庭園のボタンもきれいですよ。
お昼は、ちょうど大山祇神社の真ん前にある、行列ができる食堂で海鮮丼をいただきました。これで480円です。行列ができるのもわかるでしょ。それでも、結構客の入れ替わりが早いので、平日でもあり、そんなに待たずに、入店することができました。
お椀が小ぶりに見えますが、酢飯のご飯は、たっぷり入っていてお腹いっぱいになります。
帰りに、甘崎地区を通ると、甘崎城跡である古城島に歩いて渡っている人がたくさんいました。干満差の大きな日には、島がつながるのだそうです。
大三島には、いろいろ魅力的な場所がたくさんあります。
みなさんも、ゴールデンウィークには、是非お訪ねください。ただし、「しまなみ海道」の渋滞予測は、事前にチェックをお願いします。
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_news/corp_news_2017/170421news-1-2715/?ref=single7
大三島で一番高い山 鷲ヶ頭山(わしがとうざん)に登ってきました
鷲ヶ頭山は大三島のほぼ中央部にあり標高436Mで大三島最高峰です。(国土地理院2等三角点の標高は436.25Mです。)
鷲ヶ頭山・安神山で検索すると数多くのブログ記事等を目にします。それだけ親しみをもたれている山であることがよく分かります。
遊歩道は整備されており、気軽に登ることができるようですが、今回は1人で行動するため携帯電話はもちろん水、食料、着替え、救急用具など一通りの準備をしました。
これから登る鷲ヶ頭山が遠くに見えます。右側(安神山)から左側(鷲ヶ頭山)へ縦走します。鷲ヶ頭山には電波塔が見えます。
駐車場に車を止め、先ずは、道中の安全祈願のため大山祇神社に参拝しました。
登山口付近には、大三島自然研究路の案内看板がありました。鷲ヶ頭山まで赤い経路(左側から右側へ)を安神山経由で辿ります。延長2.5km、登りに1時間30分かかるとあります。それにしても「大三島の自然と親しいお友達になっていただくために設けられたものです。」とは、良いですね。
ここから、安神山まで0.8KMとの案内があります。
少し行くと分岐があります。右側は安神山(くさりでの登り)とあり興味をそそられましたが、今回は左側の案内に沿って進みます。
遊歩道は舗装されていますが、写真で見るよりかなり勾配のある登りでした。
安神山山頂に到着しました。標高266.8Mの標示があります。山頂には祠がありました。
国土地理院の4等三角点も設置されており標高は266.78Mです。
安神山山頂から宮浦港方面の景色です。天気も良く穏やかな瀬戸内海、気分爽快です。
安神山山頂から台(うてな)海水浴場方面の景色です。右前方は大崎上島、中央奥は安芸灘諸島方面でしょうか。
右奥の観音山は標高約472m、鷲ヶ頭山より36m程高い山です。機会があれば登ってみたいと思います。左側には井口港が見えます。
振り返ると安神山山頂が見えました。当日は天気も良く、すでに8名の方と挨拶を交わしました。
これから向かう鷲ヶ頭山が左奥に見えます。手前に見える岩はえぼし岩です。
後から下ることになる入日の滝への急勾配の道?が中央に見えます。
写真中央の凹んだところに見えるのが、入日の滝です。遊歩道を歩いている途中に見えました。
遠くに来島海峡大橋が見えました。黄砂の影響か靄がかかり遠くの視界は悪く、写真ではよく分からないのが残念です。左から第一大橋・第二大橋・第三大橋です。
遊歩道沿いのピンク色の花をつけた植物は、コバノミツバツツジ(つつじ科)ですね。
入日の滝方面の案内、この時点では、この状況から今回は断念しようと思い先に進みました。
鷲ヶ頭山へは、安神山(右側)から道路を横断して、左側の石段を登ります。
2つの電波塔の前を過ぎるともう山頂です。
鷲ヶ頭山山頂に無事到着。標高436Mの標示があります。木々に覆われて山頂から360度パノラマといかないのが残念です。国土地理院の三角点がそばにありました。
時計を見ると11時45分大山祇神社を10時に出発したので、1時間45分かかったことになります。
写真を撮りながらゆっくり登ってきた割りには早く到着しました。こんなに時間をかけて登りましたが、実は鷲ヶ頭山は頂上付近まで車で上ることができる道路も整備されています。
舗装された道路を利用して帰ろうと途中まで下山しましたが、入日の滝が気になり引き返して行くことに
遊歩道はなく道なき道を下っていきます。足腰の弱い方にはお勧めできないルートです。
えぼし岩ルートと比べて急勾配で下っているのが分かると思います。
落差15mの滝、落ちてくる水が夕日を受けて美しく変化することからこの名で呼ばれているとのこと。水量は多くないが控えめに落ちてくる水の音は、疲れた身体にとても心地よかったです。
入日の滝の入口、車で行くこともできます。左上の電波塔がかすかに見えるところから下りてきました。
大山祇神社に続く参道です。
今、大三島では、建築家伊東豊雄氏の「日本一美しい島・大三島をつくろう」プロジェクトが進行中です。詳細はこちらhttp://www.tima-imabari.jp/exhibition/2623/
プロジェクトの中に「大山祇神社参道ににぎわいを取り戻す」取組があります。
大山祇神社参道ににぎわいが復活すれば、本当に素晴らしいことだと思います。
自身何ができるか考えたとき、これまで仕事以外で大三島を訪れたことは数えるほどでしたので、
大三島に足を運び大三島の魅力を感じ、その魅力を発信することから始めようと思いながら帰路につきました。