尾道にある造船所の進水式を見学
しまなみ海道沿線の島々には、造船所がたくさんあります。インターネット等で調べてみると尾道市域だけで大小合わせて20社ほどの造船所があるそうです。また、過去には、しまなみ海道の橋梁を作った造船所もあります。今回は、尾道にある造船所で進水式があるとの情報を入手したので、見学に行って来ました。
進水式の情報は、公開されているホームページで知ることができました。一般の方も見学でき、予約も必要ありませんでした。臨時駐車場には他県ナンバーの車も多数見かけられ、常連さんと見受けられる方や地元の小学生も見学に来られていて、ざっと200人ほどの見学者がいました。参加費は無料で誰でも見学できました。
普段は、立ち入る事の出来ない造船所内は、全てのもののスケールが大きく、普段水面に浮いてる船が修繕のためにドック内にあったり、製作中の船の一部が置かれていたりと、船の巨大さが間近に感じられました。
安全の為に決められた場所は黄色いテープで区切ってあって、普通の服装で通行可能になっていましたが、日頃は、ヘルメット着用でなければ入れません。
レッドカーペットが敷かれたスロープの上には、式典会場があります。関係者以外はここには入れませんが、華やかな生花が飾られていて、つい足を踏み入れたくなりました。
式典模様を見ることは出来ませんでしたが、式典進行状況の音声は逐次備え付けのスピーカーから流されていました。
参列者が式典会場に入場し、国歌演奏です。
この船はシンガポールの会社が施主とのことでシンガポール国歌と日本国家が順次演奏されました。
次に、船名が命名され進水作業に入ります。進水準備作業終了後、支綱が切断され、祝砲があがり、出発の合図とともに船を固定させている装置が取り外され、進水を祝うくす玉が割られ、リボンテープが舞いながら船がゆっくりと海面へと滑り進水しました。
これら一連の光景はとても迫力があり感動的でカメラのシャッターを幾度となく押していました。
進水の様子の映像は、以下でご覧になれます。
皆様も進水式を見学されてみてはいかがでしょうか。
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