障がい者の方を対象とした見学会を実施しました
平成28年11月17日(木)に、西瀬戸自動車道では初めて、障がい者の方を対象とした高速道路施設見学会を実施しました。
当社では、淡路SAがある神戸淡路鳴門自動車道で、昨年度に2回、今年度は7月に実施しており、これが4回目となります。
来島海峡SA等の高速道路施設を見学して頂き、意見や感想を伺い、今後の施設づくりに役立てることを目的として行ったものです。
当日は、障がい者の方9名と介助者の方6名にボランティアの方2名を含む17名が参加しました。
9時過ぎに当社しまなみ今治管理センターに集合、受付で参加費を頂き、挨拶と見学会の説明などを行いました。
10時前に当センターをバスで出発。今治ICからしまなみ海道を進みます。バス中でのスタッフ紹介もそこそこに、10分弱で最初の目的地である来島海峡SAに到着しました。
来島海峡SAでは、上り線の展望台で来島海峡の絶景を楽しみながら来島海峡大橋等の概要を説明し、その後SAの施設を見学しました。
来島海峡SAを出発し、車中の景色を楽しみながら、次の目的地の平山郁夫美術館へ約40分で到着です。
平山郁夫美術館では学芸員の案内を受けながら、平山芸術の原点ともいえる瀬戸内の風景画など、数多くの美術作品を堪能しました。
見学後、美術館の根葉次長のご厚意により館内の研修室をお借りして、皆で歓談しながら昼食をいただきました。
午後になり、お腹も満たされたので同美術館を出発。しまなみ海道を向島ICで折り返し、下り線の大浜PAへと向かいました。
こちらでも来島海峡SAと同じく、施設の見学と買い物をしました。
集合写真を取った後、参加者の皆さんに、アンケートをいただきました。そして、大浜PAを出発。大島の宮窪町にある村上水軍博物館へ向かいました。
博物館では、髙橋館長から村上水軍の歴史などについて、詳しくお話しいただきました。
村上水軍博物館見学後、再びしまなみ海道に乗り、ほぼ予定どおりの時刻の15時25分、しまなみ今治管理センターへ戻りました。
今回見学に使用したバスは、県内でも数少ない、車いすごと乗車できるリフト付き大型バスを持つ「いずみ観光バス」から借りました。
参加者からは、「通路の傾斜のつけ方で歩きづらい箇所がありました。」、「スタッフや見学施設の案内者からの説明がよかった。またこのような企画をお願いします。」など、改善すべき意見やおほめの言葉をいただきました。