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宇和島の鯛飯は、ちょっとセレブな卵かけごはんでした。

伊予の国は、鯛が名物で、養殖鯛の日本一の産地ですが、鯛めしに2種類あると知って、まだ食べたことがない、宇和島の鯛めしを食べに行ってきました。2種類の鯛めしのうち、よく知られているのは、焼いた鯛を、土鍋などで一緒に炊いて身をほぐしてお茶碗で食べる方でしょう。これは、松山などの中予地方や今治などの東予地方で、一般的に食べられます。

しかし、宇和島などの南予地方で食べられる鯛めしは、「宇和島鯛めし」といわれ、生の鯛を使います。

 

今回、訪問したお店は、こちら。宇和島城の入り口にある「一心」さんです。

 

 

 

鯛カツカレーもありますね。10年ほど前から、出されているらしく、天然の鯛のアラから出汁を取ってつくるようです。

さっそく、鯛めし定食を注文。同行者は、天ぷらのついた伊達あじ定食を注文しました。伊達あじ定食は、あじの塩焼き、刺身、あじめしから選択できますが、あじめしを頼みました。

 

お店の内装はこんな感じで、個室風でおちついた雰囲気で食事ができます。

 

ほどなく、料理が登場です。

 

こちら、鯛めし定食。いたってシンプル。

こちら、伊達あじ定食。天ぷらが豪華です。

お椀をあけるとこのとおり、たっぷり2杯分の炊きたてごはんと、身がしっかり付いたおおぶりの鯛のアラ汁です。

鯛めしを食べてみると、普通の卵かけごはんに、鯛の刺身が入った味を想像していましたが、全くべつものでめちゃくちゃうまいです。特別な出汁を使って鯛をつけているのだと思います。

鯛の身が、キラキラしてますね。歯ごたえは、こりこりでした。海藻と海苔がアクセントになっています。

 

アラ汁の鯛の口がかなり大きかったので、相当大きな鯛を使っているのだと思いました。土佐の鰹もそうでしたが、やはり産地で食べるお魚は、別格ですね。わざわざ訪れる価値があると思いました。

帰りにレジで支払いしていると、「鶴瓶の家族に乾杯」のポスターが貼ってあるのに気づきました。帰って調べてみると、去年、笑福亭鶴瓶さんが番組でここに来て、鯛めしを食べたんだそうです。

 

春の交通安全キャンペーンを行います(「しまなみ海道橋カード」の進呈あり)

4月6日から15日まで、平成29年度春の全国交通安全運動期間となります。愛媛県では、みんなで目指そう交通死亡事故抑止“アンダー50”を掲げ、様々な活動が行われますが、当管理センターでも、4月7日の午前中(11時頃から)愛媛県警高速警察隊と協力し、来島海峡サービスエリアで、交通事故防止の啓発キャンペーンを行います。

緑のわたるが参加するほか、パトカーや白バイの試乗(動かせません)ができるほか、粗品(先着200名)も進呈しますので、立ち寄ってください。

なお、今春新たに登場した「しまなみ海道橋カード」も粗品につけることにしています。橋カードを収集している方は、手に入れるチャンスです。

写真は、過去に行った状況の写真です。

 

 

是非キャンペーンにご参加ください。

 

 

「第12回 四国今治地方観光写真コンテスト」の選考審査会に参加しました

3月11日(土)に今治地域地場産業振興センターで、公益社団法人今治地方観光協会が主催する「第12回四国今治地方観光写真コンテスト」の公開選考審査会が開催され、当社しまなみ今治管理センターからは今年も所長が賞の選定に参加しました。

選考会がはじまりました。右端が選考審査員の前田晃さん。

 

このコンテストの趣旨は、「今治地方を代表する瀬戸内海国立公園の多島美、歩いても自転車でも渡れる特性をもったしまなみ海道の人工美、継ぎ獅子など様々な観光資源を内外にアピールして観光客誘致を目的として実施しています」とのことです。当社の「瀬戸内企業」理念に見合うため、3点の「しまなみ海道特別賞」を提供し、橋を題材にした写真から選定しています。

 

前年度に続き、前田晃さん(株式会社 丹渓 代表取締役)が選考審査員を務められます。前日に第1次審査で1,321点の応募作品が約800に絞られています。

当日はこれを第2次審査で約400点、第3次審査で約200点、と絞り込んで、最終的に、最優秀賞(賞金30万円)をはじめとする各賞51点と若干数の観光協会奨励賞を選考します。

前田晃さんは、著名な風景写真家の前田真三氏を父に持つ、自身も、北海道・美瑛のすばらしさを最初に紹介した、風景写真家です。

当日は第2次審査からスタート。ケーブルTVが取材に来ていました。

 

応募された作品は、「海、山、橋などの風景や」「自然」「祭り」「イベント」「産業」など様々なテーマがあり、どれもみな素晴らしく、応募者の情熱を感じさせるものです。

前田さんによる厳選な選考の様子。

 

 

 

これほど多くの応募作品の中から選定していくのは容易ではなく、開会から4時間近くを要すこととなりました。

選考もいよいよ最終段階を迎え、最も緊張する時間です。

 

会場には、応募されたであろう多くの写真愛好者らが来場し、審査の行方を見守っていましたが、審査関係者以外は作品が並べられたテーブルには近づけず、自分の作品が残っているかどうかもわかりにくい状況にやきもきされている方もいました。

最優秀賞が決まり、前田さんが受賞作品を紹介します。

しまなみ海道特別賞も紹介。作品は3点のうちの1点です。

 

 

 

当社は、しまなみ海道の「橋」を対象とした作品の中から「しまなみ海道特別賞」に最もふさわしいと思われる作品3つ選びますが、同じ橋をモチーフにしていてもテーマは様々です。今回も緊張と重圧を感じながらも、最優秀賞や1席、2席などの上位の賞を除いた中から素晴らしい作品を選ぶことができました。

「しまなみ海道特別賞」には賞金(2万円)の他に副賞として、「来島海峡大橋の塔頂に上がる権利」が付いてきます。受賞者の方にはこれを利用して、また、すばらしい写真の撮影をしてもらえれば幸いです。

 

授賞式は6月頃に予定されている同協会の定時社員総会で行われます。また、同協会公式ホームページ、新聞等へ掲載や公共施設、美術館、ホテル、JR今治駅などでの展覧会も予定されるそうです。

 

同協会HPhttp://www.oideya.gr.jp/p-contest/より)

 

最後に今回の選考結果の上位入賞作品を紹介します。

 

最優秀賞 タイトル「勇姿」

 

一席 タイトル「進水式が始まる」

 

鈍川温泉郷特別賞 タイトル「雪のとんど祭り」

 

二席 タイトル「海峡の日ノ出」

 

今治市長賞 タイトル「同行二人」

 

今治地方観光協会長賞 タイトル「応援ありがとう」

 

三席 タイトル「神様お願い」

 

三席 タイトル「朝日に映える」

 

しまなみ海道特別賞 タイトル「夏の風物」

 

しまなみ海道特別賞 タイトル「大三島橋を快走中」

 

 

しまなみ海道特別賞 タイトル「来島海峡大橋と海王丸」

天気がよい日にまた行きたくなる大三島の美術館

以前当ブログで紹介している大三島ぶらり散歩 part1の記事

( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=1493)を参考にし、地図を見ながら大三島の西エリア、宗方港のある側の海辺の道路を散策し風景と芸術を鑑賞しました。

 

以前の記事と同様に大三島ICを右折し、上浦町瀬戸の方から南側の道路へ向かいます。

しまなみ海道フォトコンテスト

http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_press/corp_press_2017/170210press-3-3309/?ref=single7)のチラシに載っている砂浜から見た大三島橋の写真を撮ろうと思い、よいビューポイントを探して細い道を辿っていきました。車がすれ違うのが難しそうな海岸線の道路でそれらしい場所を見つけました。残念ながら潮が満ちていたので、チラシの写真と違った感じの写真になりましたが、自分では満足できる写真となりました。

 

うろうろしているうちに海辺のカフェやレストランがある場所を通過してしまい昼ご飯を食べ忘れることになりましたが、そのまま美術館に向かうことにしました。

 

海岸線沿いの景色は海に空に島が場所毎に表情を変え、どれも絶景ポイントです。しまなみ海道の島々に何度も訪れると島毎での風景の違いがより楽しめるようになってきます。

道中、来島海峡大橋が見える地点ではやはり写真を撮ってみました。

 

大三島の最南端付近に岩田健母と子のミュージアムがありましたので、ここに寄ってみました。

 

前知識なしで入っておおっと思いましたが、円筒形の建物は内側の中庭側には壁がなく芝生の広場に彫像が多数展示されています。

空や山を背景にした展示は開放感ある鑑賞スタイルが楽しめ、時間によって変化する自然光での陰影も面白さがあります。

展示品の写真撮影は禁止されているので写真はありませんが、美術館の様子はせとうち美術館ネットワークのサイト

(http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/iwata.html)等に公開されている写真で雰囲気がわかります。

美術館の敷地は廃校になった旧宗方小学校の跡地で、横には旧校舎を利用した「大三島ふるさと憩の家」( http://www.ikoinoie.co.jp/ )という宿泊施設があります。

 

建物の前には映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地であったことを記す碑がありました。

 

映画の中でもこの校舎は民宿になっていました。

「船を降りたら彼女の島」は、大三島の海や島だけでなく大山祇神社、鶴姫伝説、亀老山展望台、来島海峡大橋、道後温泉、別子銅山などが登場し、しまなみ海道沿線観光ガイドとしても楽しめるものでした。

 

美術館の目の前はすぐ海で、良い風景が楽しめる場所です。夏には海水浴ができそうです。

ビーチにある休憩所からは遠くに来島海峡大橋が見えました。映画のロケ地になるのも頷ける景観です。

 

大三島の最西端には今治港やとびしま海道のある岡村島に行くフェリーがでている宗方港があります。宗方港から先は海岸線沿いの道がなさそうなので引き返し、三叉路を北に向かう道へ曲がりました。

二つめの美術館は伊東豊雄建築ミュージアム

( http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/ito.html)です。

鋭角なシルエットが特徴のスチールハットが道路からも目立ちすぐに分かります。

 

シルバーハットと呼ばれる建物の窓からは海に浮かぶ福島、大崎上島などが見えます。

 

美術館の建物そのものが伊東豊雄氏の作品です。この景色と合わせて建物を見てもらいたいということでここに設置したのかもと思いました。伊東豊雄氏は「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト」を続けておられ、大三島内の建築物のリフォームなど様々な地域おこし活動をされています。

 

三つめの美術館はところミュージアム

( http://www.jb-honshi.co.jp/museum/museum/ehime/tokoro.html)です。

この美術館は伊東豊雄建築ミュージアムのすぐ近くにあります。

 

斜面を活かした階段状の建物で、外側の階段へ出入りしながら展示室を見ていきます。

 

館内では写真は撮れませんが、外廊下からの景色の写真を撮りました。

 

また、一番下の展示室の外にはテラスがあり、ここでコーヒーを飲みながら景色を楽しめるようです。テラスの壁には棚があり、ジャコモ・マンズーの作品の枢機卿の彫像が座っていました。この彫像は一日中美しい海と島を眺めているのでしょう。うらやましいです。

テラスの下側の海辺にもオブジェがあり、帰ってからリーフレットを見て「花の灯台」という作品であることを知りました。テラスから景色と一体で鑑賞するようになっている展示物なのでしょう。

 

この日は風が強かったためテラスへの大きな扉は閉められていましたが、開いている時には展示室でも気持ちよい外の空気が楽しめるようです。

 

三つの美術館はどれも大三島の景色と合わせて楽しめるように作られているように思えました。これらの場所に美術館があることに必然性があるのでしょう。いろんな季節、天気、時間の時に訪れることで作品と風景をその時々の違った感じで楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

大三島で「伯方の塩」の作り方を見学しました

 

皆さん「伯方の塩」は、ご存知ですね。よく、「は・か・た・のし・お♪」って耳に残るコマーシャルで聞いたことがあると思います。「伯方の塩」を製造している伯方塩業株式会社は、愛媛県の企業で、本社は確かに伯方島にあります。が、製造の主な拠点工場は、お隣の大三島と西予市の明浜町にあります。

今回、しまなみ海道の通っている大三島工場へお邪魔して、製造工程を見学させてもらいました。工場は、大山祇神社に近い海岸沿いにあります。

 

 

A課長さんに工程を案内していただきながら、いろいろお話を伺いました。

伯方塩業ができたきっかけは、昭和46年にそれまで塩を製造していた塩田(流下式塩田)を廃止し、イオン交換膜製塩に切り替える(要は経済性優先で、風味がない塩ができるらしい)国の政策に対して、塩田塩を残すために運動し、当時の専売公社(平成9年まで日本では塩は国の専売制でした)から自主流通塩の製造を受託されたことだそうです。なので、流下式塩田製法でできるおいしい塩を目指した方法で、製品を作っているのだそうです。

「伯方の塩」の製造は、メキシコやオーストラリアの天日塩田塩を輸入し、大三島工場の沖合300mのところにある取水口から採集した瀬戸内海の海水に一度溶かして、瀬戸内海のミネラルを含ませた濃い塩水(鹹水)にし、不純物をろ過したものを蒸発釜で塩の結晶にして更に自然乾燥して作るそうです。見学時には、材料の天日塩がベルトコンベアで溶解槽に入れられていました。なお、製造工程の写真は、撮影禁止なのでありません。

製造工程を見学したあと、流下式枝条架併用塩田を再現し、わずかながら製品を作っているところを見せてもらいました。平成9年に塩専売法が廃止され、イオン交換膜製法以外でも、日本の海水から直接塩を製造することができるようになり、この塩田ができたとのことです。

 

 

この日は、あいにくの曇天でしたので、稼働していませんでした。

できた塩は、純国産(瀬戸内海の海水のみ)の製品で「されど塩」という製品名で売られています。普通の伯方の塩に比べて価格は何倍もしますが、味はかわらないとのことです。やはり、鹹水を作るのに、自然の太陽熱と風だけで作るので、時間と手間がかかるのですね。

 

 

枝条架は、笹の枝でできているそうです。前の写真にある工場建屋の前に積んでいるのが、取り換えた使用済みのもので、1年に3本づつ、5年間で交換するとのこと。やはり手間がかかります。

 

見学が終わった後、ショップに立ち寄りました。これまでは、塩だけ製造していましたが、今後は、塩を材料にした製品に取り組んでいくとのことで、梅干しなども売られていました。私は、愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」をデザインした塩があったので買い求めました。

 

塩ソフトクリームの売店もあるので、子供さんも楽しめると思います。

 

 

外には♪伯方の塩 Chime♪があります。リズムよく叩けば「は・か・た・のし・お♪」の鐘の音が奏でられます。

 

最後に、見学記念品をいただき、工場を後にしました。

 

興味がある方は、毎日9時から15時半まで見学受付しているそうなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

伯方の塩 大三島工場ホームページはこちら→http://www.hakatanoshio.co.jp/factory/

 

 

 

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