「冷たい麺、はじめました。」(瀬戸田PA上り線)
6月に入り、蒸し暑くなりました。もうすぐ夏本番です。
暑い夏を迎えるにあたり、しまなみ海道のSA・PAにおきましても、「夏期限定メニュー」が販売開始されています。今回は、6月1日から販売開始されている瀬戸田PA(上り線)の「夏期限定メニュー」2品を紹介します。
まず1品目は、夏の定番メニュー「冷たい瀬戸田レモンラーメン」です。
瀬戸田産のレモンの他に、さっぱりとした味わいのスモークチキン、夏バテ予防に効果的なオクラやミニトマト等が彩りよくトッピングされており、目にも美味しい逸品です。
スパイスの効いた塩ダレスープにレモンの酸味がよく合い、食欲がなくなる暑い夏でもさっぱりと食べられます。
2品目は、「冷たい汁なし坦々麺」です。こちらは、今年の夏からの新メニューです。
冷たい麺にトッピングされた坦々麺用肉味噌、ピリ辛のガーリックオイル、キュウリ、ニラ等をしっかりとまぜてお召し上がりください。
辛さが足りない時は、テーブルに備え付けのラー油(花椒の実入り)をかけて調整することもできます。ピリっとした辛さがクセになるかも?しれません。
しまなみ海道をご利用の際には、冷たい麺で束の間の涼をご堪能ください。
また、冷たい麺以外にもオススメの新メニューなどが続々登場していますので、ぜひ瀬戸田PA(上り線)にお立ち寄りください。
しまなみ海道のSA・PA情報は、こちら
「親と子の橋体験セミナー」参加者募集中です。 詳しくは、こちら
「しまなみ海道 塔頂体験ツアー」を開催しました
5月28日(土)・29日(日)の2日間、「しまなみ海道 塔頂体験ツアー2016」を開催しました。
「しまなみ海道 塔頂体験ツアー」は、ご応募いただいた一般の方から抽選で200名を多々羅大橋(3P)あるいは来島海峡大橋(8P)の塔頂にご案内し、本四高速の事業や橋について理解を深め、普段見ることのできない景色を楽しんでいただく企画です。今年は3月17日から4月22日までの応募期間中に、多々羅大橋・来島海峡大橋を合わせて2,833名のご応募があり、競争倍率は14.17倍(前年13.55倍)となりました。(多々羅大橋の競争倍率は18.35倍、来島海峡大橋は9.98倍でした)
はじめに、多々羅大橋3P主塔へご案内した際の様子を紹介します。
2日間とも、あいにくの曇り空。特に2日目は、時折小雨がぱらつきました。
大三島にある「道の駅 多々羅しまなみ公園」に集合。
受付で、当選通知書を確認し、参加費一人500円(来島海峡大橋も同額です)をいただきます。案内係の本四高速社員が注意事項等説明を行った後、ヘルメットを着用して、1班5名で出発。
3P主塔までは、案内係が橋の説明をしながら、自転車・歩行者道を約15分歩きます。
3P主塔付近では、「多々羅鳴き龍」も体験。
3P主塔内に入り、エレベーターで塔頂近くまで移動、階段を上って、高さ226mの塔頂に到着。塔頂で約10分、上部水平材で約5分、景色を楽しんでもらいました。
1日目には、あいテレビ(愛媛)の取材も受けました。
ツアー行程は約1時間、「道の駅 多々羅しまなみ公園」に戻り、簡単なアンケートを記入してもらい、上部水平材での記念写真を印刷した「塔頂体験証明書」、今治タオルのタオルマフラー他記念品(塔頂体験証明書と記念品などは来島海峡大橋も同じです)をお渡しして、ツアー終了。
あいにくの天候でしたが、遠くは東京、愛知、京都から参加された方もおられました。
参加の皆様に喜んでいただき、事故等なく無事にイベントを終えることができました。
年1回開催のイベントですが、来年も開催されると思いますので、今回残念ながら落選された方も、是非応募してみてください。
続いて、来島海峡大橋8Pへご案内した際の様子を紹介します。
こちらも2日間とも、あいにくの曇り空。時折小粒の雨がぱらつく中、来島海峡サービスエリア(下り線側)の一端で受付を開始しました。
当選案内を手にした方が、受付へといらっしゃいます。
あいにくの雨模様でしたが、当選した多くの方は参加くださいました。
ツアーの案内者が参加される方へ挨拶し、ツアー中の注意事項を伝えます。
ヘルメットを着用し、携帯電話などに落下防止措置をして、出発。いってらっしゃいませ~!
本四高速の車両で、馬島にある来島海峡第三大橋の本州側主塔(8P)の基部へ移動。
そこからエレベーターで塔頂まで上がります。
あいにくの天気で、遠くまでは見渡せませんが、霧のかかった幻想的な風景など、普段見ることができない景色を楽しんでもらえました。
来島海峡サービスエリアへ戻り、アンケートにご記入いただき、記念品と塔頂での集合写真を入れた「塔頂体験証明書」をお渡しして、ツアーは終了です。
出発から約1時間、お疲れ様でした。
ひどい雨にならず、事故もなく無事2日間の日程を終了しました。
今後もしまなみ海道をご利用くださいますよう、よろしくお願いします。
今年もグリーンカーテン作成中
しまなみ今治管理センターでは、昨年に引き続き夏場の暑さ対策とともにECOにも貢献できる「グリーンカーテン」にチャレンジしています。
今年は一部のゴーヤは、種から育てています。
4月上旬、ゴーヤの種の出っぱりをハサミで切って、ペットボトルに種を入れてよく振り、3時間後に土の上に種をまきました。
1週間後、種から白い根が出たので、ポットに種を植え、しっかり発芽してから定植させました。
5月末で80cmまで成長しています。(1日2~3cm成長しています)
8月上旬までには、2階社屋屋上まで育つようにしっかりと育てたいと思います。
尾道にある造船所の進水式を見学
しまなみ海道沿線の島々には、造船所がたくさんあります。インターネット等で調べてみると尾道市域だけで大小合わせて20社ほどの造船所があるそうです。また、過去には、しまなみ海道の橋梁を作った造船所もあります。今回は、尾道にある造船所で進水式があるとの情報を入手したので、見学に行って来ました。
進水式の情報は、公開されているホームページで知ることができました。一般の方も見学でき、予約も必要ありませんでした。臨時駐車場には他県ナンバーの車も多数見かけられ、常連さんと見受けられる方や地元の小学生も見学に来られていて、ざっと200人ほどの見学者がいました。参加費は無料で誰でも見学できました。
普段は、立ち入る事の出来ない造船所内は、全てのもののスケールが大きく、普段水面に浮いてる船が修繕のためにドック内にあったり、製作中の船の一部が置かれていたりと、船の巨大さが間近に感じられました。
安全の為に決められた場所は黄色いテープで区切ってあって、普通の服装で通行可能になっていましたが、日頃は、ヘルメット着用でなければ入れません。
レッドカーペットが敷かれたスロープの上には、式典会場があります。関係者以外はここには入れませんが、華やかな生花が飾られていて、つい足を踏み入れたくなりました。
式典模様を見ることは出来ませんでしたが、式典進行状況の音声は逐次備え付けのスピーカーから流されていました。
参列者が式典会場に入場し、国歌演奏です。
この船はシンガポールの会社が施主とのことでシンガポール国歌と日本国家が順次演奏されました。
次に、船名が命名され進水作業に入ります。進水準備作業終了後、支綱が切断され、祝砲があがり、出発の合図とともに船を固定させている装置が取り外され、進水を祝うくす玉が割られ、リボンテープが舞いながら船がゆっくりと海面へと滑り進水しました。
これら一連の光景はとても迫力があり感動的でカメラのシャッターを幾度となく押していました。
進水の様子の映像は、以下でご覧になれます。
皆様も進水式を見学されてみてはいかがでしょうか。
進水式情報はこちらをご覧ください。進水式見学情報
しまなみ海道沿線のイベント情報は、こちらをご覧下さい
今治城吹揚神社の継獅子
5月3日の神宮野間神社の継獅子の様子を当ブログで紹介しましたが、今回は今治城内吹揚(ふきあげ)神社へ奉納される継獅子を見に行きました。
今治市の継ぎ獅子マップには10時からとなっていましたが、神事や 神輿(みこし)の宮出しなどがありそうなので早めに到着しました。
お城の前の藤堂高虎像のある広場につくとお祭りを知らせる花火を打ち上げる音がしました。
天守閣の横にある吹揚神社の境内には祭りの法被を着た人たちが集まっています。 出発前に神事が行われるようです。
神事を終えて神輿が出て行きます。木遣(きや)り歌が歌われ神輿が門をくぐっていきます。
神輿が動き始めると天守閣の前に控えていた寿太鼓保存会の太鼓が演奏を始めました。
二の丸跡の広場へ神事を終えた神輿が一旦集まります。
神輿や山車(だし)は夕方に宮入りするまで丸一日外を練り歩きます。
神輿がスタートする前にもう一度木遣り歌が歌われました。
「若い衆頼んだぞ」の声で神輿がスタートしていきます。
神輿を送り出す際の舞でしょうか、市内より奉納に来て待機していた波方(なみかた)町樋口潮早(ひのくちしおはや)神社樋口獅子舞保存会、波方町波方玉生(たもう)八幡神社波方青年獅子連中による舞が始まりました。
太鼓と踊りをバックに神輿は今治城から出ていきますが、観客は獅子舞の方にも注目したいし、なかなか忙しいです。
獅子が神輿を送り出したのち、各種の演舞が行われました。
二組の獅子舞の会が同時にそれぞれのことを行うので見ている方はどちらを観ようか悩むところです。
天狗による悪魔祓い、ひょっとこ、獅子のノミ取りといった昨年鳥生八幡神社でみた演舞をここでもみることができました。テーマは同じでも踊りや演出等はそれぞれでことなるようです。解説等はありませんが、いろいろと見比べていると地域や観客の日々の安全、健康、豊穣、子孫繁栄などを祈願していることが小道具や踊りから伝わってきます。
継獅子の演舞に入ります。はじめは子供を肩に立たせた2人での継獅子ですが、この状態でしゃがんだりちょっとはねたりぐるぐる歩き回ったりと躍動感があります。さらに上の子供が足に扇子を挟んで上げてポーズを決めたりします。
2つの獅子舞の会が同時に行っているので会場に4匹の獅子が舞っていて賑やかです。
今年は2組の奉納でしたが、かつてはかなりたくさんの獅子舞の会が今治城で演舞をしたときもあったとのことです。壮観だったと思われます。
さらに三継獅子が始まります。今度は歩き回ることはありませんが、一段高くなっても一番上では、扇子や神楽鈴、紙テープなどを用いたさきほどと同様の演舞が一通り行われました。
三継獅子の最後には一番上の獅子の面から伸びている布が広げられ大きな獅子の姿になり舞が舞われました。
この後クライマックスと思われる四継獅子です。
青空のもとで緊張が高まります。
ここまで2つの獅子舞の会が同時に演じていましたが、ここからは交互に行います。
動きやすくするためでしょうか先ほどまでより衣装が少しシンプルです。
肩車をしている人の下に人が入ってたちあがっていき順に高くなります。
4人の肩車になったところから間の人が立ち上がり四継獅子となりました。
この状態で四方にいる観客を一通り見渡すためにゆっくりとその場で一周しました。
波方青年獅子連中では五継獅子まで披露されました。さすがに間の2人はたちませんでしたが、かなりの重量であろうと思われます。
緊張感で息詰まる継獅子のあとは、獅子の上で子供が餅をつきながら菓子まきが行われました。
すべての演目が終わり、片づけにはいりました。年長の方に話しかけて聞いてみたところ、今日来ているどちらの獅子舞の会も本拠地は波方町で、自分たちの神社(波方玉生八幡神社、樋口潮早神社)では次週祭を行うということでした。
また、今治城のあとで市内の店舗やショッピングセンター等にも呼ばれており、この日は夜までに十数回継獅子を行うということでした。樋口獅子舞保存会の方がタイムテーブルを見せてくださったので、時間をメモしておきこの日はさらに2箇所で伝統の技を堪能させていただきました。ショッピングセンターの吹き抜けがある場所は、継獅子だけでなく、ダイナミックなステップの獅子舞が階段を駆け上がって二階の観客のところまで行くというパワフルな演舞にびっくりしました。
市の今治市継ぎ獅子マップでは今治城での時間しか載っていませんでしたが、その後街中のあちこちでもみることができ感激です。
商店街を散策していて音がする方に行ってみると寿太鼓や神輿が通過していくのも見ることができました。
街中で継獅子が見られることを知らずに偶然見てびっくりした人もいるのではないでしょうか。
夕方改めて今治城に行き、市内をまわってきた神輿を待ちました。
多くの人が集まっています。
寿太鼓の会により、宮入りを迎える太鼓が演奏され、神輿が帰ってきて集まっている人々に餅巻きが行われました。
地域を愛し密着し、地域の人々から愛されるお祭りは見ていると心が洗われるようです。
今治の継獅子は毎年5月の春の祭りであちこちで行われています。
また別の機会を見つけて、別の神社での継獅子を紹介させていただこうと思います。