障がいをお持ちの方を対象とした与島PA等見学会を開催しました
6月16日(日)に障がいをお持ちの方を対象とした与島PA等見学会を開催しました。
前日の悪天候が嘘のように快晴となった当日、介助の方を合わせて16名の方にご参加いただきました。
坂出からバスに乗り込んで、まずは倉敷自然史博物館へ向かいます。
館内にはナウマン象の親子の動く模型を始め、様々な動物や昆虫、植物など幅広い内容の展示があり、それぞれ見て触って聞くことのできる展示物が多くありました。
動物の毛皮を触ったり、虫の鳴き声を聞くコーナーは、参加者に特に人気でした。

博物館を堪能された後は、倉敷美観地区の散策です。
皆さま、自由に見て回られて、集合時間にはたくさんのお土産を抱えてバスに乗り込まれる方もいらっしゃいました。

お昼過ぎに倉敷を出発し、与島PAへと向かいます。
与島PAについてまずは、レストランやうどん店で昼食の時間です。
おいしく食べて、おなかいっぱいになっていただけて良かったです!

最後に与島PAを自由に散策いただき、いろいろな所を見ていただきました。
アンケートでご記入くださった、さまざまな目線で見たご意見、ご感想を取り入れ、誰もが使いやすい、よりよい与島PAにしていきたいと思います。
2019春瀬戸大橋スカイツアーを実施しました!
ご好評の瀬戸大橋スカイツアーを今回も5月17日(金)から計6日間にわたり実施しました。今回も事前申し込みを行った結果、倍率はなんと8.6倍にもなりました。毎回多くのお客様がこのツアーを望まれており、感謝の一言です。今回は、残念ながら強風により1日中止となってしまいましたが、多くのお客様に瀬戸内海の雄大な景色を楽しんでいただきました。
「瀬戸芸」に行ってきました
「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催されていると聞き、瀬戸大橋が間近に見える沙弥島会場に行ってきました。
「瀬戸内国際芸術祭」とは?
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」をテーマに掲げ、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内が地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指しています(瀬戸内国際芸術祭2019 HPより)とのことです。
12の島と2つの港を会場として、様々な作品が展示されており、また、島々に残る伝統的な「食」も味わえるとのことで、地元では「瀬戸芸」と親しまれているようです。
沙弥島会場では、10の作品が展示されており、たくさんの人が訪れていました。
<沙弥島です>
<本日の島メシ(ひつ石のチヌめし)>
<ナカンダ浜と瀬戸芸横断幕>
<沙弥海水浴場>
<作品:そらあみ<島巡り>>
<作品:ヨタの漂う鬼の家>
<作品:階層・地層・層>
春会期は5月26日で終了しましたが、夏会期、秋会期が続きます。詳しくは瀬戸内国際芸術祭2019のHP(https://setouchi-artfest.jp/)をご覧ください。
皆様も是非、島と作品と食を体験されては如何でしょうか。
第28回 さかいで盬まつりについて
香川県坂出市にある瀨戸大橋記念公園において、「第28回 さかいで盬祭り」が令和元年5月12日(日)に開催されました。
この祭りは、塩への感謝と私財を投げ打ち地域のために貢献し、塩田開発をした久米通賢(江戸時代・天保)の偉業と志を伝承しようと、久米通賢が生涯を終えた月である5月を中心に開催されております。
昨年は、あいにくの雨天でしたが、今年は晴天に恵まれました。
当社では、企業PRブ-スを開設し、「瀨戸大橋パネルコ-ナ-」、「ガチャガチャコ-ナ-」や「ミニ黄パト体験乗車」、「レゴブロックで長い橋を作ろう!」などのイベントを実施し、来場されたお客様に大変喜ばれました。
(塩の滑り台)
(ガチャガチャコ-ナ-)
(レゴブロックで長~い橋を作ろう!)
(ミニ黄パト体験乗車)
わたるとサイクリング紀行(その2)
わたるとサイクリング紀行(その1)からの続編です。
さぬき浜街道をさらに西に行き丸亀市に入ると、「うちわの港ミュージアム」があります。
ここでは、丸亀うちわの歴史を伝えるさまざまなうちわ、うちわづくりの模型人形、貴重な
文献などを展示しています。
「うちわの港ミュージアム」すぐ近くのさぬき浜街道から南を向くと、丸亀城が見えます。
丸亀城に向かって進みJRの高架を過ぎると、JR丸亀駅があります。坂出駅からでは長いなと思う方は、
丸亀駅スタートでも楽しめると思います。また、坂出から丸亀まで、坂もほとんどなく自転車でスイスイ
進めます。
丸亀駅からすぐ南に行くと丸亀城があります。石垣の名城と言われる丸亀城は、現存十二天守の
一つです。
立派な石垣です。何故かわたるも負けじと張り合います。
今度は、丸亀市から東に行くと、再び宇多津町に入ります。宇多津は古くから湊町として栄えてきました。
町並みは、臨海公園付近とは全く違う佇まいがあります。
旧街道の道しるべです。
宇多津町から坂出市内に戻ってきました。このまま坂出駅に向かいます。今回は、約21㎞の行程と
なりました。輪行で坂出駅、宇多津駅、丸亀駅でJRを上手に利用すれば、もっと短くすることが
できます。わたるとサイクリング紀行は次回も続く?
わたるとサイクリング紀行(その1)
今日は、サイクリングで瀬戸大橋近辺の観光施設を散策したいと思います。
わたると折りたたみ自転車で、JR坂出駅まで来ました。
折りたたみ自転車を出して、そのままさぬき浜街道に出たいと思います。

さぬき浜街道から番の州工業地帯を通って、瀬戸大橋記念公園まで来ました。
ここには、瀬戸大橋記念館(入館料無料)があります。
瀬戸大橋建設工事の架橋技術を動く模型や映像などにより、 わかりやすく紹介しています。
瀬戸大橋記念公園には、東山魁夷せとうち美術館もあります。
東山魁夷画伯提案のライトグレー色の瀬戸大橋が眼前に広がり、万葉のロマン漂う歴史的遺産や、
瀬戸内海の美しい自然に囲まれ、心の癒しや憩いの場となる美術館ですと紹介されており、一見の
価値ありです。

瀬戸大橋記念公園から番の州工業地帯に戻り、今度はさぬき浜街道を西に進むと、宇多津町に入り、
道の駅「宇多津臨海公園」に行ってみます。

ここは、元々塩田跡地ということもあり、海水を砂の上にまいて塩をこし取る入浜式塩田を再現して
います。

ここから、瀬戸大橋の全景が見えます。瀬戸大橋記念館で建設のことを知ったせいか、いつもよりも
雄大に見えるような気がします。

その2に続く…
瀬戸大橋一時通行止めを実施し夜間工事を行いました!
いつも、瀬戸大橋をご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回の一時通行止めは、路面防護工を櫃石島橋3P(香川県側の塔)から岩黒島橋2P(岡山県側の塔)へ移設する作業で、この路面防護工は斜張橋の塔の塗替塗装で使用する作業基地です。
一時通行止めは、2019年3月10日の0:00、2:00、4:00からそれぞれ50分間で実施しました。
移設作業は、滞りなく終了しました。
一時通行止め時、お客様には大変ご迷惑をお掛けしました。
引き続き、櫃石島橋及び岩黒島橋付近の上下線約1kmの範囲で、昼夜連続の追越車線規制を実施しておりますので、走行時には十分注意していただきますようお願いいたします。
これからも安全第一に作業を行ないますので、工事へのご理解とご協力をお願いいたします。
斜張橋スプリング沓点検の紹介
櫃石島橋と岩黒島橋には、地震による橋桁の振動を抑える役割を担っている耐震固定装置が橋桁両端の橋脚にそれぞれ2基、両橋で8基設置されています。
耐震固定装置の構造は、振動を抑制するスプリング沓と、スプリング沓と橋桁をつなぐ三角リンク及びエンドリンクにより構成されています。
このスプリング沓の中には、「皿ばね」と呼ばれる制振機構と一緒にタービン油10KLが入れられていて、オイルバスと呼ばれる金属を油の中にいれて錆から守る方法が採用されています。【2017年に日本ばね学会の「ばね技術遺産」に認定されました。】
このタービン油の量は法律に定められた指定数量を超えるため、スプリング沓の構造物は法的には危険物貯蔵所の扱いとなっています。
そのためスプリング沓については、法令に基づき該当する危険物取扱者の有資格者で、6ヶ月以上危険物取扱いの実務経験を有する者を危険物保安監督者として定めています。
坂出管理センターではこの監督者の下、1年に2回の定期点検を行いオイルの量等について点検するなど、適切に管理しています。
桁内面作業車の紹介
橋の点検や補修作業には接近できる足場が必要となります。
自動車が走行する道路の裏面に接近するには直下に列車が走行しており、
ひときわ接近が難しくなっています。
ここでは、道路と鉄道の併用橋となっている
瀬戸大橋の橋桁内部の維持管理に使用する【桁内面作業車】を紹介します。
【桁内面作業車】は、橋梁補修用作業車の中でも
列車が走る橋桁の内側を維持管理するので【桁内面作業車】と呼んでいます。
瀬戸大橋には、30台設置されており、電動型と手動型があります。
ここでは、電動型について紹介します。
この電動型の桁内面作業車は、クレーンの適用を受けており、台車を吊り上げて移動することができます。
【桁内面作業車】は、横行台車・昇降台車・移設台車の3つの台車の総称です。
◆横行台車:横行レールの上を橋の幅方向に平行に走行できる台車です。
内部に昇降台車を装備しています。
◆昇降台車:横行台車の中を走行と昇降ができます。
道路の裏面に接近できます。
◆移設台車:横行台車を移動させる台車です。
横行台車を吊り上げ、橋桁の中を走行できます。
橋桁の下から見上げると横行台車と移設台車がこのように見えます。
ステップ 1 桁内面作業車の進入
桁内面作業車は、小組トラスと呼ばれる三角形の部分を通過して
目的地へ進入します。
先頭に見えてる部分が運転席です。
小組トラスを通過する桁内面作業車を反対方向から見た写真です。
ステップ 2 横行台車を横行レール上に設置
横行台車をレール上に吊り降ろします。
移設台車と分離した横行台車を昇降台車を目的地まで橋の幅方向に移動します。
ステップ 3 昇降台車で道路の裏面に接近
昇降台車の手摺りは、常には折りたたんだ状態です。
四方の手摺りを組み立てます。
手摺りを組み立てて昇降台車の完成です。
昇降台車は、横行台車内を走行させことができます。
また、任意の位置で昇降して道路の裏面に接近して保全作業をします。
櫃石島高架橋(トラス部)で支承交換工事を行いました
この橋梁(橋長:約100m、重さ:約4千トン)は、4基の鋼製支承で支えられており、自動車と鉄道が走る橋梁の支承交換工事としては、過去最大の工事になります。
工事は、最初に四国側の支承2基のそばに4基のジャッキを置き、橋桁を支承位置で3mm持ち上げて、既設の鋼製支承をゴム支承に交換しました。四国側の支承交換完了後、本州側の2基も同様に交換を実施しました。なお、橋桁を持ち上げる作業は、列車走行の安全性から夜間の列車が運行していない時間帯に実施しています。
交換したゴム支承が、地震時に地上から橋桁に伝わる揺れを免震(低減)するため、橋梁全体の耐震性能が向上しました。
瀬戸大橋(海峡部)の耐震補強工事は、平成26年から順次進めており、平成32年度末の完成を目指し、引き続き工事を進めて参ります。



























































