陸上自衛隊との合同訓練を実施しました
2月21日(金)に、陸上自衛隊第14旅団と香川県警察本部交通部高速道路交通警察隊と合同防災訓練を坂出管理センターで実施しました。
訓練には関係者約60人が参加、南海トラフ地震が発生し、瀬戸大橋の路面に約20cmの段差が生じたことを想定して、愛知県から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊
第14旅団善通寺駐屯地の部隊が進出する際に、本四高速が保有する資材を活用して応急復旧作業を実施する手順を確認しました。
本四高速道路は、大規模災害発生時には本州・四国間の緊急輸送路としての機能を確保することが求められており、このような訓練を実施することで、その役割を
果たすことができるよう努めてまいります。
土のう袋による段差修正
応急復旧箇所の走行確認
斜張橋スプリング沓(しゅう)点検のご紹介
少し難しい内容かもしれませんが、瀬戸大橋の斜張橋スプリング沓の点検についてご紹介したいと思います。
櫃石島橋と岩黒島橋には、地震による橋桁の揺れを抑える役割を担っている橋の部材(耐震固定装置)が橋桁両端の橋脚にそれぞれ2基、両橋で8基設置されています。
耐震固定装置の構造は、橋桁の揺れを抑えるスプリング沓と、スプリング沓と橋桁をつなぐ三角リンク及びエンドリンクにより構成されています。
このスプリング沓の中には、「皿ばね」と呼ばれる橋桁の揺れを抑える部材と一緒にタービン油10KL(ドラム缶50本分)が入れられていて、オイルバスと呼ばれる金属を油の中にいれて錆から守る方法が採用されています。【2017年に日本ばね学会の「ばね技術遺産」に認定されました。】
このスプリング沓に入っているタービン油の量は、法律によって規制を受ける基準量を超えていることから、スプリング沓の構造物は法的には危険物取扱所の扱いとなります。
そのためスプリング沓の維持管理に当たっては、法令に基づき該当する危険物取扱者の資格を有し、6ヶ月以上危険物取扱いの実務経験を有する者を危険物保安監督者として定めています。
坂出管理センターではこの監督者の下、1年に2回の定期点検でオイルの量等についての点検や防油堤(万が一スプリング沓内の油が漏れ出た際に、周囲へ流出するのを防ぐ堤防)内に溜まった滞水の排出などを行っています。
瀬戸大橋の供用開始から31年となりますが、今後も適切に瀬戸大橋の維持管理に努めてまいります。
2019 バイクフェスタin与島を開催しました!!
与島PA第二駐車場において2019年10月27日(日)に、「2019バイクフェスタin与島」を開催しました。当日は、
好天にも恵まれて多くのお客様が来場されました。
2019バイクフェスタin与島では、香川県、岡山県をはじめとして、多数の企業によるバイクの展示があり、
また、様々なイベントも実施されました。
特設ステージでは、地元で活躍されているアーティストのステージLIVEが開催されました。また、特別ゲストと
して、バイク愛好家としても知られるクリステル・チアリさんにお越しいただき、トークショーも開催されました。
また、ステージ前には、ベリーダンススクールAmani Orientaldance Academy(アマーニ、オリエンタルダンス、
アカデミー)によるベリーダンスが開催され、華麗な舞で、観客を魅了していました。
会場内では、「一本橋タイムチャレンジ」を開催しました。これは、特製の一本橋をいかに時間を掛けて渡れるかを競うタイムトライアルです。優勝は、愛媛県からお越しいただいたお客様でした。
さらに、香川県警察交通機動隊によるデモンストレーション走行が開催され、大きなマシンを軽々と乗りこなす交通機動隊員のドライビングテクニックに、会場から大きな拍手が沸き上がりました。
イベントの締め括りとして、ミス坂出と倉敷小町によるじゃんけん大会が開催されました。
当日は、「グッドマナーフラグ」も用意し、書き切れないほど、多くのお客様にコメントをいただきました。このグッドマナーフラグは、しばらく与島PA内の休憩施設に展示していました。当社では、今後も様々なイベントを開催しますので、引き続き本四高速(株)への応援をよろしくお願いします。
瀬戸大橋慰霊法要について
2019年10月10日(木)、坂出市番の州緑町において「瀬戸大橋慰霊法要」が執り行われました。
この慰霊法要は、瀬戸中央自動車道関連工事に従事されながらも不幸にして亡くなられた方の慰霊を目的として、毎年10月に実施されております。
今年の法要は日蓮宗岡山立正青年会による読経と唱題により、厳粛に営まれました。JB本四高速からは、社員24名が参列しました。
秋の全国交通安全運動及び不正通行防止キャンペーンを実施しました!
令和元年9月26日(木)に与島PAにおきまして、秋の全国交通安全運動及び不正通行防止キャンペーンを実施しました。
お客様にチラシ等を配布するとともに、香川県警パトロールカー、道路巡回車、「わたる」も出動して、交通安全及び不正通行の防止を呼びかけました。
本四高速グループでは、お客様がいつも安全・安心・快適に道路をご利用いただけるよう、これからも道路管理に万全を尽くしてまいります。
番の州南高架橋の耐震補強工事を実施中
いつも瀬戸中央自動道をご利用いただき、誠にありがとうございます。
香川県坂出市に位置する番の州南高架橋は、近い将来発生が予想されている地震に対して、本州と四国間ネットワークを確保すべく,2020年度末完成を目指して耐震補強工事を行っております。本工事は、アラミド繊維巻き立て工や水平力分担構造の設置を行っております。
左上の写真は番の州南高架橋全景を写したものです。右上の図は番の州南高架橋の位置図です。
番の州南高架橋耐震補強工事の概観。アラミド繊維による補強範囲が橋脚上部に至るため、大規模な足場を設置しております。
左上の図は番の州南高架橋の橋脚の図とアラミド補強範囲の例です。右上の写真はアラミド繊維巻立て工の様子です。アラミド繊維シートという引張強度に優れた繊維シートを橋脚に巻くことで、橋脚耐力(せん断耐力及び曲げ耐力)の補強を行っております。
左上の図は水平力分担構造設置位置図です。地震時の橋桁のずれに対応するため、橋脚天端において水平力分担構造等の設置を行っております。現在は、水平力分担構造の台座にあたるコンクリートブロックの設置を行っております(右写真)。
番の州南高架橋周辺の方にはご迷惑おかけしておりますが、引き続き安全第一で作業を行いますので、工事へのご理解をお願い致します。
障がいをお持ちの方を対象とした与島PA等見学会を開催しました
6月16日(日)に障がいをお持ちの方を対象とした与島PA等見学会を開催しました。
前日の悪天候が嘘のように快晴となった当日、介助の方を合わせて16名の方にご参加いただきました。
坂出からバスに乗り込んで、まずは倉敷自然史博物館へ向かいます。
館内にはナウマン象の親子の動く模型を始め、様々な動物や昆虫、植物など幅広い内容の展示があり、それぞれ見て触って聞くことのできる展示物が多くありました。
動物の毛皮を触ったり、虫の鳴き声を聞くコーナーは、参加者に特に人気でした。
博物館を堪能された後は、倉敷美観地区の散策です。
皆さま、自由に見て回られて、集合時間にはたくさんのお土産を抱えてバスに乗り込まれる方もいらっしゃいました。
お昼過ぎに倉敷を出発し、与島PAへと向かいます。
与島PAについてまずは、レストランやうどん店で昼食の時間です。
おいしく食べて、おなかいっぱいになっていただけて良かったです!
最後に与島PAを自由に散策いただき、いろいろな所を見ていただきました。
アンケートでご記入くださった、さまざまな目線で見たご意見、ご感想を取り入れ、誰もが使いやすい、よりよい与島PAにしていきたいと思います。
2019春瀬戸大橋スカイツアーを実施しました!
ご好評の瀬戸大橋スカイツアーを今回も5月17日(金)から計6日間にわたり実施しました。今回も事前申し込みを行った結果、倍率はなんと8.6倍にもなりました。毎回多くのお客様がこのツアーを望まれており、感謝の一言です。今回は、残念ながら強風により1日中止となってしまいましたが、多くのお客様に瀬戸内海の雄大な景色を楽しんでいただきました。
「瀬戸芸」に行ってきました
「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催されていると聞き、瀬戸大橋が間近に見える沙弥島会場に行ってきました。
「瀬戸内国際芸術祭」とは?
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」をテーマに掲げ、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内が地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指しています(瀬戸内国際芸術祭2019 HPより)とのことです。
12の島と2つの港を会場として、様々な作品が展示されており、また、島々に残る伝統的な「食」も味わえるとのことで、地元では「瀬戸芸」と親しまれているようです。
沙弥島会場では、10の作品が展示されており、たくさんの人が訪れていました。
<沙弥島です>
<本日の島メシ(ひつ石のチヌめし)>
<ナカンダ浜と瀬戸芸横断幕>
<沙弥海水浴場>
<作品:そらあみ<島巡り>>
<作品:ヨタの漂う鬼の家>
<作品:階層・地層・層>
春会期は5月26日で終了しましたが、夏会期、秋会期が続きます。詳しくは瀬戸内国際芸術祭2019のHP(https://setouchi-artfest.jp/)をご覧ください。
皆様も是非、島と作品と食を体験されては如何でしょうか。
第28回 さかいで盬まつりについて
香川県坂出市にある瀨戸大橋記念公園において、「第28回 さかいで盬祭り」が令和元年5月12日(日)に開催されました。
この祭りは、塩への感謝と私財を投げ打ち地域のために貢献し、塩田開発をした久米通賢(江戸時代・天保)の偉業と志を伝承しようと、久米通賢が生涯を終えた月である5月を中心に開催されております。
昨年は、あいにくの雨天でしたが、今年は晴天に恵まれました。
当社では、企業PRブ-スを開設し、「瀨戸大橋パネルコ-ナ-」、「ガチャガチャコ-ナ-」や「ミニ黄パト体験乗車」、「レゴブロックで長い橋を作ろう!」などのイベントを実施し、来場されたお客様に大変喜ばれました。
(塩の滑り台)
(ガチャガチャコ-ナ-)
(レゴブロックで長~い橋を作ろう!)
(ミニ黄パト体験乗車)