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第19回今治市民のまつり「おんまく」で「しまなみ海道」をPRしました

8月6日(土)、7日(日)の両日に第19回今治市民のまつり「おんまく」が開催され、会場で「しまなみ海道」のPRを行いました。

バリテラス会場の特設舞台で繰り広げられたダンスパフォーマンス

バリテラス会場の特設舞台で繰り広げられたダンスパフォーマンス

 

大勢の市民がダンスを見ていました

大勢の市民がダンスを見ていました

 

今治市民のまつり「おんまく」のホームページによると・・・

 

21世紀を迎えようとする時代に、時の今治商工会議所会頭と今治市長が今治の祭りのあり方について模索した中から、今治市民のまつりの概念が誕生しました。

それまでは、港まつり(商工会議所主催)、バリ祭(青年会議所主催)がありましたが、これらの祭りを統合して、今治市民の自主企画、自主財源、自主運営することにより、市民のためのコミュニティー育成、つまり人づくり、街づくりを目的に「今治市民のまつり」の開催を決定しました。

「おんまく」とは、めちゃくちゃ、いっぱい、おもいっきり、という意味の言葉です。この言葉の中には、今治市民の方々にできる限り参加いただき、まつりを思いっきり楽しんでもらおうという願いが込められています。

・・・と、解説がありました。(HPアドレス:http://www.onmaku.jp/about/

 

当社は6日(土)に「しまなみ海道」及び「道路ふれあい月間」をPRするため、ダンスコンテストが行われる特設舞台のあるバリテラス会場の入り口付近に幟を立て、来場者へウエットティッシュや団扇を配布しました。

バリテラス会場入口付近にPR用の幟と看板の設置完了

バリテラス会場入口付近にPR用の幟と看板の設置完了

 

「ウエットティッシュです。よかったら使ってください」と声掛け

「ウエットティッシュです。よかったら使ってください」と声掛け

 

当日は、非常に暑かったので、喜んでもらえました。

 

今治市最大の祭りとあって、大勢の市民が来場し、用意したグッズはアッという間に全てなくなりました。

 

その後は、一市民として祭りを“おんまく”楽しみました。

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今治城吹揚神社の継獅子 

5月3日の神宮野間神社の継獅子の様子を当ブログで紹介しましたが、今回は今治城内吹揚(ふきあげ)神社へ奉納される継獅子を見に行きました。

 

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今治市の継ぎ獅子マップには10時からとなっていましたが、神事や 神輿(みこし)の宮出しなどがありそうなので早めに到着しました。
お城の前の藤堂高虎像のある広場につくとお祭りを知らせる花火を打ち上げる音がしました。

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天守閣の横にある吹揚神社の境内には祭りの法被を着た人たちが集まっています。 出発前に神事が行われるようです。

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神事を終えて神輿が出て行きます。木遣(きや)り歌が歌われ神輿が門をくぐっていきます。

神輿が動き始めると天守閣の前に控えていた寿太鼓保存会の太鼓が演奏を始めました。

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二の丸跡の広場へ神事を終えた神輿が一旦集まります。
神輿や山車(だし)は夕方に宮入りするまで丸一日外を練り歩きます。

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神輿がスタートする前にもう一度木遣り歌が歌われました。
「若い衆頼んだぞ」の声で神輿がスタートしていきます。

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神輿を送り出す際の舞でしょうか、市内より奉納に来て待機していた波方(なみかた)町樋口潮早(ひのくちしおはや)神社樋口獅子舞保存会、波方町波方玉生(たもう)八幡神社波方青年獅子連中による舞が始まりました。

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太鼓と踊りをバックに神輿は今治城から出ていきますが、観客は獅子舞の方にも注目したいし、なかなか忙しいです。

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獅子が神輿を送り出したのち、各種の演舞が行われました。
二組の獅子舞の会が同時にそれぞれのことを行うので見ている方はどちらを観ようか悩むところです。

 

天狗による悪魔祓い、ひょっとこ、獅子のノミ取りといった昨年鳥生八幡神社でみた演舞をここでもみることができました。テーマは同じでも踊りや演出等はそれぞれでことなるようです。解説等はありませんが、いろいろと見比べていると地域や観客の日々の安全、健康、豊穣、子孫繁栄などを祈願していることが小道具や踊りから伝わってきます。

天狗による悪魔祓い

天狗による悪魔祓い

 

ひょっとこ

ひょっとこ

 

獅子のノミ取り

 

継獅子の演舞に入ります。はじめは子供を肩に立たせた2人での継獅子ですが、この状態でしゃがんだりちょっとはねたりぐるぐる歩き回ったりと躍動感があります。さらに上の子供が足に扇子を挟んで上げてポーズを決めたりします。
2つの獅子舞の会が同時に行っているので会場に4匹の獅子が舞っていて賑やかです。
今年は2組の奉納でしたが、かつてはかなりたくさんの獅子舞の会が今治城で演舞をしたときもあったとのことです。壮観だったと思われます。

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さらに三継獅子が始まります。今度は歩き回ることはありませんが、一段高くなっても一番上では、扇子や神楽鈴、紙テープなどを用いたさきほどと同様の演舞が一通り行われました。

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三継獅子の最後には一番上の獅子の面から伸びている布が広げられ大きな獅子の姿になり舞が舞われました。

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この後クライマックスと思われる四継獅子です。
青空のもとで緊張が高まります。
ここまで2つの獅子舞の会が同時に演じていましたが、ここからは交互に行います。
動きやすくするためでしょうか先ほどまでより衣装が少しシンプルです。
肩車をしている人の下に人が入ってたちあがっていき順に高くなります。
4人の肩車になったところから間の人が立ち上がり四継獅子となりました。

波方青年獅子連中

波方青年獅子連中

 

この状態で四方にいる観客を一通り見渡すためにゆっくりとその場で一周しました。

樋口獅子舞保存会

樋口獅子舞保存会

 

波方青年獅子連中では五継獅子まで披露されました。さすがに間の2人はたちませんでしたが、かなりの重量であろうと思われます。

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緊張感で息詰まる継獅子のあとは、獅子の上で子供が餅をつきながら菓子まきが行われました。

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すべての演目が終わり、片づけにはいりました。年長の方に話しかけて聞いてみたところ、今日来ているどちらの獅子舞の会も本拠地は波方町で、自分たちの神社(波方玉生八幡神社、樋口潮早神社)では次週祭を行うということでした。
また、今治城のあとで市内の店舗やショッピングセンター等にも呼ばれており、この日は夜までに十数回継獅子を行うということでした。樋口獅子舞保存会の方がタイムテーブルを見せてくださったので、時間をメモしておきこの日はさらに2箇所で伝統の技を堪能させていただきました。ショッピングセンターの吹き抜けがある場所は、継獅子だけでなく、ダイナミックなステップの獅子舞が階段を駆け上がって二階の観客のところまで行くというパワフルな演舞にびっくりしました。

 

市の今治市継ぎ獅子マップでは今治城での時間しか載っていませんでしたが、その後街中のあちこちでもみることができ感激です。
商店街を散策していて音がする方に行ってみると寿太鼓や神輿が通過していくのも見ることができました。
街中で継獅子が見られることを知らずに偶然見てびっくりした人もいるのではないでしょうか。

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夕方改めて今治城に行き、市内をまわってきた神輿を待ちました。
多くの人が集まっています。
寿太鼓の会により、宮入りを迎える太鼓が演奏され、神輿が帰ってきて集まっている人々に餅巻きが行われました。

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地域を愛し密着し、地域の人々から愛されるお祭りは見ていると心が洗われるようです。
今治の継獅子は毎年5月の春の祭りであちこちで行われています。
また別の機会を見つけて、別の神社での継獅子を紹介させていただこうと思います。

 

 

 

今治 神宮野間神社の継獅子

今治の春の大祭では各地で獅子舞の奉納が行われます。

昨年度の鳥生(とりう)三嶋神社の継獅子の様子を当ブログで紹介しましたが、今年度は5月3日を皮切りに、5月22日まで今治各地の神社で春の大祭が行われました。(各神社の日程は、今治市継ぎ獅子マップで確認できます。)

 

今治管理センターから近くの神宮野間(かんのみやのま)神社で春の大祭の初陣を飾る例大祭があると聞いて見に行きました。

 

①獅子の看板

境内の階段には、獅子の愛嬌のある看板が設置されていました。

 

神宮獅子舞保存会による大名行列

神宮獅子舞保存会による大名行列

拝殿から階段を降りて来るのは大名行列。

写真には撮れませんでしたが、獅子の披露の前に行われる、浦安の舞、わら神輿(みこし)、紺原御船(こんばらみふね)などが行われました。

 

③今治西中

④今治西中

まずは、今治西中学校郷土民芸クラブの生徒達の獅子舞が登場です。

太鼓のリズムに合わせて獅子舞は迫力満点でした。

そしていよいよ継ぎ獅子の登場です。

 

矢田獅子保存会による継獅子

矢田獅子保存会による継獅子

 

野間獅子連中による継獅子

野間獅子連中による継獅子

 

宅間獅子連中による継獅子

宅間獅子連中による継獅子

なぜ、人の上に人を立たせて獅子が舞うかを調べて見ると、天におられる神様に少しでも近づきたいという思いに加えて、稲が天まで延びるほど五穀豊穣を祈願する意味や氏子たちの結束を示す意味があるそうです。

 

継獅子を見に行くときには『ビニール袋』を用意することをお勧めします。

踊りの最後に、お餅投げの獅子舞があって、獅子の背中に獅子子たちが乗って、餅つきの演技をした後、お餅投げをします。今治地区の春の大祭は大人も子供も楽しいお祭りです。

 

 

今治の継獅子

今治の春のお祭りでは各地で獅子舞の奉納が行われます。

 

今治の継獅子(つぎじし)発祥といわれる鳥生三嶋神社に奉納される獅子舞(春の大祭)が今年は5月8日(日曜日)に行われます。今年の春の大祭の前に、昨年見に行った際の様子を紹介します。

 

奉納の獅子舞では、「天狗による悪魔払い」、「ひょっとこが眠る獅子を起こす」、「継獅子(四継)」「獅子の蚤取り」、「三番叟(さんばそう)」、「狐」、「継獅子(三継)」の7種の演舞が行われました。

 

天狗による悪魔払い

天狗による悪魔払い

 

ひょっとこが眠る獅子を起こす

ひょっとこが眠る獅子を起こす

 

継獅子

継獅子(四継)

 

三番叟

三番叟

 

三番叟

三番叟

 

狐

やはり、クライマックスは人の上に人が立って行われる継獅子です。

 

継獅子

継獅子(三継)

 

力強い技だけでなく、最上段に子供が来ることもあって、見ていると冷や汗もでてくるスリルがあり、もっと見たいような、早く終わって欲しいような複雑な気持ちになります。無事終わると観客一同がほっと息をするのが聞こえます。

大人から子供まで日々の鍛錬と息を合わせた動きを必要とする継獅子を見ていると、地域で支え伝承されるお祭りの素晴らしさを強く感じます。

 

獅子舞の奉納の後には、餅巻きと奴行列、宮出しが行われ獅子も神社から出て行き、交差点で三番叟や継獅子を披露してくれました。足の弱ったおばあさんが座って見ているすぐ横まで来て餅巻きをしてくれるのを見て、地域に根ざした祭に心が温まりました。

 

市街地での三番叟

市街地での三番叟

 

三嶋神社境内の昭和四十九年に建てられた「獅子舞発祥ノ地」の碑文では

「創始者高山重吉氏は弘化元年鳥生村に生る明治初期当村民の要望により上方に赴き祭礼に奉納する獅子舞の演技を習得し勇壮なる太鼓と共にその技を究め弟子達に依て各地に指導され祭礼に奉納是が当地方に傳る鳥生獅子と云れ氏が開祖にして当所が発祥の地なり崇高なる郷土芸能として名声高く氏の偉業を讃へその功績を顕彰し永く後世に傳う」

とあります。

 

獅子舞発祥の地の碑

獅子舞発祥の地の碑

 

碑文

碑文

 

三嶋神社には、鳥生獅子連の練習場がありお祭りの一ヶ月前ぐらいからお囃子の音と練習のかけ声が聞かれるようになり、横を通るたびに境内の看板に出ているお祭りの日程を確認し楽しみになってきます。

鳥生三嶋神社をルーツとする今治地域の継獅子は、他の地区へと広がり、四継、五継と高くなっていったり舟の上での継獅子など、様々な特徴を持ったものになっています。

今年は、また別の継獅子も見てみたいと思います。

なお、三嶋神社には駐車場がありませんのでご注意願います。

 

継獅子が行われる各地の春祭りの日程は「今治市の継獅子マップ」 で確認できます。

 

 

 

 

能島城跡で花見と水軍太鼓

4月第1週の土日、暖かくなり各地の桜もいい感じに見頃を迎えました。

毎年この時季になると大島の宮窪港から能島へ渡る船が2日間限定で運航されます。

最近では、「村上海賊の娘」のヒットで、週末に能島へ見学ツアーに行く船「能島上陸&潮流クルーズ」(http://ehimesunsun.net/)も出るようになりましたが、もともと能島へ行く定期便はなく普段は上陸ができません。この2日間だけは花見のために時刻表なしでひっきりなしに往復する船が出るのです。

 

カレイ山から見た鵜島、能島、鯛崎島 船が着いている左手前が能島

カレイ山から見た鵜島、能島、鯛崎島  船が着いている左手前が能島

 

天気予報では空模様が心配でしたが、能島水軍太鼓の演奏が能島であるというのでこれに間に合う船に乗れるように時間を合わせて宮窪港に着きました。

毎年恒例であるからか、観光バスやサイクリンググループなど団体が集まって来て、宮窪港の桟橋は船を待つお客さんでいっぱいでした。

 

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能島水軍太皷保存会の演奏は以前聞いたときに感動し当ブログでも紹介しました(「能島水軍太鼓保存会結成30周年記念公演」 http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=1139 )。

宮窪の情熱あふれるリーダーが率いるグループで非常に楽しそうなのが印象的でした。

無人島の能島では雨が降り始めたら太鼓を隠す場所がないためでしょうか、予定が変更され演奏は能島ではなく宮窪港で行われました。残念なことにここ数年は天気に恵まれず、能島での能島水軍太鼓の演奏が実現できていないようです。

演奏は宮窪瀬戸の海をバックに行われ、対岸の島にも響き渡る太鼓の音は宮窪へ聴きに行ったかいがあるものでした。

 

小学生チームの演奏

小学生チームの演奏

 

祝奉

祝奉

 

海の豊穣

海の豊穣

 

リーダーの交替の挨拶がありましたが、小学生チームの力強い演奏もあり、新リーダーのもと保存会の今後のさらなる活躍が期待されます。

能島水軍太鼓保存会のFacebookによれば4月は17日(日)と24日(日)に出演予定があるようです。太鼓はライブで聴くと格別です。また聴きに行こうと思います。

今回は、太鼓の演奏だけでなく能島城跡への上陸と花見という盛りだくさんの予定なので演奏の余韻もそこそこに船に乗ります。

 

ほんの5分の船旅です。

 

 

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能島の手前の鯛崎島の横を通ります。島の先っぽにクジラを助けたというお地蔵様がいます。潮流体験の船に乗るとこの伝説についてお話が聞けますが、今日は特にアナウンス等はありません。

 

クジラを助けたお地蔵様

クジラを助けたお地蔵様

 

すぐに能島に到着しました。

 

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能島は国指定の史跡で、戦国時代に瀬戸内海一帯を支配した村上水軍のうち能島村上氏の本拠地である能島城の跡です。

 

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伯方・大島大橋も見えました

島からは、伯方・大島大橋も見えました

 

1時間もすれば島内を隅々まで見てまわれました。

帰りの船は待っていればすぐに来ます。

鯛崎島にも建物が一つ見えていますが、弁財天があり、年に一度お祭りのときには船が出て上陸できるようです。

能島と鯛崎島の間は浅く狭いためか、潮流がとても速そうでした。昔は、この2つの島の間に橋があり、二島全体で城郭となっていたということです。

 

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今回は、以前から行きたいと思っていた能島城跡に行き、花見もし、能島水軍太鼓も聴けるという贅沢なイベントでした。

 

カレイ山の桜も満開で、伯方・大島大橋の眺めも良かったです。

 

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