今治 神宮野間神社の継獅子
今治の春の大祭では各地で獅子舞の奉納が行われます。
昨年度の鳥生(とりう)三嶋神社の継獅子の様子を当ブログで紹介しましたが、今年度は5月3日を皮切りに、5月22日まで今治各地の神社で春の大祭が行われました。(各神社の日程は、今治市継ぎ獅子マップで確認できます。)
今治管理センターから近くの神宮野間(かんのみやのま)神社で春の大祭の初陣を飾る例大祭があると聞いて見に行きました。
境内の階段には、獅子の愛嬌のある看板が設置されていました。
拝殿から階段を降りて来るのは大名行列。
写真には撮れませんでしたが、獅子の披露の前に行われる、浦安の舞、わら神輿(みこし)、紺原御船(こんばらみふね)などが行われました。
まずは、今治西中学校郷土民芸クラブの生徒達の獅子舞が登場です。
太鼓のリズムに合わせて獅子舞は迫力満点でした。
そしていよいよ継ぎ獅子の登場です。
なぜ、人の上に人を立たせて獅子が舞うかを調べて見ると、天におられる神様に少しでも近づきたいという思いに加えて、稲が天まで延びるほど五穀豊穣を祈願する意味や氏子たちの結束を示す意味があるそうです。
継獅子を見に行くときには『ビニール袋』を用意することをお勧めします。
踊りの最後に、お餅投げの獅子舞があって、獅子の背中に獅子子たちが乗って、餅つきの演技をした後、お餅投げをします。今治地区の春の大祭は大人も子供も楽しいお祭りです。