航空障害灯について
以前、しまなみ海道の橋梁に『航路灯(運航する船舶のために航路を示すための航路標識のひとつ)』が設置されていることを紹介しましたが、今回は付近を飛行する航空機のために設置されている『航空障害灯』を紹介します。
夜間、しまなみ海道を走っているときや、近くの海岸から橋梁を見たときに、白い電灯が点滅しているのを見たことがある方もいると思いますが、それが『航空障害灯』です。
『航空障害灯』とは、夜間に飛行する航空機に対して超高層建築物や煙突などの構築物の存在を示すための赤色または白色の電灯であり、航空法で地表面または水面から60メートル以上の高さの構築物に設置が義務づけられています。
ちなみに、日本で最初に『航空障害灯』が設置されたのは東京タワーだそうです。
橋梁の『航空障害灯』は、橋の主塔の塔頂部と中間部に設置されています。
近くで見ると、こんな感じです。現在はキセノンランプを使用していますが、今後はLEDのものも採用していく予定です。(写真は、キセノンランプの灯具です。)
以前紹介した『航路灯』と併せて、道路を走る車や自転車だけでなく、船舶や航空機の安全を守るための設備も、しまなみ海道の橋梁には設置されているんです。
これからも、しまなみ海道やその周辺を利用する方々に『安心・安全・快適』を提供できるよう、これらの設備の点検や運用を頑張っていきます!
私たちの仕事を動画で紹介しています。
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