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向島バイク散策

2月某日、久しぶりの快晴なので、向島をバイクで巡ってみました。

職場であるしまなみ尾道管理センターは向島インターチェンジ内にあり、国道317号線を通ることが多いので、本日は東側海岸線を走ってみることにしました。

まず、広島県が管理している尾道大橋を渡ります。向島に入って二番潟交差点を左折し、県道377号線を海岸に向けて走らせました。

できる限り海岸沿いの道を選んで走行していると、フェリー乗り場の看板があり、そこに寄ってみました。

「歌港フェリー乗り場」です。ここからは戸崎港行きのフェリーが出ています。

歌港フェリー乗り場

歌港フェリー乗り場

船着きの浮き桟橋では、家族連れらしい方々が魚釣りを楽しんでいました。

「歌港フェリー乗り場」を後にしてしばらく走っていると、道がちょっとしたワインディングロードとなりました。急なカーブではないため、気持ち良くラインをトレースでき、久々にテクニカルなライディングを楽しむことができました。

途中、小さな山道があり興味本位で入ってみました。多少の悪路でも入っていけるには「バイクならでは」です(愛車は20年前のオフロードバイク)。

愛車の20年前のオフロードバイク

愛車の20年前のオフロードバイク

道の脇には梅と思われる紅白の花がきれいに咲いており、昼間の陽気と相まって春の訪れを感じます。

道路脇の梅

道路脇の梅

ワインディングを抜け、視界が開けると眩しい建物が目に入ります。

「尾道マリン・ユース・センター」です。
ここにはキャンプ場やアリーナ(体育館)があり、カヌーやバナナボートなどのマリンスポーツも楽しめるようです。

尾道マリン・ユース・センター

尾道マリン・ユース・センター

屋根が日差しを反射して輝いています。貸し自転車もあるようで、道路からの入口に「しまなみ海道レンタサイクル」の看板がありました。

最後に県道377号線から見える因島大橋の写真を。

因島大橋

因島大橋

しまなみ海道の因島大橋や向島島内道路はサイクリストの聖地ですが、自転車では味わえないスピード感と車にはない爽快で軽快な走りが楽しめる「バイク」で巡る向島、これからの時期がベストシーズンと思われるので、是非お試しあれ。

とびしま海道の『自転車乗りの聖地』?

今から100年以上前、明治時代に自転車で日本人初の世界一周冒険旅行をした中村春吉という人物がいたことを知っていますか?

 

大三島の近くにあり、しまなみ海道とならんでサイクリストに人気の、とびしま海道にある『自転車乗りの聖地』と呼んでみたい場所への旅行を紹介します。

 

とびしま海道は、しまなみ海道と同じく広島県と愛媛県の島々を結ぶ道で、海に架かる橋は7つあり自転車や歩行者も渡ることができます。しまなみ海道から立ち寄るには、今治港や大三島の宗方港から岡村島へのフェリーや高速船が出ていて、船で行くことができます。

 

今治港から乗ったフェリーは来島海峡大橋の下をくぐり、岡村島に向かいます。

 

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60分~80分の船旅ですが、海からの景色を眺めているとすぐについてしまいます。

 

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目的の大崎下島の御手洗地区は、フェリーの着いた岡村島から中ノ島、平羅島を経由して約8kmです。岡村島と中ノ島の間の戸町瀬戸にかかる岡村大橋の途中に、愛媛と広島の県境があります。

 

 

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御手洗地区は、江戸時代以降、潮待ち、風待ちの港町として賑わった歴史があり、江戸後期から昭和初期の建物が多く残り、重要伝統的建造物群保存地区となっているところです。

 

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御手洗地区は、自転車無銭旅行で世界一周をした明治のバンカラ快人中村春吉が生まれ、晩年を過ごした土地です。サイクリストに人気のあるとびしま海道に、自転車にゆかりのある明治時代の快人物がいたということがおもしろく思えました。ここを個人的にとびしま海道の『自転車乗りの聖地』と呼びたいと思います。

 

町の奥の方にある天満神社に、中村春吉を記念する石碑が2つあります。石碑は2つ並んでいて、左側の碑は昭和27年に建てられたもの、右側のものは平成23年に建てられたもので、肖像写真も彫り込まれています。世代を超えて何度も記念碑を設けられているのをみても、長きに渡り愛されている人物です。

 

天満神社(写真右側に2つの中村春吉碑)

天満神社(写真右側に2つの中村春吉碑)

 

写真左側が昭和27年のもの、右側は平成23年のもの

写真左側が昭和27年のもの、右側は平成23年のもの

 

近くにある待合茶屋の若胡子屋跡(わかえびすやあと)には、中村春吉の伝説や御手洗地区の歴史についての資料が展示されていました。

当時の風情を残す町並みと合わせて、明治の快人の偉業を忍ぶことでより感慨が深まります。

 

若胡子屋跡(わかえびすやあと)(写真右側)

若胡子屋跡(わかえびすやあと)(写真右側)

 

中村春吉の資料展示

中村春吉の資料展示

 

中村春吉の自転車世界一周旅行の様子は、横田順彌著『わがはいは中村春吉である。』(http://shop.kumonshuppan.com/shopdetail/004001000124/)や国立図書館近代デジタルライブラリーの押川春浪編『中村春吉自転車世界無銭旅行』(http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/887000/1)などで読むことができます。

 

この旅行は自動車で行ったのですが、大崎下島にはみかんに関する逸話もたくさんあるので、次はみかんがいっぱい実る季節に自転車で行ってみたいと思っています。

また、大崎下島はアニメーション映画「ももへの手紙」のモデルにもなっています。映画のシーンを想像してのロケ地巡りも楽しそうです。

 

しまなみ海道からは今治港からのフェリー第二せきぜん、大三島からのフェリーみしまの利用になりますが、フェリーの便数が限られているので十分に計画を立てて行きましょう。

 

今治市関前諸島のWebページ ( http://sekizenweb.com/access/ )

 

また、フェリーの他に高速船もありますが、高速船では自転車を載せるときに輪行バッグ等に入れて手荷物にする必要があります。

 

とびしま海道の中村春吉の石碑は、個人的に『自転車乗りの聖地』と呼んでいる場所ですが、しまなみ海道の大三島にある多々羅しまなみ公園には、その名前もずばり『サイクリストの聖地』のモニュメントが設置されています。
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しまなみ海道の海上の橋には自転車歩行者道が設置されていて、海の上からの景色を眺めながら走ることができサイクリストにも人気です。とびしま海道、しまなみ海道、どちらも気持ちよくサイクリングできるおすすめの場所です。本サイトでは、もう一つのゆめしま海道と併せて、瀬戸内三海道(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/about/sankaidou/index.html)として紹介しています。

 

 

 

 

 

 

テレビ番組「らぶちゅ²」の取材を受けました

3月10日(木)24時20分に愛媛朝日テレビで放送される「らぶちゅ²」の取材が来島海峡SAでありました。

「らぶちゅ²」は、アナウンサーが気になる話題や情報をゆる~く紹介する深夜ならではのチャレンジ企画番組です。

 

今回は、「女子アナウンサーがしまなみ海道を堪能する」といった企画で、「瀬戸内しまなみ海道」や3月12、13日に開催される「しまなみ縦走2016」(※)が紹介されます。また、橋に関するクイズもありました。

 

撮影風景

撮影風景

 

女子アナウンサーによるしまなみ海道紹介

女子アナウンサーによるしまなみ海道紹介

 

女子アナがチャレンジする「しまなみ海道ウルトラクイズ」では、クイズの解答・解説者として当社社員が出演させていただきました。

 

「しまなみ海道ウルトラクイズ」の撮影風景①

「しまなみ海道ウルトラクイズ」の撮影風景①

 

「しまなみ海道ウルトラクイズ」の撮影風景②

「しまなみ海道ウルトラクイズ」の撮影風景②

 

少し緊張気味の当社社員

少し緊張気味の当社社員

 

番組では他にも「糸山公園の河津桜」(当ブログで2/27に紹介)や「多々羅しまなみ公園のグルメ」など、しまなみ海道が堪能できるスポットが盛りだくさん紹介されるようですので是非ご覧下さい。

放送日時:3/10(木)深夜0時20分~35分

番組名 :愛媛朝日テレビ「らぶちゅ²」

*愛媛県内など一部地域のみ放送です

最後に愛媛朝日テレビの市脇アナウンサー、大堀アナウンサーお疲れ様でしたー。当日の放送を楽しみにしています。

 

 

※「しまなみ縦走2016」の紹介

番組で紹介していただいた「しまなみ縦走」は、平成12年から実施しており、今回で19回目となります。

 

~皆さん是非ご参加ください~

 

「しまなみ縦走2016」の紹介

 

詳しくはこちらhttp://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/corp_press/corp_press_2016/160210press-1-1136/?ref=single7

 

 

 

 

瀬戸田PA(上り)フードコートでお昼ご飯を食べました

私たちJB本四高速の社員は、高速道路、橋梁の維持管理をしていることから、現場の移動の途中でお昼ご飯の時間にかかり、サービスエリアやパーキングエリアで食事をすることがあります。

今回は、瀬戸田パーキングエリア(上り)のフードコートにて、大勢で昼ご飯を食べる機会があり、思い思いのメニューを注文してみたので紹介をします。

瀬戸田パーキングエリアのメニューは、「はしやすめ」( http://www.jb-highway.co.jp/sapa/setoda_up.php )や「しまなみ海道パーキングエリア」(http://www.honshi-bus-kaihatsu.com/pa/ )でも一部紹介されていますが、店舗に行ってみると、そのほかにも魅力的なメニューがいろいろありました。

 

 

シラス丼

シラス丼 660円

『シラス丼』は、ねぎ、海苔をまぶしたしらすがたっぷりご飯の上にのって、さらにプリプリの卵の黄身がのって、いい感じです。中鉢、味噌汁、おしんこ付です。

 

 

瀬戸田レモンラーメン

瀬戸田レモンラーメン 590円

以前のブログでも紹介(生口島 レモン谷)していますが、瀬戸田は国産レモンの発祥の地です。『瀬戸田レモンラーメン』は、瀬戸田名産のレモンの輪切りを大胆に一面に並べて圧巻の見た目です。あっさりとした塩ラーメンの味わいにレモンの酸味がよくあいます。じゃこ天も載せられていて、瀬戸内の海の幸(じゃこ天)と山の幸(レモン)を味わう気分です。中央のナルトは、しまなみ海道の島々の間の急潮流をイメージしたものでしょうか。レモンはお好みで絞っていただくように注意書きが添えられていますが、齧って食べるとほどよい苦味もあって、瀬戸内の爽やかな春の風を感じられ面白いです。見た目も味も楽しめる一品でした。

 

 

鯛のごまだれ丼

鯛のごまだれ丼 810円

『鯛のごまだれ丼』は、鯛の刺身にゴマだれをかけてネギ、海苔をトッピング。卵の黄身をつぶして食べると、トロットロの食感でシズル感満点。紅しょうががアクセントになって、最後までおいしくいただきました。

 

 

たこ入りちゃんぽん

たこ入りちゃんぽん 700円

『たこ入りちゃんぽん』は、たこ、いか、えびなどの魚介と野菜が入ったちゃんぽん。名前のとおり具のなかでも、特にたこが目立っています。欲を言えば、もっと野菜がたっぷり入っているかと思いましたが、それほどでも・・・。でも、スープは、あっさりめで優しい味でした。

 

 

たこ天カレー

たこ天カレー 700円

さくさくしたたこ天をカレーの上にトッピングした『たこ天カレー』、異色のとりあわせのカレーは、辛口、甘口があったので今回は辛口を選びました。

 

 

岩城島レモンポーク丼

岩城島レモンポーク丼 810円

しまなみ海道の島々のとなりにある岩城島で、のんびりと瀬戸内の潮風と光を浴びてレモンを食べて育ったレモンポークは、甘みとコクが特徴のおいしいポークです。『岩城島レモンポーク丼』は、この岩城島レモンポークを使った丼です。ちょっと利かせたレモン味は相性もばっちり、さっぱりとした味わいで何度も食べたくなるおすすめの丼です。瀬戸田PAに立ち寄る方には、ぜひお勧めしたい一品です。

 

今回は6品の紹介をしましたが、しまなみ海道のサービスエリア、パーキングエリアにはまだまだ瀬戸内の食材を活かしたメニューがいろいろあります。機会があればまたご紹介したいと思います。

 

瀬戸田パーキングエリアは、多々羅大橋や瀬戸内海も一望できて気持ちいのいいスポットで、多々羅大橋の自転車歩行者道へ歩いて行くことも出来ます。

 

瀬戸田パーキングエリアからの眺め

瀬戸田パーキングエリア(上り)からの眺め

 

多々羅大橋への順路

多々羅大橋への順路(歩行者以外はいけません)

 

 

営業時間は平日午前8時~午後7時、土日祝日は午前8時~午後7時30分ですので、夕食で利用する際には早めに行くことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

「福は内、鬼も内」今治市菊間町「遍照院」の節分大祭

2月3日、菊間の厄除け大師「遍照院」にて催された、節分大祭に行ってきました。

遍照院は、真言宗の御開祖である弘法大師が42歳の御時(おおんとき)、四国御巡錫(ごじゅんしゃく)の折に、自らの42歳の厄除けと末代緒人(もろびと)厄除けの為に御自身の御尊像をきざみ、もってここに本尊として安置し、厄除けの秘法を残したと伝えられるお寺です。

ここの豆まきは、鬼瓦の産地ということで「福は内、鬼は外」ではなく「福は内、鬼も内」と言うそうです。

 

寺内には、たくさんの露店が出店されておりました。

 

寺内の露店

寺内の露店

 

その中にわらじを売っているのを発見。

ここでは、『お焚き上げ(厄除けわらじ)』という、草履を履いて参拝し、草履に厄をたくしてそれを脱ぐことによって厄を脱ぐという言い伝えがあり、参拝後にお焚き上げ処にて焼いて帰ることで厄を落とすことができるそうです。

 

お焚き上げ(厄除けわらじ)

お焚き上げ(厄除けわらじ)

 

お焚き上げ処

お焚き上げ処

 

まず、手水舎(てみずや)で身を清め神様に参拝し、無病息災家庭円満でありますようにと験担ぎに、厄除けのお守りと厄除け饅頭を購入しました。(厄年ではありませんが…)

 

手水舎(てみずや)

手水舎(てみずや)

 

お昼過ぎからは、特別厄除護摩大祈祷がとり行われ、寺内に太鼓の音が響き渡る中、大勢の方々が厄除祈祷を受けておられました。

 

その後、地元の還暦(61歳)の方々による、餅まき豆まきが賑やかに行われ、何度か流れていた「スリにご用心」のアナウンスのこともすっかり忘れ、久しぶりの餅まきに興奮しつつも厄除けの為にと、少しではありますが豆とお餅をどうにかゲットすることができ、夕食の恵方巻きとともに美味しくいただきました。

 

餅まき豆まきの戦果?

餅まき豆まきの戦果?

 

また、地元の42歳厄年男性による『鬼瓦みこし』が奉納されました。愛媛県伝統的特産品に指定されている菊間瓦の迫力ある巨大な鬼瓦を勇ましく担いでいる姿を見ているだけで、厄もすっかり退散できたように感じました。

なんだかいいことがありそうです♪

 

鬼瓦みこし

鬼瓦みこし

 

鬼瓦みこし

鬼瓦みこし

 

菊間瓦についてはこちらをどうぞhttp://kawara.bp-ehime.or.jp/contents/syurui.htm

 

 

 

 

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