長大橋技術センター

会議等での情報発信等

技術情報の交換

本四高速では、国内外で開催される橋梁や道路に関する会議の主催・運営メンバーとしての参画、国内外の長大橋事業者との技術協定の締結など、積極的な交流を行っています。

長大橋管理連絡会議

国内で長大橋梁を管理する各機関の管理者が定期的に一堂に会し、長大橋固有の課題や技術開発等に関する情報を交換することで、より効率的な管理に資することを目的に、1999年より年1回、本四高速の主催で開催しています。支間長が500m程度以上の長大橋(吊橋、斜張橋)を管理する12の機関で構成されています。

長大橋管理連絡会議開催状況
長大橋管理連絡会議開催状況

長大橋管理連絡会議開催状況

国際吊構造橋梁管理者会議(ICSBOC)

http://icsboa.com/

国際吊構造橋梁管理者会議(International Cable Supported Bridge Operators Conference: ICSBOC)は、国際的な長大橋管理者の間での経験により得た知識の交換、考え方や意見の共有、橋梁の効率的な維持管理の重要性の広報などを効果的に行える環境を醸成することを目的に、2~3年に1回の頻度で開催されています。本四高速は常設メンバーとしてこの会議を運営する国際吊構造橋梁管理者協会(ICSBOA)に参加しており、本会議への論文発表などでの参加、運営方針等について話し合うワークショップへの参加をしています。過去には第3回会議(2002年淡路島)、第6回会議(2008年)の主催もしています。

第6回 国際吊構造橋梁管理者会議
第6回 国際吊構造橋梁管理者会議

第6回 国際吊構造橋梁管理者会議(2008年5月、高松)

ワークショップへの参加
ワークショップへの参加
アジア地域ワークショップの主催
アジア地域ワークショップの主催

グレートベルト橋との技術協力協定

本四高速は、2018年7月30日に、デンマーク・ストアベルト社(A/S Storebælt)との間で技術協力に関する協定を締結しました。ストアベルト社は、デンマークのフュン島とシェラン島とを結ぶグレートベルト・イースト橋を含むグレートベルト・リンク(道路及び鉄道)を管理する会社です。技術協力の内容としては、有料道路、長大橋の建設、維持管理及び研究開発等の分野において、情報の交換及び人的な交流の促進を行うというものです。

協力協定調印式
協力協定調印式
技術交流会
技術交流会

技術情報の発信

本四高速では、国内外で開催される橋梁や道路に関する会議で技術論文の発表を行い、積極的な技術情報の発信を実施しています。

国内では、グループ内の本四高速技術発表会をはじめ、土木学会年次講演会、国土技術研究会、日本道路会議等への投稿・発表を実施しています。

海外では、以下のような国際会議で積極的な投稿・発表を実施しています。

  • IRF(International Road Federation、国際道路連盟)主催の会議
  • PIARC(Permanent International Association of Road Congress、世界道路協会)主催の会議
  • IABSE(International Association for Bridge and Structural Engineering、国際構造工学会)主催の会議
  • IABMAS(International Association for Bridge Maintenance and Safety、橋梁の維持管理と安全性に関する国際協会)主催の会議
  • ICSBOC(International Cable Supported Bridge Operators' Conference、国際吊構造管理者会議)
  • NYCBC(New York City Bridge Conference、ニューヨーク市橋梁会議)

一部国際会議のチェアマン等の会議スタッフを派遣するなど、技術力のアピールにも取り組んでいます。

国際会議での発表状況
国際会議での発表状況

国際会議での発表状況

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