長大橋技術センター

コンクリート保護工

コンクリートに生じるASRの劣化を抑制するための対策について、その性能の経年的な評価を行っています。

ASR対策の性能確認

ASR(アルカリシリカ反応)は、コンクリートの骨材中に含まれる反応性鉱物がコンクリート中のアルカリ性水溶液と反応して、コンクリートに異常膨張やひび割れを発生させる現象です。本四高速のコンクリート構造物にもASRを発症しているものがいくつかありますが、これらに対しては1)外部からの水の供給を遮断する、2)内部に蓄積された水分を外部に放出する、といった性能を期待し、表面保護工を施工しています。これら対策の経年的な性能の変化を評価するため、現地構造物において、コンクリート内部の含水率を計測しています。

ASRによるひび割れ(ひび割れを黒線で強調表示)
ASRによるひび割れ
(ひび割れを黒線で強調表示)
内部含水率の計測
内部含水率の計測

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