HOME > 美術館めぐり・モデルコース > モデルコース 11

コース11
兵庫県西宮市 〜 香川県丸亀市  
【移動距離】約204km / 【移動時間】約2時間40分

 西宮市大谷記念美術館  >   中津万象園・丸亀美術館

庭園も楽しめる美術館

緑あふれるなごみスポットで近代絵画や現代美術に出会える

西宮市大谷記念美術館

西宮市大谷記念美術館
ゆったりとした展示スペースと自由に散策できる庭園があり、時間を忘れて美に浸れる西宮市大谷記念美術館。実業家の故・大谷竹次郎から美術品と邸宅、土地を西宮市が譲り受けて開館したここは、日本とフランスの近代絵画を中心に、現代美術や阪神間の作家など約1200点の作品を所蔵し、館蔵品展と企画展を通してさまざまな作品に出会えます。
美術館に気軽に来てほしいとジャンルにとらわれない展示も多く、毎年開催される「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は大人気。内容にあわせて展示方法が工夫されているのも魅力です。
  施設DATA
住所 〒662-0952 兵庫県西宮市中浜町4-38
TEL 0798-33-0164
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 水曜日(祝日の場合は翌日)・展示入替期間
料金 展覧会により異なります。
その他 URL:http://otanimuseum.jp/
西宮市大谷記念美術館のイメージ写真
閑静な住宅街にある隠れ家のような 美術館。
西宮市大谷記念美術館のイメージ写真
毎年賑わう「イタリア・ボローニャ国 際絵本原画展」。
大名庭園で、世界の名画やロマンに浸る

中津万象園・丸亀美術館

中津万象園・丸亀美術館
江戸時代から続く優雅な庭園美と、世界の名画や古代ロマンに浸れる場所、それが丸亀市にある中津万象園・丸亀美術館です。
森の自然に魅せられ、農村の暮らしや風景を描いたバルビゾン派の画家たち。丸亀美術館の絵画館には、その代表であるカミーユ・コローやジャン・F・ミレー、レオン・V・デュプレなどの絵画が飾られ、心に深く染み入る詩的な描写に森の中に佇んでいるような気分になります。
そんな世界観とは異なり、ペルシア美術のロマンに浸れるのが陶器館。イラン・イラクを中心に出土した紀元前2500年頃から13世紀頃までの彩文土器や陶器、ガラス器などが展示され、動物や植物の美しい文様や装飾、鮮やかな色彩に目を奪われます。
どっぷりアートに浸った後は大名庭園を散策。丸亀2代目藩主・京極高豊の命でつくられた中津万象園は、京極家のふるさとである近江の琵琶湖をかたどった池に、近江八景をなぞらえた八つの島が配され、美しい松や橋が彩りを添えています。直径15mの大きな傘を開いたような大傘松や、江戸後期に建てられた現存最古の茶室・観潮楼など見どころいっぱいで、日本の美の粋を楽しめます。
  施設DATA
住所 〒763-0054 香川県丸亀市中津町25-1
TEL 0877-23-6326
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 水曜日
料金 庭園:大人700円、小中学生300円、絵画館:大人500円、小中学生200円
庭園+絵画館セット券:大人1200円、小中学生500円
※絵画館の特別展開催期間中は別途料金となります。
その他 URL:http://www.bansyouen.com/
中津万象園・丸亀美術館のイメージ写真
樹齢630年を超える大傘松。直径15mの大きな傘を広げた姿が美しく、これが一本の松だというのに驚かされる。日本の名松百選のひとつ。
中津万象園・丸亀美術館のイメージ写真
母屋では、日曜日だけお抹茶を楽しみながら大傘松を眺めることができる。お抹茶・お菓子500円。
中津万象園・丸亀美術館のイメージ写真
陶器館。白い小石を積み上げてつくられた建物が美しく、別世界に来たような感覚になる。
中津万象園・丸亀美術館のイメージ写真
絵画館ではバルビゾン派の絵画のほかに日本画も楽しめる。

Access

【移動距離】約204km / 【移動時間】約2時間40分
ルートマップ