因島大橋 1983年12月供用
因島大橋 | |
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形式 | 3径間2ヒンジ補剛トラス吊橋 |
橋長 | 1,270m |
支間割 | 250+770+250=1,270m |
ケーブル径 | 618mm(ラッピング含まず) |
塔高 | 145m(TP0mから) |
桁下高 | 50m(略最高高潮面より) |
上部工鋼重 | 約29,700t |
下部工コンクリート量 | 約122,000m³ |
下部工鋼重 | 約5,400t |
因島大橋は1983年に、本州四国連絡橋の最初の吊橋として完成しました。中央支間長770mは完成当時日本最長でした。ケーブル架設に世界で初めて素線数127本のプレハブストランドが採用され架設工程の短縮が図られたことや、国内では初めて吊橋に鋼床版が採用されて死荷重の軽減が図られたこと、景観への配慮など、その後の本州四国連絡橋の吊橋において標準となる技術が確立されました。因島大橋の完成は、本州四国連絡橋の吊橋が、安全性、信頼性、確実性、経済性をめざして長大化への道を歩み始めた確かな一歩となりました。