大三島橋

大三島橋 1979年5月供用

大三島
形式 単径間ソリッドリブ2ヒンジアーチ橋
橋長 328m
アーチ支間長 297m
桁下高 26m(略最高高潮面より)
上部工鋼重 約5,300t
上部工コンクリート量 約1,500m³
下部工コンクリート量 約21,000m³
下部工鋼重 約700t

大三島橋は、本州四国連絡橋の海峡部に架けられた橋としては唯一のアーチ橋です。1975年に本州四国連絡橋の中で最初の長大橋として着工し、1979年に開通しました。アーチ支間297mは完成当時日本最長でした。

大三島橋は、アーチリブと床組の交点を側タイを利用して橋台に固定し、アーチリブの水平変位を拘束して曲げ、モーメントを軽減する構造を採用しました。これにより計算上のア一チ支間は200m程度にまで短くなり、大きく経済化が図られています。

大三島橋のライトグレーの塗色、塗装や舗装の材料、施工方法などは、その後の本州四国連絡橋のパイロット的な役割を果たしました。

大三島橋 写真ギャラリー

橋梁一般図

大三島橋橋梁一般図大三島橋橋梁一般図