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2016年トピックス

2016年10月20日
本州四国連絡高速道路株式会社

「せとうち美術館ネットワーク特別講演会」及び
「せとうち美術館サミット」の開催について

(平成28年11月27日(日)開催)

せとうち美術館ネットワーク(※1)では、平成28年11月27日(日)、広島県立美術館にて「せとうち美術館ネットワーク特別講演会」を、ホテルグランヴィア広島にて「せとうち美術館サミット」(※2)を開催いたします。

当日は、(公財)かながわ国際交流財団 学術・文化交流グループ副主幹 野呂田 純一 氏と、名古屋芸術大学 名誉教授 前田 ちま子氏のお二方を講師にお招きし、美術館に関する内容で、それぞれご講演いただきます。

また、特別講演会後に、ネットワーク参加62施設の代表者及びアドバイザー(※3)である鳴門教育大学大学院 山木 朝彦教授をはじめとする学識経験者6氏が、ネットワーク事業や美術館等が日頃から取り組んでいる美術教育普及等について意見交換を行う「せとうち美術館サミット」を開催します。

特別講演会は、どなたでも聴講いただけます(参加費は無料)ので、多数のご参加をお待ちしております。

せとうち美術館ネットワーク特別講演会

開催場所 :
広島県立美術館 (広島県広島市中区上幟町2-22)
開催日時 :
平成28年11月27日(日) 13:00~15:20

プログラム

12:40
受付・開場
13:00
主催者挨拶
13:10
特別講演
(公財)かながわ国際交流財団 学術・文化交流グループ副主幹 野呂田 純一氏
『多様な〈地元〉へのリ・デザイン~美術館とアートのこれから~』
14:10
特別講演
名古屋芸術大学 名誉教授 前田 ちま子氏
『美術館教育へのアプローチ 〜ワークショップほかHands-On, VTS, AL…手法を探る〜』
15:00
質疑応答
15:20
終了

◎「特別講演会」聴講申込方法

申込者が定員に達しましたので、申し込みを締め切らせていただきました。

主催者
せとうち美術館ネットワーク
(事務局:本州四国連絡高速道路株式会社、一般財団法人本州四国連絡高速道路協会)
後 援
広島県・広島県教育委員会、広島市・広島市教育委員会

せとうち美術館サミット(定時総会)(関係者のみ約60名)

開催場所 :
ホテルグランヴィア広島 (広島県広島市南区松原町1-5)
開催日時 :
平成28年11月27日(日) 16:00~17:30

※1【「せとうち美術館ネットワーク」とは?】

瀬戸内の美術館が相互にネットワークを形成して、地域全体としてのアートの魅力を発信する組織が「せとうち美術館ネットワーク」です。ネットワークでは、「橋を渡って親子でアート鑑賞」、「子どものアート感想文」募集などを通じて、教育普及活動等も行っています。

平成20年10月の発足時に6施設でスタートしましたが、現在は62施設に拡大しました。

(平成28年10月 新規参加施設)
神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市)、神戸ゆかりの美術館(兵庫県神戸市)

せとうち美術館ネットワーク図

※2【「せとうち美術館サミット」とは?】

「せとうち美術館サミット」とは、「せとうち美術館ネットワーク」の関係者が一堂に集まり、意見交換する定時総会で、平成21年7月に第1回(於:岡山市)を開催し、それ以降毎年1回開催しています。第8回目となる今回は11月27日(日)にホテルグランヴィア広島で開催いたします。

当日は、ネットワーク参加62施設の代表者及びアドバイザーである鳴門教育大学大学院 山木 朝彦教授をはじめとする学識経験者6氏が、ネットワーク事業や美術館が日頃から取り組んでいる美術教育普及等について意見交換を行います。

※昨年の特別講演会及び美術館サミットの様子

特別講演会
(於:岡山県立美術館)
写真:特別講演会

美術館サミット
(於:ホテルグランヴィア岡山)
写真:美術館サミット

※3【せとうち美術館サミット アドバイザー】

鳴門教育大学大学院教授(美術教育学)
山木 朝彦 氏
岡山大学大学院教授(美術教育学)
赤木 里香子 氏
三重大学教育学部准教授(国語教育学)
守田 庸一 氏
文教大学国際学部専任講師(博物館・美術館教育学)
井上 由佳 氏
高知大学教授(美術教育学)
金子 宜正 氏
広島大学大学院准教授(造形芸術教育学)
三根 和浪 氏
★広島県立美術館 アクセス

  • 【お車でお越しの場合】
    山陽自動車道 広島ICより約40分
  • 【公共交通機関でお越しの場合】
    「広島駅」より約1km
  • 〔バス〕
    「広島駅」新幹線口から『ひろしまめいぷる~ぷ(循環バス)』に乗車し、「県立美術館前」下車
  • 【駐車場】
    美術館利用者のための駐車場があります。〔有料〕

【「特別講演」 講師のご紹介(講演順)

『多様な〈地元〉へのリ・デザイン~美術館とアートのこれから~』

野呂田 純一(のろた じゅんいち氏)
(公財)かながわ国際交流財団
学術・文化交流グループ副主幹

野呂田 純一 氏

【講演概要】

21世紀に入って日本の美術館は学校との連携が増えることで社会との結びつきが強くなったが、欧米の美術館のような地域の社会課題とさえ向き合う方向性とは基調が異なる。この基調の差異を生み出す、日本人の「美術館像」はどのようにして生まれたのであろうか?「美術館像」を歴史的に紐解きながら、これから各地域の個性を生かした多様な〈地元〉をつくっていくために必要な、美術館とアートに関わるささやかな提案を行いたい。

【プロフィール】

1972年秋田県に生まれる。1997年大阪大学経済学部卒業。1998年に(財)神奈川県国際交流協会に入職(現・(公財)かながわ国際交流財団)。2009年-2014年文教大学国際学部非常勤講師(科目「文化施設マネジメント」等)。2013年総合研究大学院大学(国際日本研究専攻)にて博士号取得。文化政策論/博物館・美術館学/日本近代史(美術制度史)を専門に研究。
(公財)かながわ国際交流財団にて、美術館・博物館の調査、シンポジウム等の企画・運営を担当。

【主な著書】

幕末・明治の美意識と美術政策(宮帯出版社2015年)

『美術館教育へのアプローチ ~ワークショップほかHands-On, VTS, AL…手法を探る~』

前田 ちま子(まえだ ちまこ)氏
名古屋芸術大学 名誉教授

前田 ちま子 氏

【講演概要】

美術館の教育普及活動が日本で盛んになる契機となった国外の教育手法であるワークショップ、ハンズオン、対話型鑑賞法(Visual Thinking Strategies)についてニューヨーク近代美術館の初期の多様な教育活動や米国の他の事例を紹介し、アクティブ・ラーニングにも触れながら、それぞれの基本的な構造と日本で取り入れられた背景を探る。今後美術館が他機関と連携する利点と可能性についても言及する。

【プロフィール】

武蔵野美術大学卒。東京学芸大学大学院修了。1984年から「こどもの城」の造形専門職員。社会の中の子どもの美術環境として「造形ワークショップ」を創案。素材との出会い展ほか、当時のセゾン美術館に協力しグッゲンハイム・コレクションを題材に『こども体験美術館』を開催。他に障がい者の『万人のための美術展』など多数のワークショップやインターラクティブ展示を企画実施。1991年から1993年はフルブライト研究員として米国の博物館教育を調査。成果として1995年「こどもの城開館10周年記念企画」にニューヨーク近代美術館初代教育部長ビクトル・ダミコの展覧会を開催。愛知県児童総合センターの開館記念で巡回され、アート・ティーチング・トイは2016年「あいちトリエンナーレ」で展示された。2001年から2016年3月まで名古屋芸術大学で実践的な教育手法をもとに学芸員養成と地域交流に携わった。


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